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『Terraforming Mars Big Box』って何?

今朝、TLを眺めているとフォロワーさんのこんな投稿が目に入りました。

…なんですって?

早速、リンク先を確認。

筆者のDave氏に翻訳のご許可も頂きましたので、早速まとめてみました。

Dave - Not @ any con soon/@whovian223
https://twitter.com/whovian223?s=20

翻訳元:Dude! Take Your Turn!
https://dudetakeyourturnblog.wordpress.com/2020/06/04/qa-stephen-buonocore-president-of-stronghold-games/

※機械翻訳の後、出来る限り分かり易いよう翻訳を心掛けておりますが、気になる方は本文をご確認ください。
※翻訳に誤りがあった場合、ご指摘頂けると助かります。

【記事翻訳】
先週、何か耳にしたかもしれませんが、ほとんどの場合、意識下に潜り込んでいました。
私もそうでした。
6月9日に『Terraforming Mars Big Box』がKickstarterに登場するのをご存知でしたか?
それは来週ですね!
知っています!
私だって驚いているのです。
ここ数日の訪問者数を見ると、皆さんも同じだったように感じます。
私はStronghold Gamesの社長であるStephen Buonocore氏に連絡して、今後のKickstarterキャンペーンについての質問に答えてくれるかどうかを確認したところ、快く承諾してくれました。

Stephen Buonocore氏
Stephenはポーズをとった写真より、自撮りの方が好きだと話していました。
私は自撮りが苦手ななんだ、ごめんね、Stephen!
彼はそういう人なんです。

Q&Aの中では、『Big Box』についての有益な情報や、将来について誤魔化された部分もありましたが、情報も貰いました(これは理解できます)。

以下から確認できます。
Stephenは素晴らしい方であり、包括的な回答をしてくれたことに感謝します。

こちらが発売前のページです。
https://www.kickstarter.com/projects/strongholdgames/terraforming-mars-big-box?
興味があれば、こちらもチェックしてみてください。

Q1.
Dice Tower Westでお会いでき、一緒に自撮りができたこと嬉しく思います。
コンベンションに参加する上で、好きなことと嫌いなことは何ですか?

簡単だよ!
好きなのは、あなたのような友達やファンと一緒に写真を撮ることです!
真面目な話だけど、みんなと一緒に遊んだり、ゲームをしたり、お酒を飲んだりするのが好きなんだ。
間違いなく、私にとって好きな部分です。
今シーズンのコンベンションではそれができないのが本当に寂しいんだ。
Dice Tower Westの2020年のコンベンションはコロナウィルスの影響で最後だからね。
一番嫌いなのは旅そのものさ。
私は飛行機での移動が多いんだけど、都市を行ったり来たり大変なんだ。
全くワクワクしないし、「やったー!空港に行くぞー!」という気持ちにもなれないです。
今では「あー、くそっ…荷造りしなきゃ、何か見逃したかな、空港に行かなきゃだし、何時間も何時間も飛行機に乗らなきゃ…」という感じです。

Q2.
何故、今『Terraforming Mars Big Box』なのですか?
何故このタイミングで出すことにしたのですか?

1番問い合わせが多かった商品は『Terraforming Mars Big Box』です。
私は空のボックスだけでは出さないと公言していました。
小売店には嫌がられるでしょう。
ゲーマーも嫌がるでしょうし、それを望んだとしても空のボックスにどれだけの金額を請求できるのでしょうか?
そこで空のボックスの代わりに市販の『Terraforming Mars』用の最高のアクセサリーを使った大規模なプロジェクトを行うことにした訳です。

Q3.
このKickstarterには何が入っているのですか?

コンポーネント
・市街地タイル24枚(6種類 各4枚)
・森タイル40枚(5種類 各8枚)
・海タイル9枚
・特殊タイル14枚(首都、商業特区、工業地帯、立ち入り制限区域、自然保護区、鉱山採掘権、核実験場、溶岩流、モホール採掘エリア、生態ゾーン 他)
・グローバルパラメータマーカー5個
・カードディバイダー
・新規カード3枚

上記はコンポーネントです。
これらは全て特注の多重構造トレイに入れられます。
これらのトレイはTerraforming Mars本体と5つの拡張の全て収納できるよう特注しています。

Q4.
プロモや企業カードは出てくるのでしょうか?
また、それらのいくつかを教えてもらえますか?

キャンペーンは『TURMOIL』のキャンペーンと同様、毎日マイルストーンが公開されます。
その中にはプロモカードも含まれています。
プロモカードやそのほかについて詳しくは言えませんが…まぁ、話せませんね。

Q5.
熱心な『Terraforming Mars』ファンに何か伝えたいことはありますか?
『Big Box』のKickstarterには、彼らにアピールできるものはありますか?

