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soar理事にドミニク・チェンさん、田北 雅裕さん、ヒグチケンスケさんが就任!理事のみなさんをご紹介します

soar代表の工藤瑞穂です!2019年12月22日で、soarは活動4年目を迎えました。

設立当初から、理事としてメンバーのモリジュンヤ、碇和生、株式会社cotree代表の櫻本真理さん、監事の認定NPO法人PIECES代表の小澤いぶきさん、そしてアドバイザーの一般財団法人リープ共創基金代表理事の加藤徹生さんにともに活動していただいてきました。

今年度よりさらに活動を広げていくsoarに、新たに3名の理事が就任してくださいました!

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写真左より、田北 雅裕さん、ヒグチケンスケさん、ドミニク・チェンさん


お一人めは、早稲田大学文学学術院・准教授。NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者のドミニク・チェンさん。

お二人めは、九州大学教育学部/大学院人間環境学府で教鞭をとる傍ら、認定NPO法人「SOS子どもの村JAPAN」コミュニケーション部ディレクターを務めている田北 雅裕さん。

そして、医療系製品を扱う外資系企業に勤務し、疾患治療の普及に取り組むほか、複数の非営利法人にてプロボノ活動に従事してきたヒグチケンスケさんです。

soarの理事のみなさんは、社会的投資、メンタルヘルス、ウェルビーイングの研究、障害者や子どもの支援など、それぞれのアプローチで、人がより自分らしく生きていくことができる社会づくりに寄与している方ばかりです。

みなさんがご自身の活動、研究を活かして、様々な視点で私たちにくださる言葉の一つ一つが、これまでのsoarをつくってきました。

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また、新理事就任に合わせ、理事のみなさんからsoarへのメッセージを頂きましたので、プロフィールとともにご紹介いたします。

心強く頼もしい理事のみなさんと一緒に、これからよりsoarの活動を広げていきたいと思います。新しいsoarをどうぞよろしくお願いいたします!


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代表理事
工藤瑞穂 

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NPO法人soar代表理事・ウェブメディア「soar」編集長
1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、仙台で音楽・ダンス・アートと社会課題についての学びの場を融合したチャリティーイベントや、お寺、神社などでのフェスティバルを地域住民とつくる。2015年12月、社会的マイノリティの可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。2017年1月に「NPO法人soar」を設立。様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。


副代表理事
モリジュンヤ

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NPO法人soar理事・株式会社inquire CEO
1987年生まれ、横浜国立大学卒。2010年より「greenz.jp」編集部にて編集を担当。独立後、「THE BRIDGE」「マチノコト」等のメディアブランドの立ち上げに携わり、テクノロジー、ビジネス領域を中心に執筆活動を行う。15年、編集デザインファーム「inquire」を創業。17年、社会をアップデートするクリエイティブポータル「UNLEASH」を創刊。エンパワメントやウェルビーイングの実現のため、メディアやプロジェクト、組織の編集に取り組む。株式会社IDENTITY共同創業、NPO法人soar副代表、NPO法人マチノコト理事。
https://inquire.jp/

<soarに感じている価値・メッセージ>


soarが、目指したいのはあらゆる人の可能性が開かれること。これまでは多様性や社会的マイノリティというキーワードで語ることも多かったのですが、本来のsoarのビジョンに照らし合わせるのであれば、「人権」の話であり、「人間開発」の話だと考えます。

「こうあるべき」という固定観念を外し、自分らしくあることを追求する。その過程で、誰かの権利を阻害しない。自分のオーセンティシティを見つめるとともに、視野を広げて様々な当事者の存在を想像する。こうした変容を生むことが社会には必要です。

「多様性のその先」を目指して、ここからさらにsoarの活動を加速させていきます。


理事
碇和生

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NPO法人soar理事・株式会社IDENTITY共同代表取締役
大学在学中から複数の事業・株式会社を立ち上げ、30歳を節目に活動を東海地方に移して株式会社IDENTITYを設立。 『あらゆる地域にデジタルシフトを』をミッションに、スタートアップや大手企業を対象としたデジタル領域での事業開発支援を行う。名古屋を中心とした東海エリアのイベント・グルメ情報を紹介するシティガイド「IDENTITY名古屋」発行人。投資や人材育成を通じ、名古屋の起業家エコシステムを形成するためのスタートアップコミュニティ「Midland Incubatars」広報戦略パートナー。
https://identity.city/

