見出し画像

【岸岡流】人生の分岐点での考え方

人生100年時代と言われるこの世の中。

皆様はどのように捉えていますでしょうか。

世界的にも安全と言われる日本。
さらに健康寿命も世界一と言われるこの国。

日本が国をあげて「人生100年時代構想会議」という政策を行っていることを知っている方はそう多くないと思いますし、耳にしたことがあっても実際にどんなことが起こっているのか理解している人は少ないでしょう。

厚生労働省HPより引用

少子高齢化が進むこの国の在り方について触れるのではなく、弱冠24歳の若僧がどのように思考を巡らせ今に至り、今後突き進んでいくのかを綴った記事になります。


分岐点

人生は分岐点の連続です。

また、選択の連続です。

何も自分で決めてこなかったという方もたまにいらっしゃいますが、全くそんなことはありません。

人間は一日に5~6万回考え、決断していると言います。

単純計算でも1秒に1回以上のペースと言えます。


常日頃から選択し、決断し今があるのです。

意識することができていないだけで、自分自身は自分の決断で成り立っています。
たまに両親や友達、周囲の意見を参考にしていると思いますが、自分の考えがどうしても優先されてしまうのが人間ではないでしょうか。


僕自身も24年間を振り返ると大きな分岐点がいくつもあったように感じます。

1.10歳でラグビーに出会う
2.12歳で越境してラグビーを続ける選択をする
3.15歳で強豪校への進学を決意
4.18歳で早稲田大学を目指す
5.21歳で社会人でもラグビーを続ける選択をする
6.22歳でNZへ視野を広げる
7.23歳で誰もなしえなかったことへの挑戦

岸岡の分岐点

1つずつ紹介すると長くなるので、割愛します。

これは基本的にラグビーが絡む話です。
でも、基本的に10歳でラグビーに出会ってからはラグビーに染まってしまった人生なことがわかります。


高校3年生ので高校日本一。
大学4年生での大学日本一。


この出来事のおかげで自分自身に成功と呼べる実績を作ることができ、自信が確信へと変わっていきました。


人生のターニングポイントというところでしょうか。


人生の分岐点を振り返るとその選択規準には一貫したものがありました。


将来への可能性


これが岸岡智樹という人物が生きていく上での核となる選択規準です。

学生時代を振り返ると、学生の本業は"勉強"だと思います。
(実際勉強してよい大学に進学して卒業することが完璧なキャリアだと思いませんが、その風潮は今でも強く残っています)


実際に学校教育の現場を考えると、日本ではテストで良い点数を取る学習を教わるので、実力かどうかを問われると一概に答えづらい話ではありますが、学習する習慣作りというのは非常に長い人生を生きる上で必要になると思っています。

実際問題勉強が好きな人がテストで高得点を取れるわけではありません。
僕自身は勉強がものすごく嫌いでした。
ですが、どのように勉強するのが良いかという勉強方法を修得することができれば、みるみるテストの点数はよくなります。

地頭がいいだけでしょ。と言いたくなる人もいて、実際そういう人もいます。

が、勉強ほど平等なものってないのではと感じます。

スポーツのように体格によって得意不得意が生まれることなく(発育段階によっては差が出てきてしまうケースがありますが)、基本的に皆同じスタートラインにいます。

「やればできる」

そう感じることができるのが、勉強でしょうか。


でも、僕自身はその勉強が嫌いでした。
なぜなら楽しくないから。
それに、学んだことが将来活かされると一ミリたりとも感じなかったから。

三角形の面積の求め方を中学生以降使ったことはありますか?

同じ数字を見るのであれば、株や政治を教えてくれた方が圧倒的にためになるではないかと思いますが、学校教育で学べることは本当に多く在ります。


僕自身本当に勉強は好きにはなれなかったのですが、やればできる=点数に反映されるということを認識してからは、嫌々ですがしっかりとやっていましたね。

当時から要領の良い人間で、大切なこと以外は授業も聞いてなかったこともあります。

それでも高校では全教科オール5を取ることができました。

そんなことが書いてある記事です👆


オール5が難しかったかと言うとそうではありませんでした。
理由としては学校のテストは基本に則って作られているため、授業で扱った範囲しか出ませんし、たまに難しい問題があり100点を取り損ねますが、それでも余裕で上位3%には入ります。

100点を取る勉強をしていれば、ちょっとしたミスをしても必ず5はとれます。

評定に関しては、テストだけでなく出席や平常点があると思いますが、学校に行くのは当たり前、授業を聞くことも当たり前、提出物、小テストを疎かにすることがなければ点数を落とすことすら考えられません。

もしかしたらこの時点で自分自身のスタンダードが高いのかもしれませんが、当たり前のことを当たり前のようにやることが大切です。

少し自慢染みてきたので、勉強の話はこの辺で。



話を戻すと、"勉強をする習慣"は大切で必ず万人に必要で将来役に立つことなので、必須科目であると言い切れるのですが、勉強を頑張れば将来が明るいというわけではありません

