新リーダーへ
社内外に向けて定期的に更新しています。
2020年10月1日から、弊社は下半期が始まりました(※新型コロナウイルスで、通訳事業が完全にOUTだったが上半期はなんとか107%達成で着地👏👏)
下半期の一番の目玉は組織体制の変更です。中でも一番はリーダー制度を設けて、それぞれ部署に配置をしました。”そんなの当たり前じゃん”と思う方も大半と思いますが、意外と、、、中小企業でコレをやるには勇気がいります。
抜擢に伴いリーダーに期待するメッセージを送りました。
社内メンバーに対しては備忘録として。また社外の方に対しては同じ気持ちの方に1人でも参考になればと願っております。
■リーダーを選んだ理由①
『何かを感じようとする人間か?』
これはイチローさんが言うてて、”なるほど〜”と。
1分25秒の動画ですので先ずはご覧ください!
弊社のように未完成だらけの組織では、この何かを感じる力は本当に必要。
正解の無い中で答えを出す、その閃きを得るには常に考えてる人にしか出ません。それが出来る人だと思ったことがひとつめです。
■リーダーを選んだ理由②
『自ら燃え上がり、そのエネルギーを周囲にも分け与えてほしい』
もう一つは皆さんには『自燃性』の人になって欲しい。どうゆう事かというと京セラ創業者の稲盛和夫さんの言葉を引用します。
物事(ものごと)をなすには、自ら燃えることができる「自燃(じねん)性(せい)」の人間でなくてはなりません。私は、このことを「自ら燃える」と表現しています。
ものには三つのタイプがあります。
①火を近づけると燃え上がる可燃性のもの
②火を近づけても燃えない不燃性のもの
③自分で勝手に燃え上がる自燃性のもの
人間のタイプも同じで、周囲から何も言われなくても、自らカッカと燃え上がる人間がいる一方で、周りからエネルギーを与えられても、ニヒルというかクールというか、さめきった態度を崩さず、少しも燃え上がらない不燃性の人間もいます。能力は持っているのに、熱意や情熱に乏しい人といってもいいでしょう。こういうタイプはせっかくの能力を活かせずに終わることが多いものです。組織的に見ても、不燃性の人間は好ましいものではありません。自分だけが氷みたいに冷たいだけならともかく、ときにその冷たさが周囲の熱まで奪ってしまうことがあるからです。ですから私は、よく部下にいったものです。
「不燃性の人間は、会社にいてもらわなくてけっこうだ。キミたちは、自ら燃える自燃性の人間であって欲しい。少なくとも、燃えている人間が近づけば、一緒に燃え上がってくれる可燃性の人間であってもらいたいー」
物事をなすのは、自ら燃え上がり、さらに、そのエネルギーを周囲にも分け与えられる人間なのです。けっして、他人から言われて仕事をする、命令を待って初めて動き出すという人ではありません。いわれる前に自分から率先してやりはじめ、周囲の人間の模範となる。そういう能動性や積極性に富んでいるひとなのです。では、どうしたら自燃性の人間になれるのでしょうか。自ら燃える体質を獲得するにはどうしたらいいか。その最大にして最良の方法は「仕事を好きになる」ことです。私はそのことを次のように説いています。
京セラ名誉会長/稲盛和夫著 「生き方」より 抜粋
※引用元はこちら。より詳しい内容が書いてあります。
http://yuwakurugby.world.coocan.jp/2013.06.19ina.htm
■さいごに
リクルート創業者の江副浩正さんが晩年に遺したという「マネージャーに送る言葉20章」を新人リーダーの皆様へ共有させてください!20章全てが現代にも通じる薫陶なのですが、中でもわたしが最もグサッときましたのが、
1. マネジメントの才能は99%意欲と努力の賜物
マネジメントの才能は、幸いにも音楽や絵画とは違って、生まれながらのものではない。経営の才は、後天的に習得するものである。それも99%意欲と努力の産物である。 その証拠に、10代の優れた音楽家はいても、20代の優れた経営者はいない。
人見知りの僕にはこの言葉に救われました。人がスキとか、トークが上手いとかでマネジメントの善悪が決まるわけじゃない。後天的に身につけるスキルなんかと割り切って取り組むことができました。
そしてもう一つがこちら。
4. 咀嚼して伝える
“上の方で決まったこと”をそのままメンバーに事務的に伝えるマネージャーは、メンバーからの信頼と支持は得られない。経営の方針や義務のルールは、マネージャー自身がまず自らのものとしなければならない。そのためには、疑問などがあれば十分解決しておくこと。 その上で、自らの方針、考え方を交えて、メンバーに向かうことが大切である。
伝書鳩になるな!という事です。自分の言葉で語るのには相応の覚悟と努力が必要です。そのまま伝言ゲームするのは簡単ですが、それでは現代社会においては不要人材になります(グループチャットで良いんで)、こちらは自戒も含めて肝に命じておきたい。
さいごに、リクルート創業者の江副浩正さんの「マネージャーに送る言葉20章」のリンクを貼って締めとさせて頂きます。
数年後に振り返った時に、どんな心境でこのnoteを読むのか楽しみです!
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