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中小企業のイノベーション

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#中小企業

なぜ類似した補助金申請は印象が悪いのか

なぜ類似した補助金申請は印象が悪いのか

今日はなぜ類似した補助金申請は印象が悪いのかについてです。

【なぜ類似した補助金申請は印象が悪いのか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

中小企業向けの補助金

や助成金は手続きが多く、実際に補助金が支給されるまでは想定以上の業務がある。こんな面倒なことがあるなら補助金を辞退したいと感じる中小企業もとても多い。

しかし基本的に補助金は

我々中小企業にはありがたいもの。中小企業省力化投資補助金や

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6割でスタートし、徐々にパーフェクトにする経営

6割でスタートし、徐々にパーフェクトにする経営

今日は6割でスタートし、徐々にパーフェクトにする経営についてです。

【6割でスタートし、徐々にパーフェクトにする経営】作成 中小企業診断士 竹内幸次

大企業とは異なり、

我々中小企業は俊敏さ、スピードが武器になる。俊敏やスピードが武器になる理由はオーナー経営者だから。株主調整に時間は掛からない。

具体的には6割スタート

を心がけよう。新規事業をスタートする際に、市場調査や競合調査、自社能

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勤務先が十分に賃上げしてくれなかった時の考え方

勤務先が十分に賃上げしてくれなかった時の考え方

今日は勤務先が十分に賃上げしてくれなかった時の考え方についてです。

【勤務先が十分に賃上げしてくれなかった時の考え方】作成 中小企業診断士 竹内幸次

大手の賃上げニュースに触れると、

自分が勤務する中小企業も賃上げしてくれるのか期待が増す勤務者も多い。約85%の中小企業が賃上げすると回答(https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198389_1527.h

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結論を知り、その後に原因や理由を探るべき

結論を知り、その後に原因や理由を探るべき

今日は結論を知り、その後に原因や理由を探るべきについてです。

【結論を知り、その後に原因や理由を探るべき】作成 中小企業診断士 竹内幸次

例えば、中小企業のホームページ等のSEO成果

をGoogle Search Consoleで確認する際に、初期表示画面にはサマリー(要約)として検索パフォーマンスの合計クリック数のみが表示される。この合計クリック数はいわばSEO成果の結論と言える。経営全般

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最後の売り物は「会社」

最後の売り物は「会社」

今日は最後の売り物は「会社」についてです。

【最後の売り物は「会社」】作成 中小企業診断士 竹内幸次

後継者が見つからずに

会社を廃業する例に触れることが増えてきた。売上が減ったためではなく、事業を引き継ぐ人がいないという後継者不在廃業。どうにかしたい。

顧客もいる、従業員もいる、

金融機関の支援もある、公的機関から評価もされている。しかし後継者がいない。こんな残念なことはない。

経営

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大企業の経営手法は中小企業にも使えるのか

大企業の経営手法は中小企業にも使えるのか

今日は大企業の経営手法は中小企業にも使えるのかについてです。

【大企業の経営手法は中小企業にも使えるのか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

以前顧問先の中小企業

の経営者がMBA(経営学修士)を取得するため様々な助言を行った。グローバル企業の成長戦略やマーケティング戦略、組織運営等、経営事例の数々。あるべき姿から見ると文字で書かれた事例企業の改善点が分かってくる。

MBAに限らず、

新聞や

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自社の利益ばかり考えている企業との取引

自社の利益ばかり考えている企業との取引

今日は自社の利益ばかり考えている企業との取引についてです。

【自社の利益ばかり考えている企業との取引】作成 中小企業診断士 竹内幸次

とくに大手企業からの加工請負型

の中小製造業の場合、大手企業(の担当者)が価格交渉に応じてくれないことがある。中小企業としては、従業員を自社に留めておくためにも賃上げしたい。そのために受注単価を上げて欲しいと伝えても、大手企業の担当者が応じてくれない。

