タロットで知った《知っている》自分の知らない今
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
《星読み》という占星術をやっている友人が、noteの記事にスキ!してくれた。おぉ〜彼女もnoteやってたのね、知らなんだ。でも、なんでまたこのタイミングでと思いつつ、ふと
『そういえば《星読み》お願いしていたっけ』
と練習台になることを思い出した。
……僕自身、占いなどの類を積極的に受けに行った事がない。しかし、信じていない訳でもなく面白さも理解しているので、まぁ自分にとって悪くないことならば聴いても損はないな〜くらいな感じ。
そんな自分は今まで3回、頼まれて見てもらったことがある。一つは手相。もう一つは骨相というもので、これはその道の大家の方にみてもらって、中々興味深い話だったので別にまた書くとしよう。で、もう一つがつい先だって占って頂いたタロットカード。
とある日。三島のカフェの名店【cafe tocco】さんへ出向いた時の事。このお店、若い女の子の聖地になっていて、オジサンには少々気恥ずかしく、僕みたいな輩には場違い感たっぷりなのだが、オーナーさんと知り合ったこともあって、時折寄らせて貰って居心地良く過ごしている。
その日、たまたまオーナーご友人のパティシエ、なりさわ亜紀さん親子がいらして、実践鍛錬中のタロットカード占いの被験者をお願いされた。引いたタロットが示している意味を読み取って、アドバイスとしてお伝えするとの事で、面白そうなので勿論引き受けた。結果、僕が引き当てたカードは
『knower』
おー、これってどういう意味なのかな?と興味津々なところに返ってきた答えは
『何もアドバイスはありません、なぜならあなたは全て《知っている》人だから』
なんだか拍子抜けのような、ほぉぅと納得のような…。自己分析的には分からなくないけれど、ようは自分の進むべき道や歩みゆく場所を自分自身で《知っている》ということらしい……
さて、そこで《星読み》。そんな《knower=知っている》はずの自分が、なぜ、練習台になる話を思い出したのか。それは今、どことなく進むべき道が解らないでいるからだ。いつもならはっきりと地図が浮かび、丘の上からくっきりと道筋が見渡せているその行き先。なのに、目の前の風景それさえも霞がかかり、降りた馬を座らせて立ち尽くしている。
こんな時に頼れるのはつくづく潜在意識という、《自分の知らない自分》。自我や健在意識といった《自分の知っている自分》の想いはさておいて、風や雲を眺めるように、流れにその身を任せるに限る。ちょうど良い、連れの馬や草を食め。僕も麦藁帽子を目頭に乗せて昼寝しよう。
この6年半、ぽっかりと空いた心の穴を埋めるべく、心赴くままに突っ走ってきた。挑戦も継続も慕情?!も、今は、ひと休み。そのうち、また、動き出す時は来る。アンテナだけは立ておいて、メッセージを掴めば良かろう。
そんな風に思っていたら、降ってきたのがその友人《いこ》からの《スキ!》と《星読み》。早速、受けるために東京へ出向くことにした。さて、本当に《knower=知っている》のか?結果はいかに!?自分自身もお楽しみに、だ。
と思いきや、その《星読み》の前にタロットカードの続きがやってきた。こちらは後半にて。
【タロットで知った《知っている》自分の知らない今】という記事(前半)を書いてすぐのこと。
それを知って、タロット師の亜紀さんがご友人を連れて食べに来てくれた。なんでもなんでか、閃ひらめいて思い立ったらしく、そういう時には思いがけない事が降って来るので、期待が膨らむ。
蕎麦を食べ終え、お二人がタロットを挟みながら会話するのを眺め耳をそば立てていると、仕事の話になった。
聞けばharukaさんというその方はフォトグラファー。様子を見ていて、彼女もまた職業家とアーティストとの狭間で想いが揺れているようにも思えた。常々職人・経営者・アーティストの3者の想いがせめぎ合っている僕としては、なんとなく気持ちが分かり、アドバイスとして屋号と名前の関係性などに触れて話した。
それが響いたのか、道開くための一歩として、その場でInstagramのアカウントを改名することと相成った。
…と、長くなったがここまでが伏線。
8ヶ月前に占って頂き『knower=知ってる人』を引いたタロットカード。せっかく来てくれたので再度またやってみよう!となり、引き当てたのが
『sun、つまり太陽』のカード。
すると『鳥肌が立った』とタロット師。その理由は、前回のカードの一言に『みがけばみがくほどまぶしくなる』と彼女は書いたからで、『やはり、広くあまねく照らす存在なんですね』と言ってくれた。
しかし、それを目標にしているとはいえ、今の自分にはなんとなく霧が掛かっている。
さて、ではどうしてなのかと引いた2枚目は
『Lover』
ひょっとしたら、何か影となってしまうかも知れない人達に遠慮していないか?となり、解決の手立てを探ろうと3枚目を引くと
『Regenerater=癒す人』
と出た。
これには自分も驚いたのは、ついこないだ【ほっこり系というマガジンを作った】で癒す人(ズンの飯尾さん⁈)になりたいと書いた通りだから。あるいは、自分が癒されたいと思っているのかも知れない。
はぁ、こんな風に潜在意識を拾うのか…なんともタロットカードは愉快だ。占いは基本無縁。こんなに豊かで愉しいだなんて、そんなこと50年も生きて来て思いもしなかった。しかも、こうやって触れた面白さの中に《気付き》がある。
ならば先ずはどうしたら『Sun=太陽』のような存在に成れるのだろう。今度は彼女達の助言を尋ねることにした。すると、
『目指せスーパースターってnoteにあるでしょ!あれが違うんじゃないかな?』
と亜紀さんが言う。
『目指せってことは成ってない、そこに違和感がある。すでに眩しく照らす存在なんだからスーパースターって言っちゃえばいい!!』
あれでさえ、いくらnoteの文章の枕言葉とはいえ、2年経っても未だ恥ずかしい気持ちが無くはない。でも、おっしゃる通りで、それじゃいつまでたっても成れない。成るつもりがあるならば、えぇ〜い、言い切ってしまえ。
と受け入れたら、先に僕のアドバイスを得たharukaさんが真剣に考えてくれ、暫くの沈黙の後に勢いよく声を発した。
『《旅するスーパースター》はどうですか?!』
二人は意気投合して、
『それいい!』
という。ならば、せっかくだから4枚目のカードを引いてみよう。そこで出たのが
『magician=魔術師』
うわっ…出た…最強のカード!。これで決まりだ。ということで、枕詞を変更する事にした。
『今日のこの事を記事に書いたら、次回からそうするよ!』
僕はそう応えた。お二人が時間とエネルギーを費やして導き出したくれた解答。たったその一つが何かを動かしゆくのか、また意味があるのかどうかは解らない。でも、風に揺れて飛んだタンポポのようなものだ。
…ということで、長々と書きましたが、
『目指せスーパースター。蕎麦宗です』
は今日でおしまい。次回からは
『旅するスーパースター、蕎麦宗です』
に代えます。
そして、今回の話は後に書く【日本橋の星読み〜ひとみEye's】への伏線となり、【東の魔女の花の園】の前章となってゆく。しかし、この日の僕はそのことをまだ知らない。
ではでは、ガンバラナシませう。
#星読み #占いに頼る気分 #意識と無意識 #タロットカード
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