麻雀初心者が覚えるべきルールをやさしく解説|役の一覧・基本・入門用ガイドブック
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麻雀初心者が覚えるべきルールをやさしく解説|役の一覧・基本・入門用ガイドブック

麻雀ができるようになるには覚えることがたくさんあり、非常に導入コストが高く難しいゲームです。本記事では麻雀をやったことがない初心者に向け、始め方などの基本的な手順、最低限覚えるべきルールや役を一覧で資料にまとめています。

麻雀初心者向け解説資料「麻雀の基本」

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麻雀をプレイするのに必要なのは3〜4人

麻雀はひとりではできないゲームです。ひとりでやる場合はゲームアプリでコンピュータやネット対戦をする必要があります。

3人でプレイするものを「三人麻雀」4人でプレイするものを「四人麻雀」といいますが、略して「三麻(さんま)」や「四麻(よんま)」などと呼びます。

通常プレイは四麻なので、麻雀しようと言われたら基本的には4人でプレイすることを指します。

麻雀の基本的な和了(アガリ)の形

自分の手番以外のときは13牌を持っている状態となります。

自分の手番が回ってきたらまず牌(パイ/ハイ)をひき(ツモり)ます。
そのとき、手持ちが13牌から14牌になるのですが、

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面子を4つ・雀頭を1つ(4面子・1雀頭)

になっていれば、和了(アガリ)となります。
和了すると他のプレイヤーから点数がもらえます。

面子(メンツ)というのは3つの牌が「同じもの」か「連番のもの」のことを指します。

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雀頭(ジャントウ)というのは面子が4組揃ったときに、余りの同種2牌のことを指します。

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ただし、和了には例外パターンもあり、「4面子1雀頭」になっていても和了できない「フリテン」や、特殊な役(七対子や国士無双)での和了もありますが、最初は気にせずにこの「4面子1雀頭」を目指しましょう。

「あと1牌で和了できる!」という状態を「テンパイ」というので覚えておきましょう。後述する「役」にも関係があります。

慣れてきたら「どの牌を捨てたら効率的か」なども考えるようにしましょう。これに関しては本やブログ、YouTubeなどでも解説動画がありますので、ここでは紹介しません。

自分の手番で行うこと

① 山から牌を1つツモってきます。
② ツモった牌を自分の手牌(テハイ)に入れます。
③ (※発声が必要な場合はここで発声します)
③ 不要だと思う牌を目の前(河といいます)に表にして1枚捨てます。
 (※ツモった牌を捨てることを「ツモ切り」といいます。)
④ 右隣の人に手番が移ります。

③の発声についてですが、後述する「リーチ」を行いたいときや、和了したときに「ツモ」と声を出す必要があります。

テンパイしたら「ロン」か「ツモ」で和了する

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あと1牌で和了というときに、その欲しい1牌を誰かが捨ててくれるとアガれます。他人が捨てた牌でアガることを「ロン」といいます。

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また、自分が山からひいてきた牌でアガった場合は「ツモ」といいます。

どちらもプレイヤー全員に聞こえるように発声しましょう。
ただし間違って発声すると反則になってしまいますが、初心者だということを伝えれば大目に見てもらえたり、本当にアガってるかどうかチェックしてくれたりします。

麻雀初心者が覚えるべき役一覧

麻雀は役がないとアガれないゲームです。そのためアガるためには役を知っていなければなりませんが、一般的なもので約40種類もあります。
初心者では一度に覚えられないので、出現率の高く、作りやすい役を覚えておきましょう。

立直(リーチ)【1飜】

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テンパイ時に「リーチ」と宣言することで成立する役です。リーチするためには門前(メンゼン)であることと、1000点棒を支払うことが前提条件となります。また、リーチ後は手牌を変更することができません。
(上図では二、伍、八萬の待ちとなっていますが、四萬引き三萬捨てで四萬と南での待ちに変更するなどはできないということです。)

門前(メンゼン)とは
ポン、チー、カンといった副露(フーロ)していない状態を門前といいます。副露には「鳴き」「喰い」など別の言い方があります。暗カンという手牌だけで鳴く場合のみ、門前状態が保持されます。

門前清自摸和(メンゼンチンツモホー)【1飜】

ツモ

門前状態でツモ(牌山からひいた牌でアガる)すると付く役です。ポン、チーをしていると付きません。略して「ツモ」や「メン」と呼びます。

役牌(ヤクハイ)【1飜】

役牌

白、發、中といった三元牌、東、南、西、北といった風牌で3つ揃えると付く役です。風牌の場合は、場風(バカゼ)か自風(ジカゼ)かのどちらかでないと役になりません。(東一局で西家の場合、場風は東、自風は西になり、南や北を3つ揃えても役になりません。)

