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東品川で、夜の桜を見上げてきました。


今年も品川では桜がきれいに咲きました。昼間の桜も素敵ですが、夜の桜もまた一興。

Re-FRESH編集部おすすめの夜桜スポットを紹介します!

おすすめは 「利田神社」

夜桜スポットに到着。東品川の利田(かがた)神社です。品川浦船溜まりのすぐ近くにあります。


利田神社は江戸時代前期にできた神社だと言われています。「利田」というのは、当時地元の開発に携わった利田利兵衛という人物の姓からとられたものなのだそう。

では、さっそく桜を見ていきましょう!

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真正面からパシャリ

鳥居に向かって左手に見事な桜の木があります。誰もいない、静かな境内です。
もっと近づいてみましょう。桜はすでに満開でした。

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枝ぶりが立派な桜です

大々的にライトアップされている夜桜もある中、提灯の温かな明かりに優しく照らされている桜も、風情があっていいですね!

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狛犬も華やかに

境内には1対の狛犬が。口を一文字に結んだ吽形が、咲き誇る桜を背にしています。一方、口を開けた阿形の方には桜が無く、少し寂しそうにしていました…。

江戸の民が沸いた!品川の「大鯨」事件

この神社、規模はそこまで大きくありません。しかし、実は江戸時代に多くの人を驚かせた「寛政の鯨」が眠っていることで有名なのです。

しながわ観光協会のホームページでは次のように紹介されています。

寛政10年(1798)5月1日、品川沖で体長九間一尺(約16.5メートル)、高さ六尺八寸(約2メートル)の鯨が現れ、品川の漁師たちが捕獲しました。この大鯨は江戸中の評判となり、11代将軍徳川家斉が浜御殿(現在の浜離宮恩賜庭園)で上覧されたほどの大騒ぎとなりました。

その鯨の頭の骨を埋め、碑が立てられているのがこの神社なのです。
ということで、鯨塚を探してみることに。集会所の前に記念碑らしきものがあるのを確認したのですが…真っ暗な中、ちょろちょろと静かに水が流れる音が聞こえるのです…。

うわぁなんか怖いなここ!写真も撮れずにすたすた退散してしまいました。

(※心霊スポットではありません!)

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かろうじて撮影できた説明パネル

夜の品川散歩、いかがですか?

お仕事帰りのリラックスタイムを、東品川で過ごしてみませんか?先人たちの足音が聞こえる歴史あるエリアでは、あなたの知らない品川に出会えるかもしれません。

利田神社の近くには一龍屋台村などの居酒屋もあり、旧東海道までもすぐに出られます。

またくる桜の季節に、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

一龍ネオン

赤々と光るネオンが目印の「一龍屋台村」

利田神社
〒140-0002 東京都品川区東品川1-7-17
京急北品川駅より徒歩6分​


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