健康を意識する人は知っておくべき五大栄養素の基本を解説
「健康」というキーワードで考えてみると多くの人は何らかの悩みを抱えている人が少なくないと思います。
○体重が増えてきたのでダイエットしたい…
○スポーツをやっていていつもいいパフォーマンスが出せる状態にしたい…
○健康診断で悪い結果だったのでどうにかしないと…
○暴飲暴食をしてしまったので、ちゃんとしたものを食べた方が良いなかな…
○持病があるので、それを治すまたは改善したいんだけど…
健康を考える上で、健康と栄養は切っても切り離せないものです。
栄養を理解していこうとしたときに、ビタミンCやカルシウムなどの個々の栄養素についての細かい話や理解も大切になってきます。
ただし、全体像が見えていないと、そういった知識はただの断片的な情報になってしまいます。
「点」だけがひたすらあって、全然「線」になっていないような状態です。
「木を見て森を見ず」ではなく、まずは全体像をとらえましょう。
五大栄養素とは?
五大栄養素とは炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、です。
炭水化物、脂質、タンパク質の役割:エネルギーを作り出す
ビタミン、ミネラルの役割:体の調子を整える
まずはここを押さえましょう。
「エネルギー」≒「カロリー」のイメージ
私達は体を動かしたりすることで、エネルギーを消費します。
例え体を動かさなくても心臓は動いていますし、脳も働いています。
そんな場合でもエネルギーは必要です。
その供給元になるのが炭水化物、脂質、タンパク質です。
エネルギーと言うと分かりにくいかもしれませんが、イメージしやすい言葉で置き換えるなら「カロリー」です。
「体の調子を整える」とはどういうイメージか?
ビタミン、ミネラルの役割が体の調子を整える、というのは漠然としていますね。
ミクロな視点で見ると私たちの体の中では多くの化学反応が起こっています。
食べたご飯を消化してエネルギーにするときにも数多くの反応が体の中で起こっています。
その化学反応を起こすのにビタミン、ミネラルが必要になってきます。
イメージとしては、化学反応を起こすためのカギ付きの箱があって、箱を開けて化学反応を起こさせるのに必要なのがビタミン、ミネラルなのです。
ビタミン、ミネラルは化学反応を起こさせるカギの役割です。
もしそれらが不足していたらどういうことになるでしょうか?
体は正常に機能しにくくなり、様々な問題を引き起こすということです。
問題が深刻になれば、病気にもなり得ます。
各栄養素のイメージ
各栄養素がどのようなものに含まれているかを大まかに把握しておきましょう。
「炭水化物」=「糖質」+「食物繊維」です。
食物繊維は第6の栄養素と呼ばれているくらい重要視されることもあります。
糖質はイメージで言えばお米、パン、麺類などの主食系。砂糖もここに当てはまります。
食物繊維はゴボウの様な繊維質のようのもの(不溶性)ですが、水溶性のものあり、海藻類や果物などに多く含まれています。
脂質は油のことです。
たんぱく質は主に肉や魚に多く含まれています。大豆などにも多く含まれており「畑の肉」とも呼ばれています。
たんぱく質はエネルギーにもなりますが、基本的には体を作る土台です。
皮膚、髪、筋肉、骨、心臓などすべてはタンパク質でできています。
ビタミン、ミネラルは野菜、果物に多く含まれているものがあります。
もちろん、野菜、果物以外にも、肉や魚などもビタミン、ミネラルは入っています。
まとめ
五大栄養素:「炭水化物」「脂質」「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」
「炭水化物」「脂質」「タンパク質」⇒ エネルギーになる
「ビタミン」「ミネラル」⇒ 体の調子を整える
まずはしっかりとつかんでおきましょう!!
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