断么九(タンヤオチュー)【1飜】
一九字牌が含まれていない(2〜8までの数牌のみで構成されている)ときに付く役です。「喰いタン」がアリかナシか聞かれることがありますが、鳴いて作ったときに役が付くかどうかのルール確認があります。
略して「タンヤオ」と呼ばれるのが一般的です。

平和(ピンフ)【1飜】

ピンフ

門前で、すべての面子が順子(シュンツ)で構成されており、雀頭(ジャントウ)が役牌でなく、待ちが両面(リャンメン)であるときに付く役です。条件が多いので、覚えづらいですが、出現回数としては多い部類に入るので意識しなくても付くことがあります。慣れてきたら成立条件を意識して作りましょう。

対々和(トイトイホー)【2飜】
すべての面子が刻子(コーツ)で構成されており、鳴いて作る役になるため作りやすい役のひとつです。


麻雀初心者が特に気をつけるべきルール

麻雀には大量のルールが存在しますが、細かい場合分けが多いので、全てを覚える必要はありません。ただ、覚えておかないとプレーに支障をきたすルールもあります。ここでは特に初心者がチェックしておきたいルールを紹介します。

1. 役がないとアガれない「1飜縛り」
麻雀は役が1つでもないとアガれないというルールです。不用意にポンやチーをしたり、リーチをしないでアガろうとすると、役がないのでチョンボ(罰符というペナルティを受ける)になってしまいます。

初心者がアガり方を身につけるためには、
・門前(鳴かない)でテンパイを目指してリーチする
・役牌が2個ペア(対子)になっていればポンして先に役を確定させる

この2つをまずはできるようになってから、ステップアップしていくのをおすすめします。

2. 自分が捨てた牌とそのスジでロンアガりできない「フリテン」
河に自分のいらない牌を捨てますが、自分のアガり牌と同じ牌が捨てられている場合、「フリテン」といってアガることができないルールです。
また捨てた牌の「スジ」というものもあり、自分が捨ててない牌なのにフリテンのルールが適用されてしまいます。

例えば、四萬・五萬が手牌にある状態では、三萬・六萬が待ちだが、すでに三萬を捨てていた場合、六萬でもアガれなくなるというものです。
主に両面待ちという状況で失敗しがちです。待ちが複数あるときは注意しましょう。

フリテンのルールは、逆に言えばロンされないために活用できるので、相手が捨てている牌を捨てれば、絶対に振り込むことはありません。
いわゆる「安牌(アンパイ)」というものになります。

3. 牌は1種類4枚までしかないこと
初心者は河を見るのに慣れていないため、どの牌が何枚出たか確認しないことがあります。
例えば待ちが北なのに、北が3枚切られているなら、その局では二度と北は出現しないので、アガれないということになります。
この状態のことをカラテンと呼びます。

こんなにおもしろいのに麻雀人口が減っている

サイバーエージェント代表の藤田晋さんも『仕事が麻雀で麻雀が仕事』という著書のなかで、こうおっしゃっています。

麻雀という競技は勝負の場です。「麻雀はビジネスに似ている」とは、多くのビジネスマンが口にしてきた言葉ですが、実際、不平等な配牌から早く大きくアガりを目指す麻雀は、ビジネスの世界の縮図のような面もあります。麻雀という競技を教科書にして、勝負強さを学び、身につけることは可能だと思います。
引用:『仕事が麻雀で麻雀が仕事』(まえがきより)

最近はじめた私としても、まさにそのとおりだと思うところがあります。
なのに、レジャー白書2018によると近年では2009年の1,350万人が最高で、年々減り続けて2018年では500万人です。

スマートフォンでゲームアプリやネットゲームなど、導入コストの低い手軽に遊べるゲームが増えたのが背景にありそうです。

昔と比べて、博打やギャンブルといった悪いイメージが払拭されてきているのにもかかわらず衰退しています。やはりゲームルールが難しいというところに原因はあるのかな、と思いました。

そこで難しい部分は抜きにして、わかりやすくて、初心者が30分程度ですぐ始められるようになるような資料を作ることにし、それを無料配布することにしました。

本資料を使って実際に社長にプレゼンしてみました

遅れましたが、スマートキャンプデザインブログ、森重です。

スマートキャンプでは部活動があります。私は複数所属していて、そのなかに「麻雀部」があります。(もちろんお金を賭けない健康麻雀で、業務時間外にしています。)

