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SDGs×世界遺産 絵本プロジェクト

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息子用プレゼントとして、『ありがとう』をコンセプトにSDGs×世界遺産のキャラクター絵本を作るプロジェクト。
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#世界遺産

【大幅刷新!】HeriKidsありがとうえほんVr3.0

『ありがとうえほん』の重版が決定! 今週末にシェムリアップで行われるアートワークショップで、500部印刷した絵本の在庫もなくなる予定。 そこで、内容も一新して重版することにしまいた! 3歳の息子に向けた絵本ということもあり、内容が少し抽象的だった前バージョン。全部ひらがな表記も辞め、漢字を使うことにしました。(振り仮名表記あり) そして対象年齢も、3歳から6歳向けに引き上げ。 かなりわかりやすい文章になったと思います。 キャラクターの名前も一部変更(SDGs02マダ

カンボジアで絵本を配ろう!!

カンダール州にあるBOKU小学校で、『SDGs×世界遺産のありがとう絵本ありがとう絵本』を103冊配布した。 3歳の息子の誕生日のために作った絵本。 ペラペラの紙に印刷したら、息子の日奈太は、さほど喜ばなかったので、ちゃんとハードカバーで印刷した。 そうなると、もう大変・・・最低印刷ロットが500部。 もう、これは出版だ。 一応、カンボジアの出版コードも取得して、プノンペンのAEON MALL2号店で出版記念トークショーも行った。 出版とはいえ、カンボジアで本を売

ウクライナ支援型NFTが売れた.【感謝感激】追記あり

NFTアートが売れた!! ウクライナ支援用に、急遽作成したウクライナの世界遺産・聖ソフィア大聖堂の『St.ソフィー』。 NFTを作っても、購入者がいなければ意味がない。 そう思いながら、昨日は一日寝ていた。 しかし、売れたのだ。 『St.ソフィー』をお迎えしてくれた方がいたのだ。 本当に感謝しかない。 ウクライナでありがとうは、Дякую(ヂャークユ)だ。 さて、このNFTのコンセプトは、ウクライナ支援。 ひとつ目は『ウクライナについて興味を持ってもらいたい』とい

ウクライナ世界遺産・聖ソフィア大聖堂をNFT化してみた【NFT×ウクライナ】

NFTをリストした。 ウクライナの世界遺産・聖ソフィア大聖堂の『St.ソフィー』。 SDGsのゴール16『平和と公正をすべての人に』を司るHeriKidsだ。 2022年2月24日。 ロシアがウクライナに侵攻した。 首都キエフでは爆発音も聞こえるらしい。 ウクライナの11空港を含む74の地上施設を破壊され、状況はかなり深刻な様子が窺える。 しかし、私には何もできない。 当然、『戦争反対』や『世界平和』なんて言っても、焼石に水。 勝手に悲しさと無力感で、いっぱいの気持

出版支援NFT『World HeriKidsコレクション』

ワッティーと世界遺産のキャラクター『World HeriKids』のNFTをOpenseaでリリースをした。 https://opensea.io/collection/herikids このNFTに購入した際の売上は、『ありがとう絵本』の印刷や制作、そしてカンボジアの子どもたちへの配布する費用に使われる。 いわゆる、カンボジアの子どもたちへ絵本配布支援NFTだ。 しかしNFTを発行に合わせて、プロモーションをしなければならない。 NFTを販売開始したところで、誰も

残念しっぱい雑記『誤字脱字』

やってしまった。。。 やっぱり、やっちまった。。。 やると思っていたんだ。 私は、『誤字脱字』が多い。 デザインの仕事をしていてもイージーミスが多いし、遡れば学生時代・・・テストの見直しができずに、簡単な書き損じで点数を取りこぼしてしまうことが多かった。 良くいえば、おっちょこちょい。 悪くいえば、雑な人。 もう病気なんじゃないか、と自分では思っている。 思い返さないようにしてしているが、重大なミスは今までの人生でも多々あった。 治したいけれど、治らない。 私の

【SDGs×WORLD HERITAGES】ありがとう絵本Vr2.0を全ページ限定無料公開!!

