祝箱根登山鉄道全線開通　箱根登山鉄道にひたる　20.07.27 08:30

去年の台風19号で壊滅的な被害を受けた箱根登山鉄道。
早くもなのか、やっとなのか、全面開通にこぎつけたというので早速体験にやってきた。

同じ台風で破損して取り外されたままになっている小田原駅の巨大小田原提灯の復元がまだ全然できていなかった。
（8月31日、やっと復元ができたというニュースを目にした）
そう考えると、箱根登山の頑張りは称賛に値する。というか、予算もあるのだろうが、小田原提灯の修理遅すぎ。

というわけで箱根登山鉄道へ。
小田原でJRから小田急線に乗り換えて、箱根湯本で箱根登山鉄道へ乗り換えて。
この面倒くささがリゾート電車に乗る下準備。

いつもなら観光客でごった返す箱根湯本駅も、コロナ禍と開通したばかりの登山鉄道に二の足を踏んでいるのか、人は少なめだ。
箱根登山鉄道の車内だってガラガラ。正直こんな箱根登山鉄道を見るのは生まれてはじめてだ。

1日乗車券を購入しているので、乗り降りは基本的に自由なのだが、あまりにガラガラで乗り心地がいいので結局終点までいってしまうという・・・。

それでも、途中のスイッチバックは見どころで、急なカーブを曲がるごとに電車の車両が車窓から見えるとドキドキしたりと、アトラクションとしての楽しさは相変わらずだが。

結局2往復してしまった（笑）
神奈川県民にとって箱根は聖地だ。
やっとのことで全線開通にこぎつけた箱熱残鉄道の頑張りに敬意を表して。

夏のひとときを登山鉄道で涼しく過ごそうと思ったのだけれども、山の中とはいえ、小雨と相まってかなりの蒸し暑さ。
高原鉄道なんて悠長なことを行っていられるほど日本の夏は甘くなくなってきている不都合な真実。

それでも楽しい箱根登山鉄道。
観光の夢が詰まっているのだが、昨今の過去の実績を吹き飛ばすような台風でまた線路が流されてしまわないか。
それだけが心配事かな。