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442年ぶりの天体ショー

旅するスーパースター、蕎麦宗です。

今宵は《皆既月食》。加えてその月に《天王星》が隠される潜入が起きる特別なもの。このように皆既食中に惑星食が起こるのは、日本では安土桃山時代1580年の《土星食》以来442年ぶりとのこと。そして次回、皆既食中に惑星食が起こるのは、322年後の2344年の土星食らしいので、もちろん生きてない。

帰宅途中の田んぼ道から眺めた月は食の直前で、まぶしくも優しい光を放つ。しかしながら曇りがちな空に隠れ隠れ。夕飯食べ終えて眺めると、ほんのり赤銅色に染まった《食の月》が雲間へと浮かんだ。少しづつ中天高くに昇って行く赤い月を眺めながら、寒いけど軒先の縁側で赤ワインを開ける。一杯飲みながらの天体ショーは実に風雅だ。

ようやく霞んでいた雲はすっかりと晴れ渡り、数多あまたの星たちが浮かんでいる。《すばる》も牡牛座のアルデバランも、そして昇ったばかりの火星は真っ赤に輝く。南には木星、その横には見えないけれど海王星があるらしい。昔から星を眺めるのは好きだった。星読みに興味を持って尚、またさらに星々を眺めるのが楽しい。つくづく、地球に生まれて良かったと思う。

やがて韮山反射炉の裏山の谷間から、縦に一直線に並んだオリオンの三つ星が顔を出す。ダウンコートを着込んでいても、深まる秋の夜長に身体はすっかり冷えてしまった。赤い月の左端がリングの宝石のように白く光るのを見つめて

『そろそろお仕舞いかなぁ』。

よし、家の中に入るとしよう!

今回の月食、僕の太陽星座である牡牛座にて起きた。そして天王星は牡牛座の僕の星色を異色にしている革新革命の星。さて、この区切りからどんなことが始まるのだろう。確かにここ最近の出来事は意味深く、ステージの変化を告げている。星の色を読み、風の音を聴き、その流れのままにヒトやモノやコトとの出会いを捉えよう。

未来はいかに。でも、きっと楽しいであろうことだけは、僕は知っている。

さて、ガンバラナシませう。

曇りがちで見えるかな
始まった月食
地球に隠れた真っ赤な月

#皆既月食 #星読み #牡牛座 #優雅なひととき



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