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【SmartHRサマーインターン】優勝チームインタビューvol.2(ビジネス総合職)

SmartHRは、2026年入社予定者を対象に「新卒1期生」の採用を行っています。SmartHRのことをより知っていただくために、この夏はじめて、ビジネス総合職向けのインターンシップを開催!2024年は、3daysと1dayの2種類のインターンシップを各2回ずつ開催しました。

この記事では、3daysインターンシップ第2回の優勝チームを招き、インターンシップへの率直な感想を話してもらっています(日程の都合により5名中3名にご参加いただきました)。SmartHRに興味を持っていただいている方や、来年以降のインターンに関心があるという方に、参考にしていただければと思います!

インターンシップの内容は、以下の記事もご覧ください。

SmartHRブルーに白文字で「SmartHRロゴ」が書かれた壁を背景に7人が横に並んで、ピースしている写真。みんな笑顔。
集合写真
左端は人事メンターの福井さん、右端は役員メンターの佐々木さん
福井さんの横から、石橋さん、満田さん、前田さん、赤石さん、諸川さん

2日目の夕方までは絶望的な状態だった

──お久しぶりです、浅井(新卒採用担当)です。改めましてインターンシップへのご参加ありがとうございました!本日はインターンを振り返りながら感想をお話しいただければと思います。よろしくお願いします!

一同:よろしくお願いします!

──早速ですが、インターンシップはいかがでしたか?

満田:優勝できて嬉しかったです!振り返って今だから言えることですが、SmartHRのコーポレートミッションにも合致していたし、自分たちなりにロジックも通っていたのでアイデアへの自信はありました。

石橋:同じくです。あとはどれだけ言葉にして伝えられるか、時間との戦いだなと思って進めていました。

満田:2日目の夕方まではかなり絶望的な状態だったよね(笑)。最終プレゼンの前日なのに、全然仕上がっていなくて。

石橋:そうだった(笑)。2日目の夜も退勤時間ギリギリまで粘って、3日間が本当にあっという間に過ぎました。ガムシャラに取り組めたので、プロセスにも悔いはないですね。

前田:2日目の夜から急激にアイデアをまとめられたのは、メンバーの粘りはもちろん、メンターのお陰でもありました。意見はたくさん出たものの具体的なアイデアまで踏み込めなかった1日目から、あそこまで提案を仕上げられたのは、具体的なアドバイスをいただけたからだと思います。

笑顔でインタビューにこたえる前田さん(インターン生)

福井(人事メンター):たしかに2日目の夕方まではなかなか進捗が出ない状態でしたね。役員メンターの佐々木さんのアドバイスで議論が一気に具体的になっていった印象です。ただ、社員のアドバイスが効いたのは、それまでにチームメンバー同士で相互理解を深めて、議論を進めやすい土壌を作っていたからこそだと思います。チーム力は強かったよ。

──先ほど「優勝する自信はあった」という発言もありましたが、このチームが優勝できた要因は何だと思いますか?

満田:石橋さんのアドリブ力(笑)。それは冗談としても、場の空気を作って掴む火付け役にいつもなってくれていました。

石橋:最終プレゼンの頭で「おはようございます!発表を始めさせていただきます!」とめちゃくちゃ大きい声で言いましたね。プレゼンは昼過ぎなんですけど(笑)。

笑顔で、手のひらを上に向けて両手を広げ肩より高く掲げる石橋さん(インターン生)

前田:前日の夜に決まったアイデアをすごいスピードで詰めたので、プレゼン準備は万全ではなかったんですよね。正直、通しの発表練習はできていなくてぶっつけ本番でした。先ほど福井さんが言ってくださったように、それまでの土台というか相互理解があったからこそ何とかうまくいったと思います。

意見をぶつけ合える関係になって、議論に一気に進んだ

──お互いを理解し合っていたことがうまくいった要因の一つだったんですね。最初は探り探りというか、大人しいチームだなという印象もありました。どのタイミングで距離が縮まったんでしょうか?

