8チョイスロストディケイド(2/3)
各カード紹介
・レベル0
このデッキはレベル1に上がり黄色アイテムを毎ターン貼り続けることを狙っているので、ダメージを受けれて準備の出来るオカケンは優秀なカードとなります。
アタック時テキストもデッキ枚数の調整に長けている構築上、無駄のない組み合わせです。レベル0で確実にテキストを使いたいので4投。
アイテムをキャラに変換してくれるカード。アタック時トップルックも使いやすく、パワーカードとは言えませんがこのテキストがRで刷られるのに2020年を感じます。
目を引くのが採用枚数である4枚だと思います。ロストディケイドのアイテム採用構築ではどうしてもイベントに枠を取られてしまい、レベル0全体の枚数が少なくなりがちです。その少ない枠でアタッカーとシステムの枚数をどうしようと悩んだとき、アタッカーとシステムを兼ねてしまえばいいと考えた結果の4投となります。
このカードは何枚だ!という固定概念があると、このような発見は気付きにくくなってしまうので、デッキの特性等を考えて思い切ってみるのも面白いかもしれません。
単レスト集中。手札の質は次に挙げるカードの「オフィーリア」が高めてくれるので、山削りとしての役割が大きくなります。
このカードの注目すべき点はクライマックスをトリガーしたときにおこるパワー+1000です。テキスト自体はよくあるもので運によるところもありますが、カウンター圏外で殴れるようになったり、パワー500負けを捲りにいけるようになるといったものですが、このデッキにおいてはもう一つの見方があります。
黄色アイテムでソウルを上げることができるので、パワーが足りていないときはサイドアタックをして返しの被打点を抑えることが1試合で何回かあります。このとき、パワー+1000のおかげで相手キャラを抜けるときはフロントアタックとなるので、ソウルを増やすことができます。なので、このデッキでのテキストはパワー+1000かソウルを上げるとみることができるわけです。
サイドアタックが常に選択肢として入っているこのデッキならではの強みといえるので、後列に1枠置きたいことから3投。
このデッキの基盤といえるカード。テキストは初出で、簡単にいってしまうと後払いオンステシリカです。
シリカの強さはみなさんご存じかと思いますので、今回はオフィーリアならではの強みを紹介します。それは次の2点となります。
・コストが後払いであること
自キャラを指定する必要がなく、前のキャラのどちらかがリバースさせればよいのでテキストの発動自体はオンステよりも容易です。また、1ターンに1度と書かれていないので、どちらも踏める場合は相手のダメージをみてから選択もできるという強みがあります。
リフレッシュの直前でテキストを発動できれば単純に1枚の圧縮となり、初風にも引っかからないという点もあります。
回収タイミングの都合上、助太刀を目的とした使用には使えないことと、相手ターン中に風をトリガーされたときに回収できなくなるという弱みもあります。ですが、助太刀を使わない構築なら関係ありませんし、今の環境では風トリガー自体をあまり見ないので気にすることはないと思います。
・オフィーリア自身も手札に戻ってくること
これ以降使うことがないとき、集中2面やレベル応援を配置する際に前列に出す無駄なく処理をすることができます。また、このデッキでは赤色が少ないのですが、そのまま戻ってきたオフィーリアを赤発生として利用できるのも大きいです。
公開されたときには漠然と強そうだなくらいでしたが、使用して気付く強さにカードゲームの楽しさがありますね。処理の仕方も別のカードゲームをしているような気がしてとても面白いカードです。
レベル0のパワーの低さを補ってくれるカード。自身もバニラはあるので、相手のシステムを踏むことはできます。島風改テキストもどのレベル帯でも使いやすいもので、青色であることも評価が高いです。
・レベル1
リバースさせずに1周目の山を削ってくれます。
オフィーリアのテキストと相性がよく、山を削ることで控えの選択肢を増やすことができます。黄色アイテムも回収できるので、多面を狙っていきたいため4投。
マーカーが入らないとパワーは低いですが、試合の後半ではチャンプアタックをするために3500で殴りにいく動きもあるので、頭の片隅に入れておくとよいです。
前半の記事でも触れましたが、毎ターンはれるソウルパンプは強力です。山1落下も枚数調整にも使うことができ、1枚で多くの役割がある中枢となるカードです。
ロストディケイドはプールに光景や逆圧縮がないので相手の山を簡単に崩せるカードがあまりないです。そうなったときに相手にストックを積ませなくするための早いゲーム展開として、黄色アイテムは有効な1枚といえるでしょう。
アイテム採用構築には欠かせないカードで、テキストは満たしさえすれば非常に強力です。パワーの低さが目立ちますが、このデッキにおいては黄色アイテムのおかげでサイドアタックの選択肢もあります。
オフィーリアとの相性もよく、ストックにいったロバートをコストとしてキャラに還元してくれるので、このカードのテキストは「リバース時に、す控えから好きなキャラを1枚手札に加える」と読むことができます。
ストックとキャラ回収の2つの側面があり4投したいのですが、マーカー2面条件がレベル1に上がった瞬間に満たせるものではないので3投。枠ができてもこれ以上増やすことはないです。
6000アタッカー兼システムカード。青アイテムを使用すればパワーは7000まで伸びるのもよい点です。3ルックは余ったアイテムの変換とコストの利用と山削りなど広い用途があります。
次のターンを見越して必要なときにオフィーリアで回収をするので1投。枠さえできれば2投したいです。
・レベル2
真宵さん。マーカーをいれたときのテキストが強力で、黄色アイテム1枚でソウルが合計2増えます。このカードに黄色アイテムを入れる関係で、このカードのダメージで相手をレベル3にあげてしまいストック送りを使えないことがありますが、相手をレベル3にできたことの方が大きいことが多いのでそこまで気になりません。
枠が無さすぎるので1投ですが、これも2投にしたいです。
クライマックス変換カード。レベル3連動がリバース要求なのでパワーを補ってくれて、レベル3テレサ(サイバーブレイン)のおかげでクライマックスは引きに行けるので、連動を容易にしてくれる優秀な1枚です。
・レベル3
連パン武蔵をすることは他のタイトルでもできましたが、1枚で完結しているのはこのカードだけだと思います。8チョイスなのでアタックしている最中にトリガーすれば回収できるので、多面は割としやすくなっています。
シャーロットのバーンメタに対しても、黄色アイテム込みの高いソウルでの連パンがあるのも大きいですね。
登場時パンプ込みで単体15500いくので、相手の早出しキャラをなぎ倒すことができます。フェル回収と面取りとオフィーリア込みでトライアドプリムス()です。
11500早出しヒール。最近はやりの10500早出しヒールの上からとれるパワーラインが魅力的で、イザベラと同時に出すことで相手の想定を崩すことができます。このカードは多面するカードではなく、レベル3になると次で挙げる千鳥ヒールの方が優秀なので1投。
無難に強いカード。テレサで増えたハンドをストックに変換しつつの回復枠です。このカードはさすがに光ったほうがきれいなので光らせましょう。
アイテムの終着点。対面によって入れるアイテムの色を変えることができる器用な1枚となっています。武蔵連パンの横で最後の点数調整をしてくれるカードなので、黄色アイテムを入れるかどうかを考えましょう。
思っていたよりも長くなってしまったので、後半はここまでにしておきます。デッキの回し方や各レベル帯の動きを次の記事で紹介しようと思うので、もし良ければあと1記事お付き合いください。