自分を平手打ち

小学生くらいの頃

私は自分で自分の頬を思いっきり平手打ちする子供だった


自傷行為なのでリストカットなどと

同じ種類の行為

リストカットする人の状況は分からないけれど


私はパニックになってとかではなく

ごく普通の精神状態で

なんかむしゃくしゃするからやっとこう

くらいの感覚で殴っていました


痛くて痛くて涙が出るけれど

でもそんなの

自分が大嫌いで

親からも叱られてばかりで

ダメな奴だと思っていたから

その痛みは当然のことだと

受け入れてどこか安心するのでした


この頃は

周囲からもいじめに遭い

ひどい状況だったのだけど


これは自分が自分にしている対応と

ある意味では同じことだったなと思います


周囲の人たちは自分の心の中の鏡


大人になってからは

自分にも出来ることが増えていくごとに

誇らしく思えることもあったし

自信もついてきて

自分を殴るようなことは無くなりました


でもここまででなくても

心の中で自分を殴りつけるかのように

出来ない事を責め続けてしまう時が今でもある

すると不思議だけど

ちゃんとそのことについて

夫から叱られたり嫌味を言われたりする


自分で自分の心とちゃんと向き合い

自分を責めることを意識してやめていくと

夫から言われることも

出来ないって分かってるから・・・そこは仕方がないでしょ

なんてのに変わるのですよね


怖いなと思って接すると叱られまくったりする

だから出来てしまったイメージを外すように

目の前にいる状況だけに専念するようにすれば

相手の反応は優しくなるのです


だからやっぱり

誰かの機嫌を取ることよりも

自分の機嫌を取るのが一番大切で

心に余裕を持ってから

相手に集中できるようなコミュニケーションを取ることが

優しい世界へ行ける近道だなと思います



相手次第ではなく、自分次第ということですね


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