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会話と対話。

社会人駆け出しのころ、この言葉を口癖にしてた取引先の方がいました。

仕事ができず、迷惑ばかりかけていた若造の拙い話も、きちんと同じ目線で親身になって聞いて頂き、とても心強かったことを今でもすごく覚えています。

「自分の意思を相手に伝えようと思ったら、会話じゃなくて対話することを意識する。一方通行で走らない。」
「若いことは武器。仕事が身についてないことよりも、等身大の自分をわかってもらうことのほうが大事。能力は後からついてくる。」

相手に対して自分が話をする。
自分に対する相手の話を聞く。

文字にするとあまりにも当たり前ですが、実践となるともちろん無意識だから、とっても難しい。

いわゆる「コミュニケーション能力」というくくりにするのではなく、話すこと・聞くことが、仕事を進める基本であり、上手い下手ではなく、聞いて話すを失敗しながら積み重ねていく、ということ。

次の世代にも伝えていきたい、私の教科書です。