なんで私入院してるんだろう (note800回記念)

病院の喫煙所で歌って、庭をジョギングして、芝生に飛び込んで。
ハイジのような入院生活を送っている。

紫外線も最近は怖くないので、曇りの日はよく空を見てる。
ご飯もちゃんと食べれている。
(私にだけ鉄分補給用の黒ごまプリンが毎日出ます)

『何の病気で入院されてるのですか?』
って訊かれたりする。
ええっと、なんでだっけ。

精神科にはよく、謎の病気で入院してる人がいる。
『私は何で入院してるのか解らないんです』
とか、
『私は甘えてるだけだと思う。入院してる事に罪悪感あります。皆もっと大変そうなのに。』
とか。
そういうのを聞く度、いつも怖く感じてる。
「ブラックだなあ」
と思う。
自分に対してブラックなんですよ。
そういう面を私に向けられたとしたら嫌だなあと思って怖い。
皆良い人なんですけど。

家にいた時は毎日、真っ黒で真っ暗な気持ちだったけど、入院している今は気分が落ち着いてます。
どうして毎日あんな気持ちだったんだろう。
なんで私入院してるんだろう。
単なる一時的な気の迷い。気まぐれで起こした癇癪。

お母さんは毎日働いて帰ってきて、どうでも良い話をして、韓ドラ見て、それだけ。何も悪い事してない。むしろ良くやってくれてる。
幸せじゃないの。
私なに贅沢言ってんのかしら。
感謝が足りない。
辛抱も足りない。
そんなんじゃこの先幸せになんかなれないよ。

常識的で普通な考え方に呑み込まれて私が消えそう。
頭の中、常識的な人達が私にしてきた説教が充満してる。
私がどんどん弱って小さくなっていく。滅菌されてしまう。

それで、
「うわあ~!消えたくない、死にたくない!」
ってなったんだと思う。
植木鉢やトイレを破壊したんだと思う。壁に「死ね 母 嫌い 憎い」と書いたんだと思う。

破壊された最新式のトイレが
”ピッ・ピッ“
って言ってるのを聞いて、心が傷んだ。
お母さんが『理恵ちゃんどうしたの?何が不満なの?』と言ってるみたいと思った。

お母さんは私が傷付いたり苦しんでるのを見ると、理恵が可哀想とか気の毒と思う。
流せば良いのに。忘れれば良いのに。と理恵にアドバイスする。
『あれは理恵の思い違いだよ』と嘘を付く時もある。
『そういう意味じゃなかったんじゃないの?』
と、私が嫌な目にあった事を否定する。
あいつ絶対私に対して悪気あったのに。

愛なのは解ってるけど、
私にとっては物凄く嫌だった。

返って疑い深くなったり、お母さんを馬鹿にするようになっていった。
私達の間に信頼関係なんてなかったんです。
私の中でお母さんは私の味方ではなくなっていたようです。
お母さんはあちら側の人なんです。


常識的な考え方に消毒されたくない。
私の声を大きくしたい。
私の声を消したくない。
安心感が欲しい。

「私は消えない。」
その安心と信頼があれば、雑菌みたいな雑音が雑念が頭の中に充満してても、
雑魚の声だと思って聞き流せる。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
5
ライター・LGBT。minneで作品販売中。 一番カッコ良い悲劇のヒロイン・孤独のヒーローは私です。 普通の薬じゃ効かない人へ。 嫌いなら読まないで。 苦情は受け付けません。 ブログは路上ライブです。投げ銭下さい。 毎日Facebookにて活動状況報告してます。

こちらでもピックアップされています

精神科日記
精神科日記
  • 179本

二十歳の時から精神科にはがっつりお世話になってましたが 40歳の時に転院。 転院先の病院にも少し通いましたが 精神科自体が大嫌いになりました。 20歳。1回目の入院。2ヶ月。 21歳。2回目の入院。2ヶ月。 39歳。3回目の入院。1ヶ月。 40歳。転院先で4回目の入院。4ヶ月。 41歳。4回目とは違う救急精神科。1ヶ月半。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。