いよいよ、明日に迫った出版記念トークショー。 それに先駆けて、『ありがとう』絵本の中身を限定無料公開します! ぜひ、息子に送った日本語版Ver1.0と、比較してみてください。 2022年1月14日〜31日まで無料、それ以降は有料にさせて頂いて第二刷の印刷費に回せたらと思います。

有料
1,200

『買えない絵本』カンボジアで出版!

カンボジアで絵本を出版する!とは言っても、売るつもりはない。 全てプレゼント。 全て子どもたちに配ってしまおうと思う。 とりあえず、500部。 お金を払っても、買えない絵本。 欲しい人には(できるだけ)あげちゃう絵本。 それを『出版』と言えるのかは謎だけど、絵本を『出版』する。 とはいえそんな『出版』を記念して、今週15日(土)プノンペンのイオンモール2号店で出版記念トークショーを行うことになった。 会場にお越し頂いた方、先着100名様に今回出版する『ありがとう絵本

速報!絵本の試作版が完成!

2022年、カンボジアで絵本作家デビューを目指している中村英誉です。 作家名は、hidehomare。 英語・日本語・クメール語の3カ国の絵本を制作し、今プノンペンのローカル印刷屋に初版500刷をオーダーしている。 そのテスト版が完成して、手元に届いた! ハードカバー。 まさに絵本。 本物の絵本だ。 感涙物だ。 ページをめくると、紙質も申し分ない。 カンボジアの印刷屋だからといって、チープなものではなさそうだ。 しかし、このテスト版の受け取りは、元々昨年2

カンボジアの『印刷』事情

2012年、カンボジアに来たばかりの頃、名刺やリーフレットなどのデザインを請け負っていた。 そうなると、『印刷』が必要である。 通訳だったJessyAnといっしょに、色々な印刷屋を回った。 これが本当に大変・・・。 例えば、印刷された名刺を受け取ると、文字が異様に大きくなっている。。。 明らかに、自分がデザインした名刺と違うのである。 問いただすと、「字が小さかったので、大きくしてあげた。」 勝手にデザインを改竄をするのだ。 まさに、ありがた迷惑。 悪気があってやっ

SDGs絵本22『リベンジ決意とクメール語版』

息子の誕生日に合わせて絵本を作った。なんとかギリギリに完成させて、印刷したものを息子に渡した。 喜んだ様子で、お気に入りの棚に仕舞われる。随分と気に入ってくれたんだな、と最初は思っていたが、ちょっと怪しい。 誕生日から半月が経った。 お気に入りの棚に入ったまま、出てくる様子はない。読み聞かせをしようと思い、棚から取り出してもってくる。 すると、息子にめちゃくちゃ怒られる。 勝手に持ち出すな、と。ある意味大切にしてくれてはいるようなのだが、読んではいない。。。 代わ

SDGs絵本21『ありがとう絵本全ページ無料公開!』

SDGs絵本20『富士山は地球とつながっている』

SDGs×世界遺産のキャラクター作りもいよいよ最後のひとつ。SDGs目標15 陸の豊かさを守ろう だ。 地球の陸地面積の30%以上を占める約40億ヘクタールの森林が、毎年1,300万ヘクタールも失われていることで様々な問題が起こっている。 それはつまり、毎年東京都59個分の森林が失われていることになる。 元々のSDGs目標15 陸の豊かさを守ろう のキャラクターは、手が『木』になっているということでカンボジアのアンコールワットのキャラクター・ワッティーを配置していた。

SDGs絵本19『貧困をデザインする』

SDGs 目標1 貧困をなくそう の元々のキャラクターはネズミの家族だった。貧困のイメージをドブネズミに投影したのだ。ネズミになら貧困のイメージを投影して文句も出てこないだろう。 しかし、このSDGsの目標と世界遺産を組み合わせのキャラクターはそうはいかない。なぜなら、貧困はネガティブワードだからだ。世界遺産と貧困のイメージを組み合わせて良いものだろうか? ステレオタイプの貧困国というとアフリカ。最初はアフリカの世界遺産も考えたが、気が進まない。 昨今のアフリカのイ