満田:最初は様子を伺っていましたね。

石橋:安心して意見を出し合えるようになったのは2日目からかな。メンターの佐々木さんが初日に教えてくださった「タックマンモデル」は意識していていました。このモデルを知ったことで、意見がぶつかることを恐れずに積極的に議論できるようになったと思います。3日間を通して、どんどんいいチームになりました。

入口のガラス扉にpizzaという文字とピザの絵文字が書かれた会議室の中で、ホワイトボードを使って立ってプレゼンするインターン生。手前で2名が椅子に座って話を聞いている。
COO 倉橋さんへの中間プレゼン中の写真

満田:佐々木さんがアイデアの発散や積極的な議論を促すために悪役を買って出てくれたというか、強く介入してくれたこともありましたね。

石橋:最初は、佐々木さんの言うこともわかるけれど、僕たちなりの議論の進め方を大事にしたい気持ちもあって、なんとなくフラストレーションを感じることもありました。でも、その気持ちも含めて佐々木さんに正直に話をして。結果的に、僕たちの意見を受け止めてもらえたし、正直に意見をぶつけたことを逆に称賛されて、そこからチーム全体が軌道に乗り始めました。

福井(人事メンター):それは不満をぶつけたわけではなくて、必要なフィードバックだったからだと思います。インターン生が率直に意見をぶつけてくれたことを佐々木さんも実はすごく喜んでいて、翌日役員陣にも嬉しそうに共有していましたよ(笑)。

満田:佐々木さんも熱い人ですよね。最終日の懇親会を僕は少し早く抜けないといけなくて、みんなが盛り上がっていたのでそっと帰ろうとしていたんです。そうしたら佐々木さんが走ってエレベーターホールまで来てくれて、締まりかけているドアに手をかけて「ありがとう」と言ってくれて。握手をして別れました。

前田:感動的なシーンだ(笑)。ふたりが話してくれた通り、エンジンがかかるまでは時間がかかるチームだったんですが、一度エンジンがかかってからはすごく順調に議論が進んだと思います。誰かのアイデアに自分のアイデアを重ねて、それが伝播してアイデアがどんどん出るようになりました。

福井(人事メンター):それぞれがチームの議論を前に進めるために、必要な役割や自分がすべき役割に徹することができていたのは、このチームの優れた部分だったと思います。

思考を止めず、ギリギリまで考え抜けたことが優勝の鍵

──インターンを通じて、どんな学びや持ち帰りがありましたか?

石橋:僕は、大きく3つあります。まず、新規事業立案の難しさを改めて感じました。今回は、考えて考えて捻り出して、たまたま活かせそうなアイデアにたどり着きましたが、これをビジネスの世界で再現していくのはかなり難しいと振り返っています。

次に、その中でも思考を止めないことの大事さ。ここまでにお話ししたように、僕たちは2日目の夕方まで壁にぶつかっていて、客観的に見ると絶望的な状態でした。それでも、思考を止めずあらゆる視点からギリギリまで考え抜いたことで道が拓けたと思っています。行き詰まったときのアイデアの出し方も学びになりました。

最後に、自己開示の大切さ。はじめは探り探りだったという話もありましたが、「自分はこういう人間」というのをさらけ出していくことで、お互いにぐっと話しやすくなりました。チームワークを高め、チームで何かに取り組むうえで自己開示は大切だと身を持って感じることができました。

満田:僕は、状況によって自分がとるべき行動は変化するという学びがありました。臨機応変に対応する姿勢とも言えるかもしれません。振り返ると、初日は僕自身、客観的に見てすこし威圧的な態度をとっていたように思います。それが、チームの意見の出しやすさにも影響していた気がします。チームで成果を出すために、状況を見て自分自身の振る舞いを変えていくことは今後も実践したいです。

前田:ふたりに同意ですが、他の考えを加えるなら、多角的な視点でアイデアを検証することの大事さを学びました。いいと思う案に対しても、いろんな観点・立場からアプローチすることが大事だな、と。その結果、アイデアがボツになってしまっても、乗り越えるべき課題が明確な状態から思考できますし、いい案に対しても思考し続けて、考えを広げていくことは大事だと思いました。あとは、他のチームのプレゼンがうまくて、伝え方によって印象が大きく変わることも学びになりました。

石橋:それは本当にありますね!シンプルなスライドや、確かにと思わせるストーリーづくりが上手で、刺激を受けました。どんなに自分たちがいいアイデアを持っていても、伝わらなければ意味がないと思うので、相手に伝わるようにアウトプットする力を鍛えていきたいと思いました。

フィードバックに感じた「SmartHRらしさ」

──インターンを通じて「ここは、SmartHRらしい」と思った点はありますか?