私自身が麻雀を始めたのが半年前なのですが、数あるゲームの中でも最上位クラスの面白さがあるなと今では思っています。
(ただ、私は賭けごとが嫌いということもあり、賭け麻雀はしたことないし、会社でも禁止しているので、そちらの面白さはわかりません。)

そこで、麻雀をしたいと思っていた代表が教えてほしいとのことだったので、資料を使って説明プレゼンすることにしました。

初心者:スマートキャンプ代表の古橋、正社員の倉光
解説者:デザイナー森重(麻雀歴:半年/好きな役:四暗刻単騎待ち)

森重:
そもそもなんで麻雀をはじめたいと思ったんですか?

古橋:
尊敬するサイバーエージェント藤田社長も、麻雀に対する強い愛と、Mリーグというプロ競技になったことで興味を持つようになりました。

倉光:
古橋さんもおっしゃっていますが、サイバーの藤田さんが「麻雀で経営が学べた」、経営者の父が「麻雀は絶対やるべき」とおっしゃってたんです。どれだけのものか試してみたくなったんですよね。

森重:
やっぱり藤田さんの影響って強いんですね。ありがとうございます。
では今日は、この私が作った「麻雀の基本」をベースに超絶わかりやすく解説しますね。

(資料を使って30分ほど説明)

森重:
ここまでの説明で理解度はどれくらいですか?

古橋:
資料の説明は抜群にわかりやすかったです!
麻雀の書籍を出すのは構いませんが、世界観が強すぎるので気にはなります。(笑)

倉光:
いまのところは正直に言うと、70%くらいです。
言葉を覚えきれていないので、完全初心者で触れたことがほぼない僕にはまだ理解が難しかったです。

森重:
おお、座学だけでも十分だと思います!
それじゃあ、資料を見ながら実際にやってみましょうか。
麻雀は手牌を公開してはいけないゲームですので、わからなくなったら資料を参照しながらやってみてください。

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(ゲーム終了後)

森重:
古橋さん、まさかの1位ですね!1回目なのに!
麻雀、いかがでしたか?率直に。

古橋:
心の底から楽しかったです。

倉光:
理解度ですが、実際にしてみて、80%に上昇した感じです!
頭は使うし、集中するし、めちゃ楽しかったです!今度はチマチマせずにドーンと勝ってみたいです!必ずまた参加します!

他の麻雀プレイヤーにも本資料に関する批評をいただきました

なうりばさん(麻雀歴:10年/好きな役:三暗刻)
○良い点

初心者に最低限言うべき内容が書いてあって、かつ見やすい。
△改善点
麻雀の面白さみたいなところがもっと伝わるといいな。

おぎゃあ先輩さん(麻雀歴:16年/好きな役:混一色・対々和)
○良い点

こんなに麻雀のルールをキャッチーに書いている説明書を見たことがないです。他のはだいたい無骨なイメージなので、そこがいいです。
△改善点
初心者にもカンしてほしいので、カンの説明はいれてもいいと思います。
危険牌と安全牌についてはあったほうがいいですね。それがわかるからこそ麻雀は面白いと思います。

たけおさん(麻雀歴:3年半/好きな役:三色同順・字一色)
○良い点
ごちゃごちゃしたルールが多い麻雀だが、初心者がつまづきやすいポイントを図でわかりやすく解説している。ほんとにすごい。
△改善点
ドラ表示が字牌の場合、白の次が發になることや、九筒、九索などのときに一筒、一索になることについても解説があればもっと親切だと思う。

作者コメント
ご意見いただいた方、本当にありがとうございます。
私としての改善点は手積みのコツなど書いておけばよかったかなとおもいました。
改善点やコメントを踏まえ、資料はまた更新していきます。
みなさんといっしょにいい資料が作れるといいなと思います。

全国の麻雀プレイヤーの方へ

だれかに麻雀を教えるとき、ルールはわかるけど教えるのに自信がないという方、本資料をぜひご活用ください!

こんなふうに「難しい」を「やさしい」に変えてあげられるデザインをどんどん作っていきたいです。

この記事はここで終局です。次局もお楽しみに!

WRITER & EDITOR & PLAYER & TEACHER
SMARTCAMP Yuta Morishige @MorishigeYuta
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