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SDGs絵本16『飢餓と戦う世界遺産!?』

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SDGs 目標2 飢餓をゼロと世界遺産のキャラクター。

飢餓のキャラクターをイメージしたときに、パッと頭に浮かんだのが空腹のハイエナだった。ライオンキングの小悪党の印象もあるのかもしれない。他の動物が仕留めた餌を横取りするちょっと悪いイメージ。

そんなハイエナのキャラクターを描いてみる。

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ハイエナと世界遺産の繋がりを探してみると、エチオピアにある世界遺産・歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル には長い伝統としてハイエナへの餌付けも行われているらしい。

まさか、ハイエナと世界遺産が繋がるとは思わなかった。

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しかし、この小悪党のイメージもイマイチだが、空腹のイメージをキャラクター化するのに抵抗を感じた。

もう少し飢餓解決のための前向きなイメージを、キャラクター化することができないだろうか。

SDGs 目標1 貧困をなくそう目標2 飢餓をゼロは、17項目の中でも特にネガティブなイメージの目標だ。貧困や飢餓をイメージのキャラクターにされた国や世界遺産も、あまり良い気分にはならないかもしれない。

だからキャラクター作りは慎重に進めたい。

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元々のキャラクターデザインは、そのまま『ご飯』のイメージだ。

ユネスコには建築物など有形文化財を対象とした世界遺産とは別に、形がない無形文化財を保護対象にした無形文化遺産がある。

2013年そんな無形文化遺産に、日本の『和食』も選ばれている。いっそのこと、和食のキャラクターにしようかとも考えてみた。

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しかし、できるのであれば世界遺産の中から選びたい。
そこで、コメや野菜を作る農場そのものが世界遺産になっている場所を探してみる。農場が増えれば飢餓もゼロになるだろう。

そこで見つかったのが、フィリピンのコルディリェーラの棚田群だ。

フィリピンのルソン島北部の中央山岳地帯の主に東斜面に広がっている棚田地帯。棚田の規模としては、世界最大ともいわれている。
棚田のキャラクターが良さそうだ

しかし、そんなコルディリェーラの棚田群の規模には敵わないが、エチオピアにも棚田郡が存在する

コンソの文化的景観だ。

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エチオピアで過去に幾度も大規模な飢餓が発生している。アフリカ=飢餓のテレオタイプのイメージは間違っていないのだ。

エチオピア大飢饉
1540年から1742年に至るまで、少なくとも10回の大飢饉が発生した。
1888年から1892年までに起きた「Great Ethiopian Famine」では国民の3分の1が餓死したという。
1972年から1973年にかけて発生し約1万人が餓死した。
1984年から1985年にかけて発生し約100万人が餓死した。

そんなエチオピアの中で、コンソ地区は資源の限られた自然環境の中で外敵の脅威などに備えつつ、最大限の農業生産性を上げようとして、さまざまな工夫を凝らして独特の文化様式を育んでいる。

まさに飢餓の最前線で、農業で戦う世界遺産だ。

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そんなエチオピアコンソのキャラクターが、段々畑のスカートを履いたマダム・コンソだ。コンソには伝統的な『ワーガ』をいう祖先神をかたどった木彫がある。そのワーガのでサインも参考にさせてもらった。

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エチオピアの公用語アムハラ語で、ありがとうは『アムセグナッロフ(አመሰግናለው)』だ。

マダム・コンソの農業は、エチオピアの大飢饉と戦っても負けることはないだろう。空腹のハイエナのキャラクターも悪くなかったが、飢餓とポジティブに戦うマダム・コンソはまさにSDGsにもってこいだ。

そんなマダム・コンソの活躍の考えを巡らすだけで、ワクワクだ。


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