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マネーフォワードへグループジョインした今だからこそ伝えたい「私がつくりたいスマートキャンプらしさ」|手塚 ゆい

こんにちは!スマートキャンプ人事の手塚です。

私は2018年10月にスマートキャンプへ入社し、2020年2月よりグループ会社であるマネーフォワードへ半分出向し、新卒ビジネス職のグループ採用を担当しています。

社員のインタビューやイベントレポートなど会社の情報発信をしている私ですが、本記事では私自身のグループ採用の振り返りとスマートキャンプへの思いについて、この場を借りて書きたいと思います。

新卒採用における振り返りについては、施策というより私の心情が中心になるのでノウハウの期待はあまりしないでください(笑)

もちろん沢山の方に読んでいただきたいですが、この記事は特にスマートキャンプのメンバーに読んでもらいたいという思いのもと、#オープン社内報というnoteタグをつけました。

この記事を通してスマートキャンプの人事がどんな思いで採用をやっているかを伝えることができれば嬉しいです。

手塚 ゆい(てづか ゆい) 人事本部 新卒採用担当
2016年度新卒として人材系企業に法人営業として入社。後にWeb広告ベンチャー企業にて人事・広報として2年間従事。
2018年10月、スマートキャンプへ入社。採用業務全般、採用広報、労務を経験し、現在は新卒採用を主業務とする。
2020年2月よりマネーフォワードへ出向。
▶Twitter
▶スマートキャンプ入社時のインタビュー記事

上場準備からグループジョインへ

2019年11月、スマートキャンプはマネーフォワードにグループジョインを果たしました。
▶グループジョイン詳細について

発表の当日まで上場準備をしていたメンバーもいる中でだったので、スマートキャンプ史上最も衝撃が走った瞬間だったと思います。

先にお伝えすると、マネーフォワードグループにジョインしたことで良いことがたくさんあることはこの半年で感じていて、これからはさらにシナジーが生まれていくんだろうと、そしてそれを一部担っているのは自分だと前向きに捉えています。

ただ、個人的に当時はなんともいえない気持ちでした。

私は上場を目標に入社したわけではありませんが「スマートキャンプを大きくしたい」という思いを持っていたため、それが思い描いていたものと違うかたちとなり、素直に喜べなかったのは事実でした。

「マネーフォワードはいい会社」これはよく耳にしていたし、交流が進むにつれて本当にいい人が多く、カルチャーが近いと感じました。
マネーフォワードがいい会社だからこそ、古橋さんはじめボードメンバーの意思決定に対して納得感があるからこそ、なんともいえない気持ちをしばらく拭えずにいました。

そして2020年2月、新卒採用はグループ採用に切り替わりました。

「新卒採用はグループ採用に切り替わります」

上長である内堀さんとの1on1で言い渡された「新卒採用はグループ採用に切り替わります。来月から出向です。」、徳栄ビル時代以来の号泣でした(笑)

自分が期待以上の成果を出せなかったからマネーフォワードの力を借りなくてはならなくなったのだと思い、めちゃくちゃ悔しかったです。
(グループ採用の目的はグループシナジーを生んでいくためだと説明してもらいました)

さらに聞いた瞬間はすぐに自分の中で情報を整理できなかったため、「出向=スマートキャンプにいられなくなる」と認識して絶望。
「いま中途で募集してるポジションってなんだっけ、私ができそうなことあったかな?」という考えが咄嗟に頭をよぎりました。

私は今まで転職を2回していて、特に前職はとても好きな会社でしたがキャリアを考えて転職に至りました。人事という仕事は私にとってとても大事な軸だったのに、それを覆すぐらい「スマートキャンプであるかどうか」は私にとって重要になっていたことに気づきました。

そんな中、「嫌なら嫌と言っていい」と言ってくれたのも内堀さんでした。

決して会社の意思決定に対して我儘を言っていいという意味ではなく、嫌な気持ちがあること自体を押し殺す必要はないと、その気持ち自体は大事にしていいと教えてくれました。

目の前が真っ暗な状態から、この気持ちを「任された仕事に対してどう活かそうか」と考えるようになりました。グループシナジーが進む中「スマートキャンプらしさ」をこれまで以上につくっていくのは自分だと自覚し、これからやっていくことが決まった瞬間でした。

グループ採用への挑戦、怒涛の日々が続く

既にお互い走り出している21卒採用。新卒採用の統合にあたり、調整はいたるところで必要でした。

採用要件、説明会内容、選考フロー、既に選考に進んでくれている学生。とにかく考えながら動く、とにかくやってみて改善するの繰り返しでした。

グループ採用への切り替えが成功になるかはまだもっと先に分かることですが、走り出しとしては成功だったと思います。
(21卒内定者のみなさんは本当に自慢のメンバーで、来年が本当に楽しみです!)

