何事も最初の方が楽

先に逃げた方が勝ち。
そんな気分になってきた。

逃げることは悪いことではないと思っている。
実際に、僕も不登校というカタチで逃げの道を取ったことがある。
潰れるぐらいなら逃げてしまった方が良い。
そうしたって現実は進むし、世界は廻る。

とはいえ、それが時間が経って、お仕事という場で人が「いなくなる」という事象を目にした時に──残される側はなるほど大変だな、と。

やー、もう人ごとでしかないわけだけど。
あんまり関わってないし。

逃げた側にしか分からないだろうけれど────
同じ場所に戻ってこれるかは、どうだろうね?

少なくとも僕はあの頃出来なかった。
学校そのものが変わって、不登校からようやく一歩踏み出せた感じだった。
それでも、最初の頃は俯いていたし、お昼ご飯も食べられなかった。

「逃げた」ことを覚えられている人達がいる場よりは、誰も知らない人達ばかりのところの方が気が楽なのではないかなぁ、と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?