カメラ欲しいなってつぶやいたら沼にひきずりこまれた話
この記事は Mobility Technologies Advent Calendar の 19 日目の記事です。
はじめに
タクシー配車アプリ GO の Android 版を開発している @sobachanko といいます。
今まで携帯のカメラ以外はほとんど触ったことのなかった私が、2020/11/19 に発売された富士フイルムの X-S10 というカメラを購入しました。
この記事では購入に至った経緯を振り返りつつ、カメラと併せて購入したものや、買って良かった点などを書きたいと思います。
きっかけ
同僚が SONY の α7c を買ったよ！と言っていたので、いくらぐらいなのかな〜？と値段を調べて、自分の雑談チャンネルに「カメラって高いなー」と感想をつぶやいたのがそもそもの始まりでした。
すると、社内のカメラ沼の住人が集まる Slack チャンネルに何故か invite され、ボディが 20 万円は普通 だの、 48 回払いにしたら実質無料 だの、今思えばどうかしてるとしか思えない発言に踊らされて気づくと購入を検討し始めていました。
カメラの値段に対する感想をつぶやいただけなのに…。
検討したこと
まずミラーレスか一眼レフかを検討しましたが、大きいと持ち出すのが億劫になりそうだな…と思い早々にミラーレスに決めました。
ミラーレスの中でもフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズとありますが、センサーサイズの大きさとボディの大きさは（ほぼほぼ）比例するのでフルサイズは候補から外しました。
買って飽きるパターンも考慮して予算はレンズ込みで10-20万ぐらいと決めた上で、例の社内のカメラ沼チャンネルで相談したところ、何種類か勧めて頂きました！
それぞれのカメラやメーカーに対する私の感想が以下になります。
- Panasonic LUMIX S5
- 良さそうだったけど予算オーバーだった
- SONY α6600
- 予算には収まりそうだったけど、中古前提だった
- フジフイルム X-S10
- 最終的に買ったやつ
- ライカ
- ツァイス
- ハッセルブラッド
- ？？？🤔
他にも Canon はユーザーが多いから中古レンズ市場がとても潤沢であるだとか、 OLYMPUS はとても丈夫等の情報を頂きつつ結局決めきれないまま悩んでましたが、最後の決め手はこれだったかも。
X-S10 の発売日が自分の誕生日と同じ！！！
これは運命、これは第一候補、これは必要経費…ということでまずは触ってみることにしました。
この時点ではまだ未発売だったのですが、丸の内にある Fuji Imaging Plaza で実機を触れるとの情報を得たので、週末に丸の内へ行った結果（他のカメラを知らないというのもあったとは思いますが）惚れ込んでしまい購入を決意しました。
私が購入したのは XF18-55mmF2.8-4 R LM OISレンズキット になります。
余談になりますが、この Fuji Imaging Plaza ではレンタルサービスがあり、ボディやレンズを格安でレンタルできます！（当日なら基本無料）
ボディやレンズの購入を検討しているのであれば是非利用しましょう！
私も既にレンズの購入を検討しており、近々利用する予定です（なんと中判カメラもレンタル対象）
※現在は基本的に事前予約が必要なようです
手に入るまで
カメラ沼の諸先輩方から必須アイテムを聞いて揃えていきました。
この間は富士フイルムのカメラで撮影された作例を見たり、カメラに必要な装備を揃えたりしていて、その過程が大変楽しかったのを覚えています。
「実際にカメラが届いたらこんな写真を撮れるのか！」と妄想したり（本当に妄想だった）、レンズフィルターを見て「これレンズじゃないの…？」と思ったりしていたような気がします。
私が事前に用意したものは割と最低限で、以下になります。
- ボディ、レンズ全体を守るキルティングケース（保護バッグみたいな）
- レンズを守る保護フィルター
- 卓上三脚（WEB カメラ化用）
- SD カード(128GB)
また、購入時に付いているメーカー保証や家電量販店の保証は、自己責任での故障（落としたりだとかぶつけたりだとか）は保証されないようだったので、セゾンカードの付帯保険で携行品の保証が受けられるサービスに加入したりしました。
https://hoken.saisoncard.co.jp/svp/life/
発売日
2020/11/19 は元々有休を取って旅行に行く予定だったので、カメラのキタムラで予約した上で店頭受け取りに設定し、移動ついでに受け取りに行きました🥳
最初に撮った写真は駐車場に放置されていたアイスクリームの残骸だったようです。
この時点で既に「ボケみすごい、買って良かった！」と思ってました。
カメラを買ってよかったところ
元々出不精なのですが、カメラを持って外出するのがとても楽しみになりました。
携帯のカメラで何気なく写真を撮ることは誰にでもあると思うのですが、実際にミラーレスを手に入れると、構図だったり、傾きだったり、ピントだったり…と色々気になるようになってきました。
友人の受け売りですが、凝り性の人にとってはきっと生涯楽しめる最高の趣味になるかと思います。
30くらいあれば余裕で生涯の趣味が始められる
— ほげふが㌠ (@mrst_dummy) October 22, 2020
（この発言はカメラを買おうとしている私へのエアリプ）
おわりに
ただただ、カメラ買った！楽しい！！という記事になってしまいましたが、私にとってはカメラを持つことで、普段身の回りに当たり前にあるものを改めて見つめ直す機会にもなりました。
カメラ興味あるんだよなーって人は是非、身近に居る沼の住民に声をかけてみてください。
きっと彼らはあまりにも楽しい趣味を共有したい余りに、沼に引きずりこもうとしてくるだけなんだと思います。
明日は misoca12 さんの「低温調理器を買ったら綺麗なチャーシューができた話」です！
お楽しみに！！