<soarに感じている価値・メッセージ>

検索をした時。SNSのタイムラインに流れてきた時。
状況は様々でも、soarに辿りつく人は何らかの生きづらさを抱えていることが多いと思います。

目に入ったタイトルやリード文に、何かを感じてクリックをする。
そこに求めていた答えはないかもしれません。

それでも「あぁ、こんな世界もあったんだ」と、少しでも前を向けるように。

soarは、派手でもカッコよくもないかもしれないけど、1つでも多くの『いい言葉』をインターネットに届けたいと思っています。

ぜひこれからも支援を通じて、そんなsoarの仲間になってください。
応援よろしくお願いします。


理事
櫻本真理

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1982年生まれ。京都大学教育学部卒。
モルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券にて勤務。
証券アナリストとして2009年日経アナリストランキングその他素材部門20位、2010年同10位にランクイン。同社退社後複数のスタートアップやプロジェクトに携わる。国内のメンタルヘルス領域においてカウンセリング・コーチングの活用が進んでいないことに問題意識を持ち、オンラインカウンセリングサービス立ち上げを決意。2014年5月に株式会社cotreeを設立。同社代表取締役に就任。エグゼクティブ・コーチとして200名以上の経営者へのコーチングも経験している。
https://cotree.co/


<soarに感じている価値・メッセージ>

soarというメディアは、それはそれは丁寧に、一人一人の生きづらさと可能性に光を当てていきます。障害や生きづらさという一見すると「重たい」テーマの物語に軽やかさと明るさを感じさせる様々な取り組みは、徹底的に当事者と社会のあり方に向き合い、「私たちは、もっとよく生きられる」と信じる姿勢から生まれていると感じます。

誰もが他者の生きづらさへの想像力を持ち、その可能性に希望を持つきっかけになる物語を伝える場としての「soar」がより広い人に届くことで、多くの人にとってやさしい社会が実現していくことを願っています。


監事
小澤いぶき

小澤プロフィール

児童精神科医 / 精神科専門医 / 認定NPO法人PIECES 代表理事 / 東京大学医学系研究科 客員研究員

精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。
トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいたま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム開発に参画。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待を受け、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。
人の想像力により、一人一人の尊厳が尊重される寛容な世界を目指し、認定NPO法人PIECESを運営している。
https://www.pieces.tokyo/

<soarに感じている価値・メッセージ>

「私」と「あなた」の見ている世界は違うかもしれないけれど、その違う世界が出会って新しい物語が生まれる。そんな豊かな世界を織り成す「私」の内面を覗いてみるとそこには多様で豊かな世界が広がっている。そんなsoarから紡がれる物語を読むたびに、まるで人の内面の宇宙に出会うような尊い気持ちになります。

soarの編む物語の先に、違うけれど重なり合う物語を持つ私たち一人一人が、お互いの世界を踏みにじることなく大切にしあって存在していく寛容な世界があることを願っています。



アドバイザー
加藤徹生

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一般財団法人リープ共創基金 代表理事
1980年大阪市に生まれる。幼少期の闘病経験から個人や社会の課題を変革の転機と捉えるようになる。ベンチャー投資の経験を経て、社会起業家の支援を行ってきた。東日本大震災での活動を経て、財団法人を設立。「非営利組織と篤志家の対等な関係」という原則のもと、これまで約1億円超の資金を仲介・運用し、12団体を支援。著書に「辺境から世界を変える」(ダイヤモンド社 2011年)
https://www.reep.jp/

