サッカー講習会を受けてきて

表題の通り、FAの主催する講習会を受講してきました。
サッカーの学習はもちろんですが、リフレッシュポイントの獲得も兼ねてです。
今回の講習会では大きく2点のお話がありました。その中での自分の学びをまとめておきました。

①各都道府県の指針
この地域で育ち、日本や世界で活躍するための環境整備であったり
サッカーの本質を追求することが挙げられていました。
特に4局面(攻撃、守備、攻撃から守備、守備から攻撃)をシームレスに(切れ目なく)出来る選手の育成を目指すとの言葉もありました。
また、より強調されていたのが各カテゴリーにおいて
「積極的にボールを奪いにいく」
やはり強度の高くなってきた現代サッカーでは、遠藤航選手のようにボールを奪える選手が求められているのだろうと感じました。
失敗してもいいので自チームの選手にもボールを奪いにいく姿勢は身につけさせないといけませんね。

②あるチームの分析、振り返り
あるチームの振り返りですが、ゴールシーンを分析するとクロスからの得点が多いことがわかったそうです。
その得点率をさらに上げるために
クロス攻撃の質では
→フィニッシュトライアングルの意識(ニアポスト、ファーポスト、PKスポット)
→それに加えてリバウンドポジション(PA角)
→セカンドボールの回収や攻撃に厚みが出る

また、クロス攻撃の中でも浮き球のワンタッチシュートでの得点が多いことや
どのエリアからのクロスによる得点が多いかを分析すると
ポケット(PA内深い位置の角)からのクロスによる得点が多く出ていました。
→ニアが入ることでDFのファーストラインが下がり、マイナスが空く
→ファーのボールは浮き球
→クロスボールのコースがない時はシュート性の速いボール(クリアミスなどでOGを誘う)
やはり深い位置まで切り込めることにより、DFラインの目線が切れやすく、またゴールも近いのでシュートミスも得点に繋がることが多いのでしょう。

③まとめ
言葉にすること、文字に起こして理解することは、サッカーだけでなくどの分野においても理解を深める上では重要です。
よく勉強においても人に教えられるようになったら1人前というように、理解できたからこそ教えられるのだと思います。
わかったつもりかもしれないけれど、言語化して説明することができるまで落とし込むことが、自分のものになったという感覚だと思います。サッカーに対してそこまでの理解をしていなかった自分だからこそ、このように文字に起こすことで改めて理解していくことに繋がっていると実感します。
当たり前のことかもしれませんが、より良い選手・指導者になるためには
「常に学び続けること」が大事だということを再確認しました。


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