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「最適」へ向かう力

先日本屋に行きました。

以前は足繁く通っていましたが、もう今は「ごくたまに」という頻度です。そういえば、CDショップや映画館もそうですね。

ネット社会への移り変わりと、個人的にもエンタメをそれほど必要としなくなったのが、相まってのことかと思います。同じような人も多いかもしれません。

とはいえ、今でも本屋に行くとワクワクするのも事実。
昔から、なにかお宝が眠ってそうな感じがするんです。

で、今回もブラブラしながら、平積みされている本の表紙を眺めていると、「最適化」の世界というタイトルの本を見つけました。今スピリチュアル界隈で旬の並木良和さんの本でした。

帯には「なぜ、引き寄せの法則はうまくいかなかったのか?」「新しい生き方のスタンダード」とあります。

今回本を手に取ることはなかったのですが、タイトルに惹かれました。
「最適化」というキーワードがあったからです。

このキーワードは以前あるテーマを考えているときに、浮かんだものでした。
どんなテーマかと言うと、世の中に作用する力についてです。

誰しも、流れの向かう先や物事がどう展開するかに興味があると思います。
物事や自分、または周囲の人々がどうなっていくかがわかれば、将来に備えてうまく対応できます。だから、知りたくなるのは自然なことでしょう。

占いも科学も、「未来はわからない」という前提の中、より確率の高いものを指し示してくれるから支持されるのでしょう。

というわけで、僕も例外ではなく、物事の展開を予測することに興味があります。
世の中にはどんな力が働いていて、それがどう作用して物事は展開していくのか?
興味を持ってよく考えていました。

それは権力者の力か、いや闇の勢力か、経済か、哲学か、科学か、はたまた集合意識か、宇宙の法則か?、いやいや神の力だ、悪魔の力だ、など等。思いは巡り、尽きません。

そして、ある時浮かんだキーワードが「最適化」または「全体最適」でした。

「自然」(自‹おの›ずから然 ‹し›くある)と言ってもいいかもしれません。
然(しか)るべきようにある、あるはずのようにある、「あるべきやうにある」という考え方。

実際、自然や宇宙は歪(ひず)みや無理を嫌い、ナチュラルな無理のない状態へと向かいます。気圧が異なれば風が吹いて平準化され、異なる濃度のものが触れあえば混ざっていく。

基本的には全体最適の方向、すなわち無理のない自然な状態、すなわち平衡状態へ向かうよう力は働く。
そして、それに逆らう力が作用している間は歪(ひず)みが生まれていて、一定以上その歪んだ力が貯まると一気に解放へと向かう。

というわけで様々に作用する力はあれど、大元には「最適化」「全体最適」の力が働いているのではないか、という仮説を持つようになりました。

この視点で物事を観察していると、自然も人も社会も大体そのように動いているようです。
自分の中では信頼度の高い仮説です。

そんな訳で「最適化」という言葉に反応したのでした。
本は読んでないので、ここで書き連ねたことは上記本の内容とは全く関係ないかもしれません。この記事は単なる連想なので、その点はご容赦ください。

「なぜ引き寄せの法則はうまくいかなかったのか?」についても連想が働いたのですが、長くなったのでまた別の機会に。

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

「思考は現実化する」と言われます。が、それだけではなく、さらに大元で作用している「全体最適」へ向かう力に意識を向けてみると、新たに見えてくるものがあるかもしれません。なにか発見があったら教えて下さい。



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