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ティール組織勉強会         第Ⅱ部 第2章 自主経営/組織構造~ボランティアによるタスクフォース(P149)

<著書 要約>

 AESはビュートゾルフ、FAVI、サンとほとんど同じやり方で運営されていたが、臨時あるいは常設のタスクフォースは他より多く利用していた。
4万人の大所帯が世界中に散らばっているため、アーリントンの本社の約100人では動いていかないこともある。
 そこで就業時間の約80%を自分の業務に当て、20%を社内で動いているタスクフォースのどれか(複数可)のために使えるよう残しておく「80/20ルール」にたどり着いた。

 固定されたスタッフだけでなく、あらゆるバックグラウンドを持った人々が給与の決定から企業価値など多種多様なテーマで設置されたタスクフォースに関わり学びあっていた。

ティール組織(フレデリック・ラルー著)

◆◆スタッフBさんの感想◆◆

 タイトルのボランティアとは日本において自分がイメージしてきた「強要されることの多い無償の奉仕活動」とは大きく異なり、従業員たちが「就業時間中に本業以外に関わりながら互いに学んだり新しいことに気付いたりできる活動」の場であった。
 それが実に4万人規模の組織で機能することにあらためて驚いた。
またいくつになっても自分次第でのびしろは増やせるのではないかと思った。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 他部署のことを知ることで、他部署のスタッフの動きの意図が分かるようになるし、分からないからこそ固定概念にとらわれない意見が言えるのではないかと思います。
 例えば看護師が一見手が空いているように見えてリハスタッフにアナムネを依頼することがありますが、看護師がその意図を伝えつづけていく必要があるし、看護師もリハで患者さんに伝えている指もみ肩回しを通した、自身の体に向き合うと言うことは、当院の方向性の核となる部分だと思うので、看護師サイドも自分自身も含めどのように伝えていけば、患者さんに伝わるのか考えていくといいのかなと感じました。

◆◆加藤院長 コメント◆◆

 ありがとうございます、おっしゃるように人間いくつになっても 伸びしろをふやしていきたいですね
いつもありがとうございます。

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 人はほんとうにいくつになっても成長できる、と知ることができました。自分自身も少しでも去年より成長できるように日々過ごしていきます。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 学ぶ事が楽しいと思えるように、色んなことに興味を持ってみたいと思いました。

◆◆スタッフMさんの感想◆◆

 私は10年ちかく1人鍼灸院をやって来ました。
いつだって、なんだって100%自分でやるしかありません。
20%のタスクフォースを互いに与える。
これは組織でしか出来ない素晴らしい事です。
互いを信頼し、互いを知り、よい組織を築けるよう、考えさせられる言葉でした。
ありがとうございます。

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