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分かり合えなくても、みんなといたい。〜理不尽な環境だから気づけたこと〜

学生最後を何に捧げるか

学生のみなさん、人生最後の学生時代、何を捧げたいですか?
社会人のみなさん、今最後の学生時代を過ごせるとしたら、何に熱中して生きたいですか?

海外旅行・留学・遊びに恋愛、たくさん選択肢はあると思います。

私はそんなたくさんの選択肢の中、何かを共に頑張る「仲間」を作りたいと思いました。

というのも、大学時代はこのままでは「なんとなく」で終わってしまうなと思ったからです。
大学時代、なにをやってきたかと言われたら、語れることはたくさんあります。

独学で夢の一つだった保育士の資格をとって働いて
発達障害児の子どもの愛おしさと大変さに試行錯誤してきたし
心理学の研究も頑張ってみんなで論文出したし
カナダに留学してたくさんの文化も知った。

青春だって、したと思います。

でも、「高校時代ほどの楽しさ」はなかったんです。

勉強をおろそかにして毎日部活に命を捧げていたあの高校時代の輝きは、もうないのかな、って思っていたんです。

だから仲間と、何か頑張りたい。本気になれる仲間がほしい。

そこで私が「学生最後を捧げる」と決めたのは「学生団体」でした。

理不尽な環境だから学べたこと

私の所属する学生団体は、就活を終えた先輩たちが、1個下の学生にキャリア面談をしたりイベントを開催したりする全国組織です。

学生はある意味あほなので、とんでもないKPIを設定しそのために働かなくちゃいけないし、企業でいう「営業」とその他の「人事」や「労務」などの管理も全員プラスで担当するし、ありえない仕事量なのに、報酬は当たり前のようにありません。

初期メンバーということもあり、やりたい・やりたくない関係なく、マネジメントをしなくてはいけない立場になります。

私は自分で選んだ環境なのに、「なんて理不尽なんだ」と嫌になってしまうときが、たくさんあります。

でも仲間が大事なので、辞めません。やりきりたいし、担当している後輩も可愛いので、辞めません。

それに、よく考えてみると、この「理不尽な環境」だから学びを得られたことは、たくさんあると気づきました。今日は、これからあと半年がんばるために、それをアウトプットしたいと思います。

①いろんな価値観、得意不得意の人がいる
②伝え方が大事
③「ありがとう」や褒め言葉の重要性の再確認

①いろんな価値観、得意不得意の人がいる

私はいままで「多様性の受容」のできる人だと思っていました。
発達障害児の支援を2年間やってきて、多様な国籍の人と関わって、どんな人とも仲良くやっていける人だと思っていました。

でも、全然違ったんです。

目の前にいる、同じ大学の同じ組織の子に、どうアプローチしたら動いてもらえるのかわからない。その子の正義としているものがわからない。なんでこの仕事がすぐにアウトプットできないのか、わからない。

この学生団体をやって、どんな仲良い子であれ「人は他人だ」どころではなく「人は外国人だ」と思うようになりました。

だから、分かり合えなくて当たり前。
でもだからこそ面白いし、いろんな人がいて、いいなって思ったんです。

メンバーの仕事が遅くても見守る姿勢や必要なときを見極めて手助けすること、「待つ」というアクションを取れるようになったのも、この活動のおかげだと思います。

②伝え方が大事

①に心から気づいてからは、いい意味で「人に期待しない」ようになりました。

いままでは、「普通こう伝えたらこれくらいのことまでプラスでやってくれて当然」や「考えて理解してくれるだろう」と人に期待して、それに応えてもらえず、「なんで?」とイライラしていたんです。

でも、「人は他人」だから私にとっての当たり前が他の人にとっての当たり前ではないんですよね。

だから、ちゃんと伝わるように、まずは相手を労ったり、どういう理由でこれを期限までに相手が行う必要があるかなど伝えられるようになりました。

特にこの組織では報酬のない中みんな仕事を抱えすぎて一定イライラしている場面がどのメンバーにもあるので、そのタイミングでの伝え方などには、勉強になるものが多いかと思います。

③「ありがとう」や褒め言葉の重要性

このnoteを書くにあたって
「私、全然褒められていないな」って思っていたんですよね。

でも、思い出すとけっこう褒めてもらったり、「ありがとう」って言われたりしているんです。

反対に、「私は褒めたり感謝の気持ちを言ったりしているのになあ」って。

でも、実はこれみんなそうなんじゃないいかなって思うんです。
みんな、褒められ足りていないと思うんです。

だって、金銭報酬はなくて感情報酬だけなら
もっと感情報酬あっていいんじゃない?って思うから。

だから私はこれからも仲間のスラックでの投稿にはなるべく反応したいし、ありがとうって言いたいし、褒めてあげたい。

でも「人は他人」なので、人に褒められることは期待せず、自分で自分を労わってあげたい。

そう思って維持するための適度な距離感や、敢えて踏み込まないことも重要だと思うので、ここは慎重に。

あと半年、私に必要なこと

毎日活動しているので、ずっと課題は生まれ続けるしまた変わると思うけど、
今の私に必要のは「意図的な対等性の構築」ではないかと思っています。

初期メンバーだからこそ、仕事が早いからこそ、東京でインターンもしているからこそ、「ゆりには言いにくい」みたいなのもメンバーの中には絶対あると思うんです。

配慮はうれしいけど、遠慮はされたくないし、
私が原因でお仕事に支障が出ていることがあるのだとしたら、
それはもっと悲しい。

だから、もっとみんなで「フラットに」話し合えるように
「ありのままのみんなのよさを発揮しながら」楽しめるように

私にできる
「対等性」を演出するコミュニケーションを取っていきたいです。

たとえば、わざと遅刻するとか、わざとやり忘れるとかもいいのかもしれない。
めっちゃ仕事遅くなっちゃうとかも逆にいいのかもしれない。

これから

この組織のみんなといるときの自分、正直あまり好きではありません。
いろんな人がいて、いろんな人の考えに触れて、辛いことも多いから。
大切なメンバーのことを「こういう子だよね」って分析するのもあまり好きではないしされるのもあまり好きではない。

嫌なことも多い。

でも、2月から始めたみんなと掲げた目標を、達成する景色が見たい。
もっと自分の枠を広げたい。
もっとみんなのいいところも嫌なところも知りたい。

みんなと分かり合えなくたっていい、みんなに褒められなくたっていい。
それでもみんなと3月まで、一緒にいたい。

だからあと半年、だいぶ理不尽はあるけれど
私は私にできることを、精一杯やって
自分を労って、みんなを労って、大切な時間を楽しく過ごしたい。



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⋆⸜ 自分の人生を大好きに⸝⋆をコンセプトに本質に迫るキャリアカウンセラー兼保育士兼女子大生。多くの人に ⋆⸜自分の人生が大好き⸝⋆って思ってほしいなって想いを胸に。Axxis inc. 20卒 :: encourage :: 障害児施設の保育士 :: 名古屋大学 臨床心理学専攻
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