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ラグビーの教科書〜BASIC編〜

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ベーシック編ではラグビーを楽しみながら上達するために絶対に抑えておいてほしい記事で構成されています。ラグビーの重要な基礎基本部分が詰まっています。意外に知られていない情報も盛りだ… もっと読む
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2019年8月の記事一覧

サインコールは誰が出すの?

今回はBKのセットプレー以外のサインプレーのコールを誰が出すのがよいのかについて書いていきます。 ■SOは何も発しない これは僕自身が意識していることです。 どこのチームでもSOというポジションの人間が、ゲームをコントロールしているゲームメイクを行うものだと思います。 ここで意識してもらいたいことは、ゲームメイクをする=声を出すではないことです。 どういうことかというと、ゲームメイク=選択だと思っています。 プレーを選択することに声を発する必要はありません。 なので、試

CASE STUDY①(ショットとタッチの意思決定の判断基準)

今回は先日質問いただいた内容に関して書いていきます。 ショットとタッチの意思決定の判断基準先日回答した答えが下記です。 14点差なので、トライを狙いに行きます。点差と残り時間に応じて選択肢は変える必要があります。トライはラストワンプレーでも取ることができますが、ペナルティキックを狙いすぎると無駄な時間を費やしてしまうような気がします。 ■結論はどっちでも良い?ショットでもタッチでもそれぞれの特性を理解していればどちらでも選択は間違っていないと思います。では、判断

SO以外のポジションの体験談

ラグビーを始め、今年で12年目になります。この12年という中で多くのポジションを経験してきたので、その体験談を今回は書いていきます。 僕自身が経験したことのあるポジションは9,10,12,14,15の5つです。 経験した時間軸とともに紹介してきます。 ■1番初めはWTB 小学5年生でラグビーを始めた僕に待っていたのは、WTBというポジションでした。このポジションだった理由は単純で、足が速かったからです。あと、球技は全般得意だったので当時はまだパスは下手でしたが、キャッチ