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動画で学ぶ と 研修を受ける の違い

大分県や福岡県を中心に企業研修を担当させていただいています。私が研修を担当するときにこだわっていることは「受講生の声がたくさん聞こえる研修」です。つまり、受講生の方にはたくさん話をしていただきます。そのスタイルは、集合型研修でも社内研修でも変わりませんが、特に社内研修の場合は、グループワークを多めに取る研修を創ることが多いです。

研修というのは、「知識を入れる」という場所であることは間違いありませんが、ただ知らないことを知るための場所であれば、「動画で学ぶ」ことで十分です。知識を入れることはもちろんですが、社内やグループで「価値観を共有する」「お互いの考えを知る」という時間になることが重要だと考えています。

社内やチーム内ではMTGが度々開催され話し合いが行われています。ただそのMTGでは業務連絡や売上目標を達成するための話し合いがほとんどで、自分たちの価値観について話をする機会はそう多くないと感じています。お客様に対してどんな想いで仕事をしているのか、チームの未来像をどんな風に想像して期待しているのか、自分たちは今まで何を大切にしてきて、何をこの先は大切にしていくのか、そんなことをMTGで話をする機会はあまりありません。会社によっては「飲み会」などで話をすることがあっても、それはやっぱり「飲み会」です。

社内研修は、そのような「価値観」を共有できる場所であるべきです。一緒に働いている仲間が仕事に対してどんな想いを持っているのかをお互いに知ることはチームをより強くしていくためにも重要です。だから私はチーム内での意見交換をとても大切にしています。そして、意見交換の時には「相手の話を聞く」ということに集中してもらいます。手を止めて、相手の顔を見て、その人の意見を聞く、そして話が終わったら承認の拍手を送る。それを研修で実践してもらっています。

その効果は、研修後の振り返り(研修後アンケート)を見ると一目瞭然です
 「自分では発想や想像できないことが他者からはいろんな発想があるのでチームは大切だと思った
みなさんと今まで話すことがなかった内容を話ができて、意見を聞けて良かった
自分が思っている以上に、周りの仲間がお客様への想いがあったり、組織のことを考えていることが分かった


チーム強化をお考えのみなさま。「価値観の共有」をテーマに研修を取り入れてみてください。

研修に関するお問い合わせはお気軽に 
小さな組織のための小さな研修」までどうぞ。

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