「もうこれ以上傷つかないように。苦しまないように。」と遠く冷たく静かな所に置いてきた心が戻ってきた。いつもすっかり忘れた頃に「はいこれ、大事なものでしょ?」と届く。厄介だから逃れたくて、遠くへ置き去りにしたり、封じこめて鍵をかけても、気づくと側に戻ってくる。