<soarに感じている価値・メッセージ>

soarを読んでいると、養護学校で出会った友人のことを思い出すことがあります。病や障害や戦うという姿勢、いや、それ以前に、病や障害に苦しんでいる自分をあえて認めるという勇気。さらには、苦しさをさらけ出したうえで、自分自身も一人の人間としての未来を描き、そのためには誰かの力を借りることすら躊躇しないのだという覚悟。自分に自信すら持てなかった僕が社会起業家としての道のりをあゆむようになったの最初のきっかけは彼女との出会いにありました。そんな出会いがsoarを通じてたしかに増えているのだと感じています。


理事
田北 雅裕

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2000年、デザイン活動triviaを開始。以降、まちづくりやデザインという切り口から様々なプロジェクトに携わる。2009年、九州大学に着任。現在は、教育学部/大学院人間環境学府で教鞭をとる傍ら、認定NPO法人「SOS子どもの村JAPAN」コミュニケーション部ディレクター、「福岡市里親委託等推進委員会」委員、アフターケア事業全国ネットワーク「えんじゅ」理事などを務め、里親普及や虐待予防等、子ども家庭福祉の課題をデザインという発想で解決していく実践・研究に取り組んでいる。著書(共著)に『クリエイティブ・コミュニティ・デザイン/フィルムアート社』。
https://trivia.gr.jp

<soarに感じている価値・メッセージ>

「聴くこと」と「書くこと」に真摯に向き合っているsoarが好きです。メディアは、自分たちが伝えたいことを引き出すために聴いたり、伝えたい言葉ありきで書いたりしがち。でもsoarは、とことん聴いたり、ああでもないこうでもないと苦しみながら書いたりする行為を大切にしていて。その先にはじめて見出せた世界を「可能性」と呼んでいるように見えます。そうした姿勢が、結果的にインタビュイーやsoarに関わるあらゆる人たちとの心地良くやさしい連帯をもたらしている気がします。「寄り添う」とはちょっと違う、もっと透明で健やかな連帯。その近くに居させてもらえることになり、うれしいです。


理事
ドミニク・チェン

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[写真撮影:望月孝]

1981年生まれ。フランス国籍。博士(学際情報学)、早稲田大学文学学術院・准教授。NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。2008年IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。2016~2018年度グッドデザイン賞審査員兼「技術と情報」「社会基盤の進化」フォーカスイシューディレクター。XXII La Triennale Milano「Broken Nature」展(2019)にぬか床ロボット『NukaBot』を、あいちトリエンナーレ2019「情の時代」展(2019)に遺言の執筆プロセスを集めた『Last Words / TypeTrace』を出展。
近著に『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)。主な著書に『電脳のレリギオ―ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック―クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)等。監訳書に『ウェルビーイングの設計論―人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)等。
https://commonsphere.jp/
https://dividual.co/

<soarに感じている価値・メッセージ>

注意経済が激化し、万人による万人に対する注意の収奪闘争の場と化した現代のインターネット空間で、soarはその登場当初からオアシスのような場だと感じていました。速度が求められがちなウェブメディアとしては異例の長文インタビューで、さまざまな当事者の歴史を読者に開いていくsoarの記事を初めて読んだ時、人であることの誇りを感じました。なのでこの度、一ファンとして応援していたsoarの素晴らしいチームの一員となれることに大きな喜びを感じています。他者にレッテルを貼って分類するのではなく、互いのわかりあえなさを受け容れあえる文化の醸成に微力ながら貢献していきたいと思います。


理事
ヒグチケンスケ

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1986年青森県生まれ、大学卒業後、コンサルティング会社に就職。イギリスでMBAを取得後、現在まで一貫して医療系製品を扱う外資系企業に勤務し、疾患治療の普及に取り組んでいる。その間、複数の非営利法人にてプロボノ活動に従事している。まれびとハウス出身、HGPI(日本医療政策機構)医療政策アカデミー第7期修了。

<soarに感じている価値・メッセージ>

人はみな個性があり、それぞれの人に「差」があるから、人生は、世界は楽しいのだと私は思っています。soarは、今まで知らなかった色々な「差」があることを教えてくれるメディアです。この度、素敵な人たちが行っている素敵な活動に参加することが出来て大変うれしく思います。soarがさらに素敵な団体になるよう、微力ながら精一杯頑張ってまいります。


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