例えば、スポーツ選手。

今の学校の現場では、入学方法がいくつもあります。

スポーツをトップクラスまで頑張れば、学力でフィルターをかけられることなく、進学ができます。
また、社会人チームに入ることができます。

基本的にプロとなれば、引退するまでは同世代の一般の会社員より良い給与を手にすることができると考えてよいと思います。


でも、セカンドキャリアと言われる分野で悩みを持ったり、安定という日本人が比較的好むものを手にすることは叶いません。

これだけネット社会にも関わらず、パソコンすら触ったことがないという人もいることでしょう。

でも、子供から憧れられる職業だと思いますし、セカンドキャリアまでしっかりと考え取り組まれている方も多くいます。


日本で一番の大学が東京大学だとし、日本で一番のスポーツが野球だとするのだとすれば、勉強だけをして東大に入ることと、野球だけをしてプロ野球チームに入ることは同義だと言えます。


東大に行ったから人生安泰ということではないでしょう。
もちろん大学フィルターは実際のところ存在しますし、世間的に良い大学に行くことはステータスにもなります。

一方中退の人が落ちぶれなのかというとそうではありません。
テレビに出ている方もいますし、起業して大企業を経営し成功を収めている方も多くいます。

人口に対する割合でいうとどちらもごくわずかかもしれませんが、言いたいことは過去は関係ないということです。


スポーツ選手もそうです。

勉強を頑張ってスポーツチームに入ることもできますし、スポーツを極めてチームに入ることもできます。


ここで言いたいことは、過去の功績ではなく、今の行動が未来を作るというなんです。


少しかっこいい言葉を並べたように見えますが、割と事の心理な気がします。

過去にすがっていると未来は暗くなるばかりです。
逆に過去に満足しなければ未来は明るいと言えます。


話をぶり返しますが、高校大学日本一になったラグビー選手(岸岡と同期世代)はたった一人僕だけです。

これはとても大きな功績ではないでしょうか。

おそらく100年分考えても100人いるかどうかの実績と言えます。


ですが、いま僕自身の人生はその功績・実績によって謳歌され、誰もが憧れる人生となっているでしょうか。

答えは考えるまでもなく「NO」ですね。

その理由は言うまでもなく、今の行動にあります。


ラグビーをしている身からして成功とは何かを定義することは非常に難しい話ではありますが、今の自分には満足できないです。


https://lit.link/tomokikishioka

今現在僕自身が掲げる目標です。

この現実には何をどれだけすればよいかわかりません。
なぜなら形のないものをやろうとしている方です。


唯一無二。というようなことが好きなんだと思います。



そんなことでつらつら書いていますが、


将来への可能性ということが僕自身の人生の選択規準にあります。


大学4年生で大学日本一になった数週間後にNZへの短期留学へ行ったこと。


その前ですが、大学卒業後の進路選択として今の株式会社クボタを選び、クボタスピアーズを選んだこと。

これらの理由の根底には将来への可能性が関係しています。



どういうことかと言うと、これを読まれている方はがありますか?


僕は学生時代胸を張って言えるものがありませんでした。
おそらく今の学生で人生をかけてこれをするんだ!と主張できる子は減っているのではと思います。

それでもいいと思ってます。

たった20年で残りの80年かけてやりたいことをイメージできる方がすごいと思います。


だからこそ、今後の人生ではこれまでよりも多くの分岐点に出会います。

その時に悩みます。

おそらく後悔する選択もすることでしょう。


でも自分で決めたことは絶対にあきらめません。
他人に押し付けられたり、流されて選択したものは投げ出してしまいます。

自分で決めたことは絶対にやり抜くことができます。


将来がイメージできない中で、その選択肢を減らしてしまうことほど愚かな行為はこの世の中にないのではと思っています。
(岸岡の持論です)


だからこそ、選択する時の基準として一番初めに思い、最終決断で必要なのは、可能性を広げる選択だと僕は思ってますし、実行しています。


高校選択の時、大学選択の時も勉強とラグビーの両立、それを日本一のレベルで実践しようとしてきました。
社会人でも、仕事とラグビーの両立と決意して進路選択をしてきました。

今では、会社での仕事だけでなく、自分自身で将来の可能性を広げ、さらに恩返しすべきラグビー界の将来の可能性も広げるため、現在のグラウンド外での活動を実践しています。



いつラグビーができなくなるかわからない。
いつ引退するのか。
いつ会社が潰れるのか。

いつ、いつ、いつ、


そう問いかけると、いま行うべきことが見えてくると思います。

決して決まった未来はありません。
自分自身で道を切り開き、自分の手でその扉を開けなければいけません。

だからこそ未来が明るく将来に希望が持てるのです。


もし今未来が不安で、将来に希望が持てないのであれば、過去の自分がそうさせたと認識してください。

今変われば、明日は変わります。



長い人生、いつ終わるかわからない人生。

楽しむために、納得できる選択をしていきましょう!!



ここから先は

49字

いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。