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鎌倉あじさい散歩 紫陽花銀座 極楽寺ー長谷 19.06.13 08:34

時代は平成から令和に移った。
季節は春から梅雨になった。が、その割にしとしとと降る雨の日は少ない。(このころは)
最近ちょっと雨の日が増えたなぁと思ったら、やっぱり紫陽花が見たくなる。そういう季節だ。
紫陽花とあじさい。漢字と平仮名。どちらでもいいのだが、あじさいの優しさに会うために、休暇をとって鎌倉を訪れることにした。といっても、横浜からすればとなり街ということになるだけなのだが。

横浜は広い。東海道線だと乗り換えないといけないし、横須賀線だと余分に止まる。となり町と言っても鎌倉駅までは電車で30分はかかる。
今日はあじさい銀座である長谷の辺りから攻めようと思い、どうせ江ノ電なら藤沢駅から乗りたいなlぁと思って、そうするとますます時間がかかる。わざと遠回りをして、わざと時間をかけて・・・そんな気分にさせるのも鎌倉なんだよなぁ・・・。(存亡の危機にある大船軒の立ち食いそばが食べたかっただけなんだけれども)

春色の汽車に乗って海に連れて行ってね、と言われたわけでもないのに江ノ電。連れて行く相手もいずに今日もひとり。
梅雨の晴れ間。車窓から見える江ノ島の海が眩しい。
たどりついたのは極楽寺。江ノ電の駅でも最も雰囲気がある駅といっても過言ではないだろう。ドラマで有名なといったときになんのドラマを思い浮かべるかで年代がわかる(笑)自分は当然、オッスと
カアコのあのドラマで、キョンキョンと中井貴一ではない。

駅名の由来の極楽寺は鎌倉の切通の名前でありそこに立つお寺の名前。
新田義貞が鎌倉に攻め込むために激戦を繰り広げたのもこの場所。極楽寺坂の切通は今も昔も難攻不落。

極楽寺の駅から大仏がある長谷野駅までは極楽寺、成就院、御霊神社に長谷寺、光則寺と並ぶ鎌倉のあじさい銀座。
朝日が眩しい難攻不落の切通をゆらゆらと進むのが楽しい。

坂の頂上にある成就院からは材木座の海が眺められて、紫陽花と青い海のコラボレーションが楽しめる。一時、土砂崩れで全滅したときにはどうなることかと思ったけれど。

コラボレーションといえば、御霊神社の境内の江ノ電と紫陽花もこの辺りを代表する風景。

長谷寺の後に光則寺まで足を伸ばして。
谷戸の奥に咲く紫陽花や花々に見とれたりして。
そのくせ、美男に嫉妬して大仏には会わずじまい。長谷の駅前の通りは、修学旅行の学生が多くて流石に遠慮してしまった。

今日は平日なのであじさい多めで人は少なめ。麺硬め。(修学旅行生は除く)
森林浴。時折心地の良い風が吹く。いい感じのあじさいが楽しめました。



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