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諏訪大社四社参りをしてみた話し 諏訪大社上社前宮参拝 19.09.21 07:44

明日、茅野市民館でフォトコンと風景写真の2誌による写真イベントチームチャンピオンズカップ訳してTCCが行われる。
TCC自体は今日から撮影に入っていて、明日の朝まで同じ条件下で撮影された写真の優劣を競うという写真マッチで今回で3回目。
大会の詳細は明日記すとして、今日は前乗りで諏訪大社を巡ろうと思った次第。


諏訪大社は、上社に前宮本宮、下社に春宮秋宮と4つの宮があり、最近この四社を参ることを四社参りと呼んで推奨されている。
四社巡りの御朱印で特性の巾着をもらえると神社側も乗り気のようで、御朱印を書けばそこそこの儲けにもなる。いや、そういう下世話なことはこの際言いっこなしで。

ということで、諏訪大社参り。まずは、上社前宮から参ります。


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諏訪大社は信濃国一宮。この称号は四社合わせてのもの。諏訪大社というくらいだから、信濃の国の一宮ではあるけれども、諏訪地方に強い関係があり、そもそも諏訪地方とは、長野県の諏訪湖を囲む諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村の地域の総称。諏訪大社は日本最古の神社とも呼ばれ、全国約25000社あるという諏訪神社の総本社である。

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諏訪大社の祭神は建御名方神で大国主の子。事代主の弟に当たる。
出雲で平和に暮らしていた大国主一家は天照一派の建御雷神に国譲りを迫られた。大国主も事代主もそれに納得したが、建御名方は納得しない。結果、建御雷神と建御名方は相撲をとって決着をつけることとなり、負けた建御名方は出雲を追われ諏訪の地に逃げることに。まぁ、相撲という名の大戦争だったことは容易に想像がつくのだけれども。しかし、古代の妄想は壮大です。
以来、諏訪大社は軍神として名高いのだけれども、負けた側なわけで本当のところはもっと複雑なのだろうな。

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諏訪大社の上社は山の神を祀る。まず前宮ができやがて本宮が整備されたというのが一般的な解釈。なので、前宮の造りはどこか古代的。
立派な村の鎮守と言われてもはぁそうですかと思ってしまいそうな神社なのだけれども、やっぱり雰囲気はどこか霊的。こういう所をこういう風に選び出す古来の人の感性って本当に驚かされる。

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諏訪大社といえば社の四隅に結界を作る御柱が有名だが、四隅の全ての御柱に触れることができるのは前宮のみ。ご利益ありそう。

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野山に建つという表現がピッタリな諏訪大社上社前宮。
雨が予想される怪しい天気。早朝ということもあり参拝の人も少ない。
だからこそ感じる霊的な雰囲気。
自然と一体化した雰囲気が前宮の魅力だ。





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