満田:会社のバリューがすごく体現されていると感じました。特に「象(ためらう時こそ口にしよう)」*というバリューは印象的でした。Slackでも象の絵文字が飛び交っていたり。バリューを大事にする社風とバリューそのものを体感することができました。

前田:個人個人へのフィードバックの手厚さは随一でした。時間をとって対話を通じてフィードバックをいただけてありがたかったです。メンターだけでなく、ランチや懇親会でご一緒した社員の方もみなさん話しやすくて、フラットな職場環境だと感じました。

石橋:僕もフィードバックを大事にする文化が印象的でした。「Feedback is gift.」という言葉が頻繁に使われていて、実際にこんなに意見を受け入れてくれる会社はあまりないと思います。

*ためらう時こそ口にしよう
SmartHRの3つあるバリューのうちの1つ。ボディに次のコピーが続く。「私たちは高みを目指す。そのためには言いにくいことを口にする勇気も必要だ。建設的なフィードバックは、人や組織に前向きな変化をもたらし、成長を加速させる。見て見ぬふりをせず、“部屋の中の象”を追い出していこう。」
参考:https://recruit.smarthr.co.jp/value-culture/

──「Feedback is gift.」という言葉が出ましたが、今回のインターンシップをもっとよくするには、どんなことができそうでしょうか?ぜひ改善点を教えてください。

満田:事業開発に必要な考え方のインプットをいただけると嬉しかったです!かなり手探りで進めていたので、たたき台になるフォーマットなどがあると3日間での完成度は上がった気がします。と言ったものの、思うように進まないのが事業開発だとも思うので、何を伝えて何を伝えないかは難しいですよね。

前田:欲を言えば他のチームとももっと交流したかったです!最終日以外にそんな余裕があったかはわかりませんが(笑)。また、私たちのチームはワーク中に「SmartHRのユニークな強み・SmartHRらしさって何だっけ」と立ち戻るシーンが多かったので、最初に明確にインプットしていただいてもいいのかもしれないと思いました。

石橋:一方で、だからこそ主体的に調べて自分たちで言語化していけた側面もありますよね。個人的には、これという改善点はあまり浮かばないですね。

──ありがとうございます。思い出したことがあれば、またぜひ教えてください。では、最後に言い残したことや感想があれば、それをいただいて締めようと思います!いかがでしょうか?

前田:最初は抽象度の高いテーマだなと思いましたが、振り返るとちょうどいいテーマだったなと思いました。3日間を通じて成長できた実感があるし、何より楽しかったです。終わった時に「楽しかった」とピュアに思えるインターンって実はあまり多くない気がしていて。結果的に優勝できたことも嬉しかったですし、満足度が高かったです。

満田:僕も、楽しかったという感想で終われてよかったです。最終発表ギリギリまで本当に苦戦しましたが(苦笑)、これならいける!という案を捻り出すまでに思考しきれたことも、捻り出した案がよかったことも記憶に残りました。

石橋:同意です。本気で向き合えたからこそ、楽しかったと思えていますし、それは本当にメンターを含めチームメンバーみんなのお陰です。みんなに感謝を伝えたいです。

優勝発表後の1枚。お疲れさまでした!

──ありがとうございます!本気で向き合ってくれたことも、楽しかったという感想を持っていただけたことも嬉しいです。SmartHRの新卒1期生のインターンシップに参加してくださって本当にありがとうございました!

インターン第1回の優勝チームインタビューも公開しております!

おわりに:本選考のご案内

SmartHRでは新卒1期生の本選考をスタートしています!
詳細は新卒採用サイトおよび「新卒1期生(2026年入社)ビジネス職」の求人をご覧ください。