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言葉の恐ろしさ

皆さんこんにちわ。鷲塚登生です。

コロナウイルスの影響で私たちの生活に規制がかかってもうすぐ2ヶ月が経ちます。皆さんはどうお過ごしでしょうか??

日本も感染者が徐々に減り日常が戻ろうとしている矢先にあってはならない悲しい出来事が起きました。

若者の間で人気の番組テラスハウスに出演していた22歳の女性がネット上での誹謗中傷により自ら命を絶ってしまったというニュースです。

私自身、テラスハウスのファンであり毎週楽しみにしながら拝見していました。

彼女も僕を含め皆さんが見ていた先週の番組にも出演していました。

その彼女が先日亡くなったのです。

皆さんはどう思いまいしたか??

私は衝撃的なあまり言葉を失いました。私はこの事実を受け止めもう一度、言葉の持つ意味について考えないといけないのではないかと思いこの記事を書いています。皆さんにも一緒に考えてもらいたいです。

影響力のある人やたくさんの人から注目を集める人は一般人に比べると色々な意見を言われます。もちろんその人を応援するポジティブな意見もあれば時には失敗を悪く言うネガティブな意見もあります。

それは当たり前なことであり10人いれば10人違う意見を持っています。

しかし、ネット上だからといってなんでも好きなことを言っていい訳ではありません。もちろん今の世の中、ネットが発展しとても便利になっています。

自分の気持ちを面と向かって伝えなくてもネットを介して匿名で言う事ができてしまいます。その積み重ねが今回の出来事なのです。

彼女はとても明るく正直者であり一生懸命な人でした。

もちろんその性格ゆえに番組内でもメンバーとぶつかってしまうこともありました。しかし、いつも彼女は正直だったと僕は思っています。

そんな彼女を番組で見た人が匿名で彼女のSNSでの呟きに対して酷い言葉遣いの意見であったり決して口にしてはいけない暴言が数えきれないくらい書き込まれていました。彼女に対して暴言をSNS上で書き込んだ人に僕は問いたいです。

もしあなたが同じことをされたらどう思いますか??

嬉しい気持ちになる人なんていないと思います。SNSは自由に発言ができる場です。しかし、前向きな呟きに対して顔もわからない人たちから匿名で暴言を書き込まれたらあなたはどう思いますか??鳴り止まない携帯のバイブ音。

応援してくれるポジティブな意見だったら嬉しいでしょう。

だけど、携帯を開けば自分のことを悪く言う書き込みを目にしていたらどんどん辛くなります。

もし彼女がテラスハウスに出ていなかったらこんなことになっていなかったかもしれません。しかし、出演を決めたのは彼女自身でありテレビに映るということはその分たくさんの人に見られるということです。もちろん彼女もたくさんの意見をもらうのは覚悟の上で出演を決めたと思います。他にも女子プロレスをもっと広めたいという思いや、素直に恋愛がしたいという気持ち。簡単な決断ではなかったと思います。

そしてもう一つ暴言を書き込んだ人たちに問いたい事があります。

彼女があなたに何か嫌なことをしましたか??

してないと思います。番組内で起きたことに対しての感想を視聴者として乱暴に述べただけです。女子プロレスラーだから何を言っても良いと思いましたか??

大間違いです。

彼女も1人の人間なんです。どんなに強い人間でもあんなにたくさんの悪口を言われたら耐えられません。彼女も相当我慢したと思います。苦しんだと思います。

何回も葛藤したと思います。どーすればいいんだろうと。

その結果、彼女は死を選んでしまったのです。

彼女に対して暴言を書き込んだ人たちが彼女を死に追い込んだんです。

殺したんです。

忘れないでください。誹謗中傷をしたり、いじめをしたりする人は自分がしたことなんてすぐ忘れるんです。

でも、被害者の傷は一生癒えないし一生忘れないんです。

このことを決して忘れないでください。

あなたのその一言でその言動一つで傷付く人がいるんです。

自分の発言に責任を持ってください。

あの時、こーしとけばじゃ遅いんです。

もう二度とこのような事が起きない事を祈っています。

ご冥福をお祈りいたします。