彼らが熱心にゲームを楽しんでいることを嬉しく思いますね。
ゲーム人生の中でもっと早くに遊びたかったと言ってくれる素晴らしい筋金入りのファンだと思っています。
勿論、費用対効果は言うまでもなく、流通している中では圧倒的に我が社のものが一番だと思っています。
Kickstarterの『Big Box』の価格は$99(+送料・税)です。
この価値で、ストレージ、3Dタイル、グローバルパラメータマーカー、そして…

未発表のものが手に入ります。
上にも書いたようにゲームに登場するのが11枚の特殊タイルではなく、14枚のタイルとなっていることに気付いたでしょう。
つまり3枚の特殊タイルは未発表の新しいものです。
この3枚のカードが新タイルの使い道を決めているのです。
これが今回のKickstarterのオススメポイントです。
これらのタイルを全部見たら、涎が出てしまいます。

Q6.
3Dタイルなどの全てを必要としないが、それでもプロモカードや収納ボックスを望む人のためのオプションはありますか?

残念ながらありません。

Q7.
まだゲームを購入していない人向けに、拡張の一部(または全て)を追加できるようにするアドオンはありますか?

『TURMOIL』で行ったのと同様に、基本ゲームの全セットと一部、または全ての拡張を購入できるプレッジレベルがあります。
また、これまでリリースされたことのない他のアドオンも追加されます。
現時点では、それらについてお話しできません。

Q8.
ゲームには、既にあるタイルに加えて、3枚のタイルが追加されています。
『Big Box』に付属しているいくつかのカードと関連付けられているのですか?

上記のように、3枚の新しいタイルは3枚の新しいカードに対応しています。

Q9.
『Big Box』ということは、これ以上の拡張はないということですか?
それとも更なる拡張の余地はありますか?

私は以前、『Terraforming Mars』に新しいシステムを追加する拡張はないと述べました。
これは新しいコンテンツとして拡張を追加する可能性を排除したものではありません。
これ以上コメントは控えさせてもらいます。

Q10.
新しいKickstarterのうわさが出たとき、多くの人がレガシーゲームを期待しました。
将来的に『Terraforming Mars』のレガシーオプションの可能性について、どうお考えですか?

初めて『Terraforming Mars: Legacy』について言及したとき、私は大変な目に合いました。
なので、これだけは言わせてください。
ノーコメントです。

Q11.
『Terraforming Mars:Turmoil』が登場したとき、これを尋ねる機会がありませんでした。
以前までStronghold GamesはKickstarterを使用していませんでした。
何故、方針を変更したのですか?
Kickstarterを使用するメリットは何だと思いますか?
Kickstarterを使わないゲームも多く出していますが、Kickstarterでゲームを出すかどうかの判断材料は何ですか?

私のポッドキャスト『Board Games Insider』では、この点とボードゲーム業界の変化について詳しく取り上げており、現在では150エピソードに近付いています。
毎週、Ignacy of Portal Gamesでこれを行っています。

簡単に言うと、Kickstarter本来の目的に関係なく、Kickstarterを行うことはマーケティングの一環です。
私達が必要としているのは、ゲームを作るための資金ではありません。
私達や多くの企業が必要としているのは、Kickstarterを通じて得ることのできる市場調査なのです。
多くのゲーマーは、「Kickstarterで最新で最高のものは何か」ということだけに焦点を当て、一般流通のゲームがリリースされたときに何が起こっているのか知らないのです。
そのため、Kickstarterを通して目を鍛え、需要を完全に把握し、バッカーのための正確な個数と一般流通に必要な個数を生産できます。

Q12.
Boardgame Geek上では、『Big Box』の複数のスレッドの中には、ゲームのアートワークが気に入らないとして、カードイラストを一新したデラックスエディションを望む人達がいるようです。
この議論は現在も続いています。
このような批判に対して、反応はありますか?

このゲームのグラフィックデザインとアートワークはFryx Gamesが担当しています。
Fryx Gamesは現時点でアートワークを変更する予定はありません。

このような質問に時間を割いていただき、ありがとうございました。
質問してくれてありがとう、デイブ!

【まとめ】
ザックリとした翻訳ですが、要点をまとめると以下の通りです。

・3Dタイルやトレイ等を同梱した『Terraforming Mars Big Box』のKickstarterが6月9日からスタートする。
・特殊タイルが基本の11種類に加え、新しく3種類が追加となる。
・今回も時限式にプロモカードの追加有。
・プレッジ金額は$99(送料+税別)。
・プロモカード及び、収納ボックスのみのプレッジは用意されていない。
・基本ゲームや拡張を持っていないユーザー向けのプレッジは用意されている。
・これまでリリースされたことのないアドオンも用意されるらしい。
・新しいシステムを導入する拡張の発売は予定していないが、それ以外について発売しないとは言っていない。

気になったのはここら辺でしょうか。
個人的にはプロモカードと収納ボックスのみのプレッジがないのが残念で仕方ありません。
新しい特殊タイルもかなり気になりますが、これまでリリースされたことのないアドオンというのも、どんなものが来るのか楽しみですね。
それにしても6月は一体どうなっているのでしょうか…
完全にボードゲーマーのお財布が狙われている月ですよ。
私は内容見てからの判断すると思いますが、場合によって支援する覚悟も必要かもしれません。

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