もう僕には興味がない選手なんだよね・・・

5月下旬、有村智恵選手が
アメリカツアーから撤退して
日本ツアーに戻るというウェブニュースが
流れてきました⇒こちら

そして今週から試合に出ているそうですが、

有村智恵選手といえば、
アメリカツアーへ挑戦する以前に参戦していた
日本のツアーの試合では、
ピンそば1~2m程度まで寄せないと
安心できないパッティングでは
アメリカへ渡っても苦労するのは
目に見えて分かっていたことですし、

また、日本ツアー13勝と言っても
最終日の試合内容を見れば
メンタルが強い勝ち方はほとんどなく、

逆にアメリカツアーといえば
最終日にはスコアをガンガン伸ばす選手たちがいる中では
太刀打ちできないのも、目が肥えた人なら
見えていたともいえるでしょう。

それと、たとえば、
宮里藍選手はアメリカツアーへ
『明日でも勝てる』との意気込みで乗り込みましたが、

レベルの高さに「ゴルフをやめたい」とまで追い込まれた中、
何とか息を吹き返せた時期がありました。

でも、諸見里しのぶ選手、上田桃子選手などは
活路を見出せず撤退してきたように、
アメリカツアーは土台がしっかりしていないと
跳ね返されてしまうツアーレベルであることは
理解していたので、

だから確か2012年の秋ごろのブログで、
もし相談を受けたとしたら
(土台作りのために)1年待てと
アドバイスしたと書いてきたと思うし、

あの2012年の有村智恵選手の競技レベルで
アメリカツアーへ行くことは
挑戦というよりかは無謀に近かったので、
今日の淘汰された状態を予想できた人は
私の他にもいたのではないでしょうか。

でもアスリートって
自分の行動を正当化したいから
『これも1つの良い経験になった』と
言うでしょうが、

だったら僕も言うよ、

他人が経験した失敗事例を
自分も経験する必要はないと!

たとえば、高橋みなみ氏が以前755で
『選んだ道を正解にするしかないんだよね』と
書いていたことがあったけど、
僕は必ずしもそうとは思わない。

人間は間違った選択をすることもあるから・・・。

分かりやすい例を挙げると
戦争を選択した第二次世界大戦、
その選択を正解にしようとした結果、
日本はどうなったのか?

だから僕は深みに嵌る前に、
適度な時間が経過したら、
一度立ち止まって、
いま自分は正しい選択をしているかチェックして、
そのままアクセルを踏み続けてOKなら踏み続け、
軌道修正が必要なときは軌道修正する。

そしてまた適度な時間が経過したら、
一度立ち止まって、
いま自分は正しい選択をしているかチェックして、
そのままアクセルを踏み続けてOKなら踏み続ける、
軌道修正が必要なときは軌道修正するという
繰り返し作業が深みに嵌らないコツと
私の中では思って実践しているのです。

有村智恵選手の場合、
ここまで深みに嵌ると
挽回していくのも厳しいものがあるのと、
あのとき、一緒に頑張ると言っていれば
苦労しなくて済んだことを
苦労しなければいけないことは疲れることで、
ここから挽回したとしても
あのとき僕が見た景色までたどりつけないし、
勝負センスもあまり感じないので
もう僕には興味がない選手なんだよね・・・、
正直言って・・・。

頑張るんだったら
もっと他の選手と僕は一緒に夢を追って頑張ってみたい!

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