パパの残業を減らすには

コロナ禍をきっかけに、働き方を見直す企業が増えています。しかし、中には緊急事態宣言が解除されてから、徐々に元の働き方に戻ってしまっている企業もあります。そして相変わらずの長時間労働に。

最近の若いパパは、効率よく働いて早く帰りたいと思っている人がほとんどです。しかし、本人は早く帰りたいのに職場の雰囲気がそれを許さない、上司がいい顔をしない、という話をよく聞きます。

時間効率を高めて働いて成果を出せば、定時で帰って何の問題もないはずなのに、多くの職場では「そんなに早く帰れるなら他の仕事もやってくれ」と言われます。いくら頑張っても早く帰れない、多くの職場がそんな状況に陥っています。

それは業務分担が明確になっていないこと、そして上司や経営者層が昭和の働き方、長時間労働による成功体験を引きずっていることが大きな原因です。

すでに時代は大きく変わっています。長時間働けば働くだけ業績が伸びる昭和のような時代は、もうとっくに終わっています。働き方を変えなければ、社員は心身ともに疲弊して、離職率が高止まりし、優秀な人材は採用できません。経営者にそういう危機意識を持ってもらうことが一番の解決策です。

「でもウチのトップは頭が固いから無理だな」という声が聞こえそうですね。たとえ平社員の一人であろうと、あきらめたら何も変わりません。まずは賛同者とともに自分自身から行動を変える。そして、柔軟な発想のできる役職者を見つけて巻き込んでいく。長時間労働、残業は悪いことという雰囲気を、少しずつ地道に広めていきましょう。

職場の雰囲気に大きな影響を与えている、頭の古い管理職の意識を変えるには、「イクボス研修」が効果的です。興味のある方は、中倉ビジネスコンサルティングまで、お気軽にお問い合わせください。

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