見出し画像

モラハラ夫と離婚するまでの物語(出会いとお付き合い編)

モラハラという言葉を知ったのは、6年ほど前になるでしょうか。私が世間の情報に疎い部分もあり、パワハラやセクハラという言葉は知っていても、それまでモラハラという言葉を聞いたことがありませんでした。当時、働いていた職場の同僚に結婚生活のことを相談した際に、「もしかして、旦那さんモラハラ夫なんじゃない?」と指摘されて知った言葉です。

結論、現在はそのモラハラ夫と離婚でき、おかげさまで幸せな日々を送れておりますが、離婚するまでに様々なことを経験し、学びました。私と同じように辛い経験をする方が一人でも減らすため、そして今でもそのモラハラ夫の悪夢を見るくらいなので、自分の中でまだ消化しきれていない部分があるのではないかと思い、記事を書くことでそれを少し軽減できないかと思い、モラハラ夫との出会いから離婚までを記事に書くことにしました。この記事が、これからどなたかとお付き合いされる方、彼氏やご主人がモラハラ気質なのではないかと悩んでおられる方、もしくはモラハラだと確信しており、離婚を切り出そうとしている方、離婚協議中の方等への参考になれば幸いです。それでは第一回目はタイトルにもあるように、出会いとお付き合い編です。どうぞ。

彼とは大学生時代に出会い系サイトで知り合いました。私は人生でモテた経験がなく、初めての彼氏は高校時代に友達に紹介してもらったシャイな男の子で、初デートをした数日後に携帯のメールで一方的にフラれました。部活に集中したいから別れよう。という一文だったかと思います。誰がどう見ても嘘だとわかる内容で、今なら笑えますが、当時はショックでお風呂で泣いた記憶がありますね。ピュアでした。交際期間は約1週間くらいでしょうか。とにもかくにも、当時の私は焦っていました。今考えると非常に愚かなのですが、20歳までには素敵な人を見つけたいと思っていたのです。しかし、男性経験が極端に少なかったため、合コンやアルバイト先で男性と気軽に会話できるわけもなく、普通の生活で彼氏をつくるのは無理だと早々に諦めました。そこで手を出したのが出会い系サイトです。若気の至りってやつですね。どのようなサイト名だったかは忘れてしまいましたが、プロフィール写真は掲載不可だったことは覚えています。数行のプロフィール情報だけが閲覧可能でした。私は年齢が近い且つプロフィール欄にそれなりに文字が入力されている人に連絡をとり、3人の方と実際にお会いしました。怖いもの知らずというか、アホ。。。その中の一人が後に結婚することになった元モラハラ夫だったわけです。

ここからは元モラハラ夫と書くのが手間なのでモラと省略させていただきます。モラとの初デートは、確か15時くらいにカフェでお茶をするというものでした。モラの第一印象は、物腰が柔らかくて優しそうな人。最初の会話は私の通っている大学名の確認と、自分の大学、家族の大学の自慢話でした。大学自慢は少しびっくりしましたが、自分に自信があるタイプは私と真逆だったので、私もこういう風に自分に自信が持てたらいいのになくらいに思っていました。お茶をしている間は、私の家族構成や両親の職業等を根掘り葉掘り聞かれ、若干疲れましたが、私のことを知ろうとしていくれているモラに好感を持ちました。夕食前に解散し、終了。その日の夜以降も毎日連絡をくれ、翌週に2回目のデート、その後にメールで告白され、お付き合いする運びとなりました。

当時の自分に説教したいポイント↓

1.最初から出会い系に頼るな

私は出会い系サイトが悪だとは思いません。私の友人は出会い系サイトで知り合った人と結婚し、今も幸せに暮らしていますし、何よりコスパが良いです。しかし、普段の生活で何のトライもせずに、いきなり出会い系サイトだけを使うのが良くなかったと思っています。大学やアルバイト先でもしかしたら素敵な人に出会っていたかもしれません。

2.大学名や家族の自慢をする人には気をつけろ

大人になっても昔の自慢話する人って一定数いますよね。私はそういう人たちが個人的に嫌いです。大抵つまらない話だし、人として小さいなと思うからです。学業を頑張ってきたからこそ、難関大学に合格したのでしょう、その努力は素晴らしいし、尊敬します。しかし、それを自慢してしまうと、全てが台無しになると思うのです。私の人生の経験上、それに気づけていない人は、欠陥があると思ったほうが無難です。

3.人に相談しなさい

今でもその節があるのですが、私は自分の悩みを人に相談するこが苦手です。当時例えばデート中にあれ?って思うことがあった時に、もし後日誰かに相談して、それはありえないよ!とか、ちょっと気を付けたほうがいいかもね、というようなアドバイスをもらえていたとしたら、間違った方向へ行くのを防げていたかもしれません。

次回は、お付き合い中に起きた事件編です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?