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CBに必要な技術 Necessary skills for CB


今私が好きな選手はラポルテです。本当に良い選手。

攻撃の起点。理想的な左利きのCBです。2019シーズンも追いかけたい選手の一人でしたが…

無事手術も成功したようなので、一安心ですが、プレーが見れないのは残念。

早く復帰してほしいなと思います。早期復帰を願いつつ…

プレミアリーグ開幕戦マンチェスターシティvs ボーンマス戦で見せた、7つのシーンを振り返っていきたいと思います。

◾️Scene 1 《やらかいボール》

相手の2列目を越えて、足元へ落ちるボール。2列目へのプレッシャーが高く、3列目の前にスペースがある時に有効です。

◾️Scene2《左構えで中をのぞいて右足で外へ》

ボールがフリーな状況で中を覗き、相手が中に釘付けにされている状態の時に右足で左SBへパス。このプレーで左SBは時間を与えられ、一瞬の余裕ができる。欲をいえば、左足のアウトサイドで正確にプレー出来るなら、その方がより時間を作り出せる。ただ、アウトサイドの正確性を疑う指導者が多いので、今のところ右のインサイドパスの正確性を利用する方が指導者ウケがいい気がする。私の理想はロベルトカルロス。アウトサイドでプレーしていたのは、彼が印象深い。ワンステップで逆サイドまで蹴れる前提があるからアウトサイドがかなり有効だった。

◾️Scene3《ワンステップでバックパス》

前を覗いていることで、相手を中央に釘付け。だいたい普通の選手はこの後、選択肢がないと、左足のインサイドでボールを内側(右に)少しずらして、蹴りやすくしてからバックパスをする。しかし、それだと、この瞬間に相手DFに守備のスタートを切られてバックパスも狙われてします。しかし、LAPORTEはボールに触れず、体の向きを変えてバックパスをしている。この技術本当に必要。CBに限らずだけど。

◾️Scene4《CFへのパス》

縦方向にボールを入れるパスは目線を入れているいと狙われやすい。相手DFが避ける仕草をしていますが、おそらくこのパスコースではない奥を見ていたのではないかなと思います。たくさんの選択肢があるボールの持ち方、ボールの置き方で2mくらいの隙間を通すキックの技術、もちろんアグエロのポジショニングも素晴らしいのですが、キックの技術が高いです。

◾️Scene5 《ロングボール:相手背後にランニングする相手へ》

適度な滞空時間があり、且つ相手に奪われないポイントへのロングパス。受ける方も技術高いですが、このボールを蹴られると相手としてはさらにボールへのプレッシャーが難しくなる。んー、素晴らしい!

◾️Scene6《運んで奥の選手CFへ》

Scene4に近いですが、かなり外に体を開き、手前の選手かと思いきや、奥のアグエロへインサイドキックでスピードボールを正確に通す。センターバックがここまで深い位置に入ってきた時にここへ通すのは勇気がいるんですよね。途中で引っかかったらカウンター食らう気がしちゃうし。トレーニングされて、チームとしてもここに通していく意図を感じます。

◾️Scene7 《運んで低い弾道で仲間の足元へロングボール》

これ以上高いボールだと相手ディフェンスのスライド(横にずれる)を許してボールを受けた選手がプレッシャーを感じてしまうのですが、低く早いボールが出たことで、攻撃側は優位に立てています。すごいキックです。


以上

今回はCB LAPORTE ラポルテの凄さについて書いてみました。

ロングボールは難しい技術ですが、それ以外は案外簡単に出来ると思いますよ。小学生にも見習ってほしい技術です。

ということで、ただただ私がプロフェッショナルを感じるプレーを取り出して書いてみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

乱文ですみません





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