見出し画像

リテラシー、って何の話?

読み書きソロバンができるか、ってことだよね。本来の意味は。
でも日本だと、オフィスソフト使えるか、って話になるらしい。大学レベルは、ね。
それを習えば、新しいことを覚えた気になるし。仕事の役にも立つだろうし。先生も、成績つけやすいだろうしね。

でもリテラシーって、パソコンを使いこなせることとイコールかっていったら、やっぱ違うんじゃないかな~。
リテラシーを情報リテラシーだけに狭めて考えるから、「PISA調査で、日本人の読解力が低下」なんてなるんじゃね?


小さい子どもにも「読解力をつけましょう」って話は、聞くよ。
でもなぜだか、できないのは「語彙が足らないからです」ってことになってる。

そもそも、リテラシーって、読み取って活用することだからさぁ。まずは読むことが大事だ、と思うんだけどなぁ。単語を覚えることが最初じゃないよ。

それで、だ。そもそも、「読み方、習ったことあります?」って話になる。
日本だと、それもなぜだか、要約オンリーだ。「しっかり読んで、あなたの経験をふまえ、まとめてください」ってのをやらされる。

それも、確かに必要では、ある。
でもさ、それで身につくのって、高次リテラシーってやつで。要するに、特化した専門領域だけで使える読み書き能力なんだよね~。


読むのって、さ。要約に必要な精読、つまり理解するための読み方だけじゃないんだよね。
速読、つまりスピーディーに、しっかり読むべきものを選ぶための読み方もある。

それにはまず、情報を脳みそで、トップダウン的に処理して予測をすることをやる。
タイトルとかをざっと見つつ、自分の知ってることと照らし合わせて、何が書いてありそうなのか見当をつけるってこと。

それやって、読み進めても無駄じゃなさそうなら、スキャニングにかける。
いくつかの文章を見比べながら、自分に必要なキーワードを探し出していく。
もし、ことばが集まりすぎたり曖昧になったら、チャンキングをして、抽象化したり具体化させたりすればいいよ。

そして「これは?」となったら、スキミングだ。
キーフレーズを見つけて、精読するに値するかを判断するってことだけど。これには、その文章のテーマや主張を見つける必要がある。
そのためには、文の形に着目する手があるよ。
例えば、強調したいことがあると、文の語順が入れ替わってる。「〇〇は、××。」とまとめられる部分が、主題として言いたいことだし。
また、作者のその文に対する主観は、文末に表れていることが多い。モダリティって部分なんだけど。直前の文だと、「だけど」のところで、それ以外の客観的な叙述が、書き手の実情告白であることを示してる。
それから、自分の書きたいことが疑問文になってることは、よくある。
そう。だから、このnoteのキーフレーズは、「リテラシーって何の話?」ってことになるよね。


こういった読み方のテクニックを使うのは、日本だとなぜだか、英語の長文読解に、ってことになるらしい。
いや、違うよねぇ~。

それって、毎日やってる…。そう、ネットの文章に、だ。
まず、検索バーに単語入れて。出てきた検索結果の、タイトルと概要文を読み比べて。イマイチだったら、検索ワードを増やしたり直したりして。
読みたいものがあったら、いよいよ実際のサイトにアクセス。そこでするのは、斜め読みだ。
で、読む価値ありと判断したら、やっと精読の出番。つまり語彙の一つ一つを精読していくボトムアップ処理での読みが必要になる。


今って、実際に本を手に取って、選ぶのが難しいからね。
こんな時こそ、ネットの文章を使ってリテラシー能力を高めるのも、アリなんじゃね?

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

“新しい日常” 探しはじめました

やったー! 「スキ」もらったよ!!
5
「母語とは何ぞや」を知るという欲望を満たすため、色々書かれたものを漁ったり、様々な活動に首を突っ込んでいます。《言語、子ども、コンピュータ、…》《地域文庫、託児、日本語教室、…》
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。