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休職297日目 寄せては返す波のようにいつでもゆらゆら揺れている

日付が変わって昨日は、大学病院から診断書が出来上がったと連絡が来たので、取りに行ってきた。2週間どころか、1日しか経っていない。早まったのはありがたいことだけれど、一体どういうシステムになっているのだろう。
薬局からも連絡があり、取り寄せる予定の薬の在庫が他店にも無かった、こちらのミスだった、申し訳ありません、と言われた。やれやれ、と思ったけれど、文句を言っても薬が手に入るわけではない。
結局、薬局を4軒まわってようやく薬を入手することが出来た。コロナのせいで咳止め薬の在庫の供給が不安定というのは本当のようだ。
世間ではコロナの騒動はすっかり終息したような雰囲気だけれど、ニュースに流れないだけで、何も終わっていないんだな、と思った。

夕方、家事を終わらせた後、気分が悪くなってきてしまい、3時間くらい仮眠した。
Spotifyで音楽を流しっぱなしにしていたので、目を覚ましたら稲葉浩志の「波」が流れていた。もう何度聴いたか分からないけれど、何年か経って「波」を聴いた時、休職中のことを思い出すのだろうか。良い思い出になっていれば幸いだけれど。あるいは、俺の友達や家族が何年後かに「波」を聴いて、あの頃の彼はまだ生きていたよね、とか思い出に浸ったりするかもしれない。先のことは分からない。

ひなたの猫たち

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