ティール組織勉強会 第Ⅱ部 第2章 自主経営/組織構造~組織図も、職務記述書も、肩書きもない(P151)
<著書 要約>
順応型と達成型組織には組織図がある。
肩書きと職務の内容が記載され、それを見ればその職務から何を期待されているかが分かる。
進化型組織ではその前提がくつがえる。
自分の仕事は、興味や才能、組織のニーズに基づいて自ら選んだ様々な役割と責任によって決まっていく。
進化型組織では、社員は仕事の負荷と自分の好みに従って役割を頻繁に取り換えたり取り引きしたりする。
進化型組織の視点からすると、役職はエゴにとっての蜜のようなものだ。
あまりにおいしくて夢中になるのだが、結局は健康を害してしまう。
ほとんどの進化型組織には役職がない。
役職がないということは、全員が平等で全員が同じ仕事をする、ということを意味しない。
組織図がないことで、誰が何を担当しているとは限らない。
そこで、多くの組織はだれが今何を担当しているかを示す記録をつけている。
自主経営組織では、重要な意志決定を行い、新たな取り組みを始めたり、成果が出ずに何らかの行動が必要になってリーダーシップを引き継ぐ必要がある場合には、誰もが「トップ」という帽子をかぶることができる。
◆◆スタッフHさんの感想◆◆
今、私もハイパーサーミアのスタッフ研修を行っていますが、教える側としては興味があってやりたいと思っている人に教えたいし、この職種だから覚えなきゃいけないというノルマみたいにはしたくないなと考えます。
なので、私から「やってみませんか?」と持ちかける事はあっても、「やりなさい」とは言わないようにしています。
もちろん、やれる業務が一人に集中することはその人がいなくなったときに組織としてリスクになるので、業務分担はリスク回避に繋がると思います。
どうしたら「やってみたいな」「面白そうだな」と思ってもらえるか、ずっと考えていますが、とりあえず今は自分自身が楽しんでやっている所を見てもらえば、その内どうにかなるだろうと思っています。
◆◆加藤院長 コメント◆◆
患者さんが増えてきて効果が実感出てくると やはりやりがいを感じるようになる気はします。
今日のハイパーサーミアからのビタミン点滴はとても新たな発見でした。全身状態が良い場合は 併用すると効果がしっかりでそうなてごたえですね。
◆◆スタッフSさんの感想◆◆
決められたからやるのではなく、やりたいからやるという自主性がないと目標も目的も何となくぼんやりして良い結果には結び付かないと思うので、やってみたいという気持ちが重要だと思いました。
◆◆スタッフYさんの感想◆◆
与えられた仕事よりも、自ら行う仕事は、やる気も結果も違ってくるように思います。
主体的に取り組みたいです。
◆◆スタッフKさんの感想◆◆
人が「面白そうだな」「やってみたいな」と思って取り組んでいると言う、ただそれだけでどう言うものなんだろう、ととても興味が湧きます。
それがさらに芯を持ってやられていることであれば尚更です。
新たに取り組む側も興味を持って、どんどん深く質問や理解を掘り下げたり、コミュニケーションをとっていけたらと思いました。
◆◆スタッフHさんの感想◆◆
なにごとも、やってみなくてはわからないことがたくさんあると思いました。
最初はやりたくないなと思っていても、やってみると面白い、興味が出たということはたくさんあると思いますので、否定から入ってしまったとしても、思い込まず進みたいなと思いました。
◆◆スタッフMさんの感想◆◆
当院では、色んな職務の提案が入ってくる事があります。
それに対してどんな感覚をもち、どう受けとるかでまったくちがう色に見える事を経験します。
主体性をもち、自分がイキイキと楽しんで貢献できる事を創造するスペースがあると感じます。
◆◆スタッフNさんの感想◆◆
目の前に新たに取り組むべき事があれば好奇心を持って取り組みたいと思います。
ハイパーなど、たとえそれが自分が直接関わる事でなかったとしても、その仕組みを知ることはとても興味深いですし、リハスタッフとしてその患者さんと関わることが少しでもある場合に活かされる事が多いのではないかと思っています。
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