最古参社員である森重さんが記事で書いていた「どちらかというとジョインという表現があっている」という言葉そのままで、マネーフォワードのみなさんは決して価値観を押し付けるようなことはせず、議論する中で「スマートキャンプはどうだったの?」といつも投げかけてくれました。

出向してきた私がやりづらくならないよう迎え入れ、仲間としてスマートキャンプを見ていることが随所で伝わりました。グループとして良い選択肢は何かを考え、一緒に走ることができた半年だったと思います。
人材採用部のみなさんをはじめ、マネーフォワードのみなさんには感謝ばかりです。

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半年を振り返って感じる「実現したい社会は同じ」

スマートキャンプのMISSIONは「テクノロジーで社会の非効率を無くす」、マネーフォワードのMISSIONは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」です。

手段は「非効率を無くす」と「お金の課題解決」で異なりますが、その先の実現したい社会は同じだと捉えています。

非効率やお金の課題を解決した結果、時間やお金、リソースの余力ができます。その余力をそれぞれが目指すものへ使ってほしい、誰もが挑戦できるような社会をつくりたい、そんな共通の思いが私たちにはあります。

「マネーフォワードはカルチャーが近い」と言われるのはお互いがミッションドリブンな会社で同じ社会を実現したいと思っているからだったのだと、この半年で実感しました。

事業領域が異なるので学生のみなさんからは一見全くの別会社に見えるかもしれませんが、目指しているものは同じなので安心してもらえればと思います。

私がつくりたい「スマートキャンプらしさ」

グループとして良いシナジーを生んでいきたいからこそ、吸収ではなく手を取り合える関係でいたいと思っています。(きっとマネーフォワードもそう思っているはず)

だからこそ、スマートキャンプはスマートキャンプらしさを大事にしていきたいです。では、私がつくりたいスマートキャンプらしさとは何なのか?

私は、VISION「Small Company, Big Business.」、MISSION「テクノロジーで社会の非効率を無くす」を実現したいと思うHigh SOCSな人たちが集まっている組織であることがスマートキャンプらしさだと思っています。

「非効率を無くす」を軸に事業展開しているところや、どの事業部もユーザーに対して何を価値提供できるか考え抜いているところ、メンバーの人当たりがいいところ…、要素としてはいろんな部分があげられますが、まとめるとMISSION、VISION、VALUESが浸透していることなんだと思いました。

そしてこれもSOCSの「Ownership」にあたるものだと思うのですが、スマートキャンプのメンバーはプロダクトを通して「本当にユーザーの非効率を解決できるか」を追求している人が集まっていると思っています。一人ひとりがオーナーのようにプロダクトをより良くしたいと日々奮闘しています。

これが私の日々感じるスマートキャンプらしさで、これからも大事にしたい姿です。

20200506_人事本部合宿資料

▲2020年5月に実施した人事本部合宿で出し合った「スマートキャンプらしさ」

この「スマートキャンプらしさ」をつくっていくために、これからもVISION「Small Company, Big Business.」、MISSION「テクノロジーで社会の非効率を無くす」に自分の思いを乗せて共感してくれる仲間を集めていきたいと思います。

さいごに|なんでこの記事を書いたのか

私の個人的な振り返り記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

会社のPRメディアにこんな自分のこと書いていいのかな?と思いつつ書きましたが、ボードメンバーでも管理職でもないメンバーの一人が、会社づくりの入り口である採用をどんな思いでやっているか伝えたく書かせていただきました。

会社や仕事に対しての価値観は人それぞれですが、私は「なぜここで働くか」をとても大事にしています。

働く理由がお金を稼ぐためだけなら、待遇が良い会社であればそれでいいのかもしれません。仕事内容も同じ職種であれば、正直どの会社に入ってもやることはそれほど変わらないと思います。

そんな中、私が山ほどある会社の中からスマートキャンプを選択するのは、同じ方向を目指す仲間とVISION、MISSIONの実現を目指したいからです。

この記事を通して、グループジョインした今だからこそスマートキャンプをどうしていきたいか、このフェーズのスマートキャンプに入社することはどういうことなのか、考えてもらえるきっかけを作れたら嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。

手塚

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