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noteは「鎧を脱いで」「安全な場所から一歩踏み出して挑戦する人」で溢れている


言葉を紡ぐこと。想いを届けること。Noteでは純粋で素朴で美しい文章との出会いがあります。自分の感性を刺激してもらっているうちに、自分のライフワークに通ずる考えが閃いたので、綴っていこうと思います。


ライフワークとしてのヴァイオリン演奏

私のライフワークとして、アマチュアのヴァイオリン演奏活動があります。
普段は地元のオーケストラで副主席を務め、たまに公民館やレストランなどでアンサンブルも演奏したりします。最近は行きつけの居酒屋さんでソロ活動も始めました。その矢先の自粛要請となってしまい、今はオンラインでレッスンを受けています。
高校の部活でスタートし、一度はメンタルを潰すほど挫折して手放してしまいましたが、一生の趣味にしたいと再開して、演奏歴は合計8年ほどです。

ヴァイオリンは、神様がH S Pの自分に授けてくれた趣味だと思っています。
オーケストラという組織の中で、周囲と溶け合いつつ個性を出していくスタイルは、H S Pの得意分野です。
周囲も感受性の強い方が多いので、言葉にしなくても、演奏する姿勢や音から、自分の深い部分まで理解してもらいやすいです。
プロの指揮者やトレーナーは全てお見通しですから、はじめから正直に演奏することを評価してもらえます。
音程やリズムといった分かりやすい部分だけでジャッジすることはなく、その奥の心構えをしっかり見てくれるので、安心して自分をさらけ出すことができます。
表面的な見せ方が評価されがちな社会の中で、H S Pが有利に働く、数少ない場だと思っています。
もちろん、全てアマチュアだから許されていることなので、趣味の範囲でありがたく享受しています。

適材適所があるということ、ふさわしい方向の努力は報われること、正直であること、大切なことの多くをヴァイオリンから教わっています。

「表現すること」と「楽しさ」

アマチュアならではの課題があります。それは、
「音楽は『音を楽しむ』と書くのだから、楽しく弾くことが大切」という考え方です。
「自分が人前で演奏するってなんだろう」と、向き合うあまり考え込んでしまう時に、よく言われる言葉です。「趣味=気楽なもの」と考えている方は、そう言いたくなってしまうのかもしれないですね。

「趣味=楽しい」ということと、「表現=楽しい」は、別の次元にあると思っています。
演奏で表現したいことは、その人の大切なコアの部分です。「楽」とは違うし、「辛い」「苦しい」の対極にあるものでもないんですね。
「楽しさ」とは、その人なりに成長したり、葛藤を乗り越えたり、緊張感や高揚感の先にある達成感によってもたらされる感情のような気がします。そして何より、聴いてくれた方と「楽しい」を共有できた瞬間が、最高の喜びです。

Noteは「素敵な表現に出会える場」

この感覚は、「趣味のnoteは書きたいことを書く場なのだから、楽しく書くことが大切」という考え方に通ずると思っています。
Noteも、文章を書くという枠を超えた「表現」の場です。自分がしたい表現のために、自分をどこまで開示するか、どういう角度で綴るか、難しいところです。読んでくださる方、繋がってくださる方のことにも思いをめぐらします。ときどき葛藤もはじまります。

そうした本業とは別の表現の場で、皆さんが紡いだ「鎧を脱いで」「安全な場所から一歩踏み出して挑戦する」文章に触れるたびに、深く感銘します。
自分が実現したいことのために、見栄を脱ぎ捨て、恐怖心や羞恥心を乗り越えて綴られている文章が、noteには溢れています。Noteとはそういう場所なのかもしれません。

世の中には、自分がやってもいないのに、勝手に人を比べたり、揚げ足を取ったりする人がたくさんいます。
私は、出会う方の勇気ある一歩に気付ける人でありたいです。
気付けるように、共感して応援できるように、自分も一歩踏み出し続けられる人でいたいと思っています。


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