大手

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実績は過去のこと、理想は未来のこと

実績は過去のこと、理想は未来のこと

今日は実績は過去のこと、理想は未来のことについてです。

【実績は過去のこと、理想は未来のこと】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、ある中小企業のコンサル

をした際に、経営者が「クライアントに提案すると、必ず実績を問われる」と言っていた。提案型の中小企業なので、その提案が確かに収益になるのかをクライアントは気にしているという。

実績を重視する思考は、

過去思考、模倣思考、保守的思考が根底

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京都総研冊子に「PdCa」記事掲載されました

京都総研冊子に「PdCa」記事掲載されました

今日は京都総研冊子に「PdCa」記事掲載されましたについてです。

【京都総研冊子に「PdCa」記事掲載されました】作成 中小企業診断士 竹内幸次

株式会社京都総研コンサルティング

が発行する経営ノート2024年2月号に竹内幸次原稿「PdCaに陥りがちなPDCA」が載りました!

主な内容は以下です。

・PDCAサイクルが有効とは限らない
・失敗の本質とPdCa
・計画は行動を引き出すために

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習慣の功罪/習慣は時代遅れのスタート

習慣の功罪/習慣は時代遅れのスタート

今日は習慣の功罪/習慣は時代遅れのスタートについてです。

【習慣の功罪/習慣は時代遅れのスタート】作成 中小企業診断士 竹内幸次

将来忘れないために記録する。

また、今は忘れるため(忘れて目の前のことに集中する)ためにメモしておく。この2つは私が常に心掛けて実行している中小企業診断士としての運営管理だ。

上記を習慣にするために、

意識を集中しなくてもルーチンワークのように業務が進むように

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補助金よりも睡眠時間で生産性向上

補助金よりも睡眠時間で生産性向上

今日は補助金よりも睡眠時間で生産性向上についてです。

【補助金よりも睡眠時間で生産性向上】作成 中小企業診断士 竹内幸次

日本人の平均睡眠時間

は1日7.4時間。結構眠っているな、と思うかもしれないが、米国8.9時間、ドイツ8.3時間と比較すると1時間短い。

睡眠時間は労働生産性

の伸びとの相関関係がある(根拠:https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/

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中小企業経営は1に個性、2に革新

中小企業経営は1に個性、2に革新

今日は中小企業経営は1に個性、2に革新についてです。

【中小企業経営は1に個性、2に革新】作成 中小企業診断士 竹内幸次

個性のかたまりであったはずの中小企業

経営も、近年の計画偏重、コンプライアンス偏重によって徐々に個性を失っているように感じる。もっと野性味を!と感じる毎日。

ネットが普及してから、

成功事例だ、失敗事例だと、他の先行事例ばかりを気にする経営者が増えた。自分こそ前例、前

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大手企業のような賃上げができない中小企業の対応策

大手企業のような賃上げができない中小企業の対応策

今日は大手企業のような賃上げができない中小企業の対応策についてです。

【大手企業のような賃上げができない中小企業の対応策】作成 中小企業診断士 竹内幸次

2024年春の賃上げは、

一企業や産業のみならず日本の未来を決めると言っても過言でないほど重要だ。株高を支えている海外の投資機関や投資家は日本の賃上げが期待を下回れば単なる物価高で終わり、日本を見捨てる可能性がある。

我々中小企業は

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目の前の値上げばかり考えず、価値ある新規事業を考えよう

目の前の値上げばかり考えず、価値ある新規事業を考えよう

今日は目の前の値上げばかり考えず、価値ある新規事業を考えようについてです。

【目の前の値上げばかり考えず、価値ある新規事業を考えよう】作成 中小企業診断士 竹内幸次

中小企業にも賃上げが必要

な時代となった。大手企業は16%の賃上げや大卒初任給32万円等の数字が飛び交う。賃金を上げるためにも単価が高く取れ、粗利益率も高い事業を展開したいもの。

中小企業によくあること。

それは現在の商品や

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