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旅をアートする。【Social Design Camp】

コロナ前、スタディツアーをプロデュースしたかった。

カンボジアまで来てもらい、デザインやアートを学ぶ、SocialCompassの活動を一緒に行うスタディツアー。

そして実際、2019年にテスト的に募集して、実際に開催してみた。

ソーシャルデザインキャンプと銘打って、

・デザイン思考のワークショップ
・現地のIT系の大学(Kirirom工科大学)の視察、学生との交流
・ソーシャルビジネスをやっている方との交流
・デザインやアニメーション制作の講習
・実際にVR動画を現地の学生(弊社インターン)と一緒に制作
・そして、現地の孤児院でプラネタリウムを設営して、上映会

かなり盛りだくさんの内容を、二週間でこなすという体験型スタディツアーとなった。

こちらが参加者とカンボジア人の学生が共同で作った360度動画。
スライドすると色々な方向が見ることができます。

しかし、参加者は1名。
正直、集客に悩まされた。

大々的に宣伝をしなかったといえ、まさに『残念しっぱい雑記』案件だ。

とはいえ、参加してくれた学生は満足してくれたようで、カリキュラムも定まる。2回目の開催に向けて準備を進める。

1回目に記録した動画でプロモーションビデオも制作。
実際に日本帰国時には、たくさんの大学や学校を訪問する。

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1回目に記録した動画でプロモーションビデオも制作。
実際に日本帰国時には、たくさんの大学や学校を訪問する。

慣れない営業活動を行なっていた。

長い目で見れば、少し手応えも感じてはいた。

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しかし、時代はコロナ禍へ。。。。

とても、スタディツアーなんてやっていられるご時世ではなくなってしまった。

このスタディツアー事業に大きく投資していなかったので、損害も少なく、考えようによってはツイいたのかもしれない。

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仕方がないので、同じコンセプトでオンラインセミナーにもしてみた。
カンボジアに来ることができないので、オンライン上でデザインやアートを学ぶのだ。

しかし、やはりちょっとモノ足りない。。。

旅をアートしたいのだ。

私は、学生時代に旅するように生きていけたらと思った。
その旅、そのものをデザインできないだろうか?

舞台やミュージカルの公演のように、旅することにストーリーやコンセプトがあるのだ。

そんなことを学生時代から、思っていた。そんなことを熱く話すと、理解されなくて、不思議な顔をよくされたものだ。

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ところが、時代は大きく変わってしまった。
来年あたりには、また再び飛行機に乗ることができるようになるだろう。

しかし、単なる観光は流行らないのではないだろ。

オンラインで海外とも簡単にコミュニケーションできるようになったり、動画で海外の様子も簡単にわかるようになってしまった。

旅をする意味が深く問われる時代になるのではないだろうか?

それがどんなものになるのか、まだ具体的にはイメージできてはいない。
日本からの参加者と、途上国だからできる何かをいっしょに作り上げる旅をしてみたい。

そろそろ、真剣に考えてみようか。



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