ちいさな思いきりの良さを楽しむ。
パンが冷凍できるって知ったのはいつだったんだろう。ふわふわのパンは、いつもあっという間になくなる。
夜まであったのに、朝にはなくなることもよくあった。
冷凍してみようと思ったのは、ひとりで暮らしてから。
この冷凍される食パンは、わたしの思いきりの良さを知っているんだ。
🍞
バターがたっぷりのデニッシュ。
さっくさくのクロワッサン。
はさむ楽しみのあるコッペパン。
ちょっとつまみたくなるスティックパン。
どれも争奪戦。笑
シンプルな食パンがおいしいって思えるようになってから、食パンも大好きだ。
食欲がなくても、はちみつをとろりとかけたり、フレンチトーストにしたら、ぱくぱく食べてしまう。
たぶん、冷凍できると知ってから、賞味期限とにらめっこせずに食べられる安心感があるのも、よく買うようになった理由かも。
食パンを冷凍するとき、1枚ずつラップにくるむといいらしい。いつもの3倍くらい、引き出してラップを切る。
3倍くらいの長さがないと、平たい食パンはくるりと包めない。なんとなく、ちょっともったいなって、短めにきってしまう。そして、食パンを包む長さが足りなくなってしまうことも多いんだ。笑
なんとなく食パンをみながら、調整する長さ。このなんとなくが当たるときって、思いきりがよかったりする。
ちいさな思いきりなのだろうけれどね。
🍞
日々の中で、思いきるって場面はなかなかない。だから、ちょっと挑んでみようみたいな、このドキドキする時間が面白い。
それに、大切に包まれている食パンをみると、この時は調子よかったことがわかるし。
ラップが足りなくて、途中から追加して包まれていると、なんだかクスッと笑ってしまう。
どこかで食パンをそのまま冷凍しても、包丁できれることを知ったから。ちょっとやってみたい気持ちもあるし。
食パンをそのままいれられるくらい大きな冷凍できる袋も買ってしまったけど。
たまには、ラップで思いきる時間を楽しもうかなって思っちゃうんだ。
いつも読んでくださり、ありがとうございます♡