見出し画像

新卒1年目は最初の1か月でどんな景色を見たのか

お久しぶりです。Smileです!
いよいよ緊急事態宣言が解除されましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私は「出社」することによって時間が取られたり疲労が蓄積されたりすることがどれくらい自分の生活に”ダメージ”を及ぼすのかが分からず少し怯えております…。

それはさておき本題に入ります。

今回は
新卒1年目は最初の1か月でどんな景色を見たのか
と題してリモート研修を1か月経験した新卒が感じた
社会人として大切だと感じたことを3つにまとめて言語化しました。
そんなに長くないのでサラッとお読みください。

1.社会人の生命線は『主体性』という話

私はかなり意気込んで社会人人生をスタートさせました。
だからこそ私は「なんだこの生ぬるい研修は…」と最初感じてしまいました。

・コロナの影響もあってできることが少ないから17時には退社。
・リモートワークに向けて、社用のパソコンを会社に取りに行くだけでその日の勤務は終了。
・研修も1日2時間半で終了。

そんな毎日は最初の1週間ほど続いてしまい暇で暇で仕方がなく「あーなんでこんなことしているんだろう…。」と感じていました。

また、大学の同期でベンチャーに行った子の話を聞くと

・毎日20時まで働いて大変
・課題が多くてまた徹夜だ
・もう初受注した

という話題が出てきてさらに「自分は何をしているんだ…」という感情が大きくなりました。

「早く実践的なことやらせてくれーー」
「レベル高いことやらせてくれーー」

なんて生意気に思っておりました。

1週間ほどたち振り返りをしていた時、ふと大学時代の自分を思い出し、そして今の自分がいかに愚かな思考をしていたのかに気が付きました。

大学時代は授業だけでは物足りないからとほかの活動に積極的に参加してみたり、興味がある分野に関しては独学で学んでみたりしていました。

しかし社会人の自分ではどうだろか。なぜか勝手に「研修なんだから会社が勝手に育ててくれる」なんて思っていました。そこに『主体性』のかけらもありませんでした。

そこで大学時代のように高い視座感で物事を捉え、主体的に行動を起こそうと思いました。

基礎を時間をかけて丁寧にインプットできるのは
 新卒の今の時期しかない
✔ 体力が余っているなら自分で学びたいことを学んで、やりたいことをやればいい

このスタンスになってからは毎日充実して過ごすことができました。

では、この章で伝えたいことは何か?
それはもちろん題名の通り
【社会人の生命線は『主体性』】ということです。

そして、それと同時に「社会人」というのはすぐに差がつく厳しい世界だなということです。

「いまこのタイミングで頑張れる人」と「そうでない人」の差はきっと数年後に大きな差となって返ってくると思います。
おそらくその時には「新卒の時から差がついていた」なんてことには気が付けないくらい大きな差になっていると思います。

だからこそ気持ちを入れ替えたこの瞬間から主体的に行動をし続けよう

1.社会人は自分次第、だからこそ「自分の時間」は自分でデザインする
2.自分で仕事を創り、価値提供していく、それにより自身を成長させ、さらに価値提供していく

2.『相手視点』と『相手に寄り添う』は違うよという話

この章は特に人材業界の営業に関わる者だからこそ感じた内容です。

結論、
・相手視点を持つこと
・相手に寄り添うこと
この二つは大事です。だけど意味をはき違えてはいけないと思います。

では私はそれぞれをどのように感じているのか、それは

●相手視点を持つ
:相手のことを思いやるだけではなく、相手と同じ景色を見る
:相手の立場になり感情や抱えている課題もイメージする
●相手に寄り添う
:相手と同じ方向を向く、しかし同じ景色を見てはいけない
:あくまで第三者からの視点を忘れない

営業として顧客の視点に立ち、同じ景色を見ることで「どんなことに悩み」「どんな課題を抱えているのか」を理解することは必要です。

しかし、同じ課題を一緒に抱えてそこに行動を一緒に起こしていくだけでは同じ課題を抱えた人が2人になっただけです。

第三者としての意見は絶対に必要です。そうでなければ営業マンの存在価値は限りなくゼロになってしまいます。

時に意見をぶつけることも必要です。営業としての介在価値は顧客が自分でできることを代わりにやってあげることではなく、顧客を課題解決に導くことです。

と、まだまともに働いたこともない新卒のペーペーが偉そうに語っていますが、きっとこれが大切なことなんだろうなと研修を受けているときに感じた内容です。
もし何か「いやそんな考えは理想論だ」「他にもこんな大切なことがある」というような意見がありましたら自分のスタンスをアップデートするためにも参考にしていきたいので、TwitterのDMでも引用RTでもいいので意見ください!

3.社会人も結局は『人』という話

会社の同期や大学の同期の話を聞いていて感じることは「論理的思考力」の壁にぶつかっているということです。

事実、私自身も社会人になったらロジックはかなり重要になるから鍛えなくてはいけない…!と思っていた1人でした。
もちろん論理的思考力は社会人として必須のスキルだと思います。
無いよりはあった方がいい。むしろあればあるだけ仕事に活きるとも思います。

じゃあロジックモンスターになれば成果をガンガンに上げられるようになるのか?

きっとこれの答えは「NO」です。

そんなことは分かっているよ!と思う人がたくさんいると思います。
だけどもともと論理的思考が得意な人、好きな人ほど陥りやすい思考なんです、「ロジカルに分かりやすく端的に説明すればサービス導入できる」と…。

だからいかに論理的に説明するかというところに労力を割いてしまい「相槌を打つ」「共感する」「深堀りの質問をする」というところを忘れてしまうのです。
これは営業ではなく「プレゼン」ですよね。

でも顧客も『人』なんです。学生時代にテストで求められていた論理的な説明だけではいい評価を得ることはできないんです。

逆に少しくらい論理的じゃなくても、自分に寄り添ってくれて一生懸命説明してくれて言いたいことが伝われば、「この人が言うならサービス導入してみるか」ってなることもあると思います。

最終的には

『人』と『人』との勝負です。
いかに相手に信用してもらえるか、信頼してもらえるかが大事です。
そのために『情』と『理』を上手く使い分けていきましょう。

まとめ

● 社会人の生命線は『主体性』という話
:社会人は自分次第、だからこそ「自分の時間」は自分でデザインする
:自分で仕事を創り、価値提供していく、それにより自身を成長させ、さらに価値提供していく

● 『相手視点』と『相手に寄り添う』は違うよという話
:相手視点は ”相手と同じ景色を見る”
:相手に寄り添うは ”第三者視点を忘れない”

● 社会人も結局は『人』という話
:”情”と”理”を上手く使い分ける

新卒が最初の1か月で感じたということは、アップデートされたり改変されたりする可能性はありますが、おそらく長い社会人人生において根本的に大切になってくる内容だと思います。

なので、忘れぬよう頭の片隅に置いておけるよう言語化しました。

それでは。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?