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上田義彦詣の一日 ラグビーで盛り上がる丸の内を歩く 19.10.05 14:54

KITTEでつけ麺を食べて上田義彦が写真展を行っているエプソンスクエア丸の内まで丸の内を歩く。
ラグビーワールドカップ開催中の日本。三菱地所が大会オフィシャルスポンサーのため、今、丸の内はラグビー一色。何しろ丸の内は三菱様のお膝元ですから。でも、ルール的には膝をついたらボールは離さないと反則です。

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丸ビルにはファンゾーンと呼ぶビューエリアが作られているのだけれども、あまりの狭さはお世辞にもパブリックとは呼びづらい。エリアに入れた選ばれしエリートのみが椅子に座って観戦できて、丸ビル内を通り過ぎる人は立ち止まることさえ許されない。このカーストが丸の内ならではと言ってしまっていいのか?そもそもラグビーは上流階級のスポーツだからなぁ。

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三菱は三菱で、ラグビー神社とか相撲取りの銅像とか急遽敷設して外国に対して日本文化を発信しようと思っている風だけれども、そこに居る人達はほぼ日本人という矛盾。
広告代理店が薄く広く考えましたみたいな感じがちょっと共感できない。純粋にラグビーを楽しむみたいな空間になっていないような気がしてならない。

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今、日本は桜のチームの躍進で空前絶後のラグビー熱でうなされている。その熱を人工的に作り出している機関がここのような気がする。
この熱はいつまで持つのか?どこまで女子を騙し続けられるかが鍵だろ。コアなファンっていうのは何があってもファンなわけで、いわば固定票。浮動票をいかに取り込めるかが継続的なムーブメントになるかならないかの境界線。今、丸の内に限らず日本中がラグビー熱にうなされだしている。地方会場で試合を行ったりしたのも拍車の原因だろう。新年の学生選手権に晴れ着で来てドロドロのボールが観客席に飛び込んで散々みたいな光景を秩父宮でよく見た世代としては、またそういう時代が戻ってくるのか?オリンピックが始まったらそれまでなのか?全てはこの大会の結果次第。今後の桜のチームの健闘を祈るのみ!

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マラソンと競歩が酷暑の東京から札幌に会場を移動されつつある。いい具合に横槍が入って案の定みどりの都知事がヒステリー。森喜朗と小池百合子の犬猿バトルでグダグダなオリンピックが予想される。こればかりはワンチームにはなりそうもない。

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そんな丸の内をエプソンスクエアまで歩いて上田義彦の写真展を見る。
写真は科学博物館にあったものの巨大プリントなのだが、エプソンのギャラリーには大きすぎる。上田氏の日の出のギャラリーだったら丁度いいかもしれないが、普通の街なかギャラリーでは無理がある。しかも、ピン貼り。展示期間が終わったらやぶいて捨てられるのか?プリントに愛が感じられない。ポスターのような扱い。
写真には四つとか六つとか適正なサイズというもの存在する。マットで押さえて額入れて、オーソドックスでいいんのに、デジタルの恩恵とばかりに大きくしたりするのは何が目的なのだろか?迫力至上主義。逆に見にくい。これが新しい潮流なのか?プリンティング会社は儲かるのだろうが。

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