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2020年 鎌倉五山第三位、仏殿公開中の寿福寺参拝 20.01.05 15:00

八幡宮の後は、寿福寺へ。
鎌倉五山第三位の寿福寺は、この時期仏殿公開中。

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普段は中門から先境内立入禁止と注文が多く、少し離れたところから眺める程度の仏殿に近寄って手を合わせられる特別感・・・は言い過ぎかな。手を合わせる気持ちがあるのなら、遠くからだろうが近くからだろうが神様なら同じはずだし。

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それでも、寿福寺の境内は国の史跡に指定されているから、そういったところでも特別かもしれない。

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そもそも、寿福寺は北条政子が源頼朝の御霊を慰めるために栄西を住職に開山させたもの。
建長寺、円覚寺に次ぐ寺格もうなずける。鎌倉の寺はどこも京都の寺のようにデカさや華やかさを競うようなところがないのが好感だ。

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山門から伸びる美しい参道はやっぱり特別な感じがするし、裏の墓地には北条政子や源実朝の墓もある。
二人の他にも、外交官の陸奥宗光や高浜虚子、大佛次郎など著名人も眠る寺でもある。

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八幡宮とはJRを挟んで逆側。
今小路沿い、いわゆる裏鎌倉と呼ばれる側なので、大混雑の小町通りをよそにゆっくりとした時間が流れるのが良い。
今日だって折角の仏殿公開だというのに人は閑散。それがまたいい。

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鎌倉も大混雑とそうでないところとがはっきりしすぎていて、もう少しうまく人が分散できればいいのに。
でも、混雑しないところにはそれなりの理由があるもので、大混雑なところにはそれなりの努力と苦労があるわけで。最近御成通りも頑張っていて小町通りをしのごうという勢い。がんばった分は必ず報われるね。
そう考えると、すべてを一絡げみたいにするわけには行かないだろうけ。

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寿福寺のこの空気感は悪くないと思うけれども。
ここに人があまり来ないのはもったいない。





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