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YOUは何しに都庁へ? 〜デジタルシフト推進担当課長1周年記念座談会〜後編

こんにちは、平井と申します。デジタルシフト推進担当課長を務めています。
前回の「YOUは何しに都庁へ? 〜デジタルシフト推進担当課長1周年記念座談会〜前編」に続き、後編をお届けします。
後編では、都庁へ来ての一年を振り返りつつ、残り一年の任期でどんなことをしたいのか語らいます。それでは、お楽しみください。

~座談会~

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平井:都庁に入って1年ですが、良かったことは何ですか?逆に、苦労したこと、悩んだことは何ですか?

都庁に入って良かったこと?苦労したこと?悩んだこと?

長岡:戦略本部の職員はもちろん、他局、国、民間企業などいろんな人たちと連携しながら仕事を進めるのが、とても刺激的で自身の成長にも繋がっていると感じます。都政を支え続けている魅力的な職員に出会い、一緒に仕事ができていること。クールで冷静だが内面は熱い人が多いですね!
一方で、「長岡課長」と役職付きで呼ばれるのがいつまでたっても慣れないです。環境面は、ファイル共有、メール、インターネットアクセス、アプリケーション利用の制約が大きいです。バーチャル都庁構想に期待!


澤田:東京都がどのように日々回っているか体験できたこと。特にコロナ禍だったからこそ、有事の時に都民のためにどう動いているか、実際に自分も業務を行い外からは知りえない貴重な経験をさせてもらったと感じます。長岡課長(笑)と同じく、所属課・部署以外の方々ともお話する事が出来て皆さんの真摯さに心打たれました。(そして、Yes、、、熱いですね。)
一方、紙文化は、やっぱり慣れない。これから都庁での働き方が変わっていくと良いのかと思います。


加藤:プロパーの方と融合するのに時間がかかるのかなと思っていたのですが入ってみるとすぐに溶け込むことができたので皆さんには大変感謝しています。また、デジタルシフト推進担当課長としてみんな同時に入都したので、同期みたいな感覚で悩みや仕事をするうえでのTipsを共有できたりして、こちらも感謝しています。一方で、仕事のツールは発展の余地があると思う。


内田:行政デジタル化に対する追い風がある中で、世の中に対する貢献度が大きい仕事ができることは魅力です。自分は新型コロナウイルス関連サイトの支援をする中で、サービスを改善し続けるプロセスの基本形が作れたこと、そして、宮坂副知事から的確なフィードバックを頂けることは、本当に良かったです。また、様々なバックボーンを持つ有識者や仲間と関わることができ、そういった経験を通して結果的に自分の引き出しが増えることは、とても自分にプラスになりました。一方で、機動的な予算確保が難しいので、広報やプロモーションがデジタルシフトしにくいですね。東京テックチームで急ぎの案件やうまくいかない案件が相談に来ることが多い。ありがたい面もあるが、関わる案件が多すぎて受け身気味になりがちなので、そこはこれから変えていきたいですね。


平井:宮坂副知事やDXフェローなどいわゆるエグゼクティブ級の方と定期的にディスカッションする機会があることは大きい魅力ですし、同期のデジタルシフト推進担当課長はじめ、出向者や様々なバックグラウンドを持つメンバーと仕事を行える環境はとても刺激的です。
しかも、短納期の中、プロパー職員と一緒に全力でゴールに向かってがむしゃらに仕事できるのは、正直うれしいです。
一方で、気になるのが、みんなも言っている「課長」と呼ばれるのは、かゆいですね。

岡田:企業にいると出会うことのなかった多種多様な方々と仕事ができたことはとても良かったです。一方で、クラウド系のサービスが基本的に使えないため、メールとファイルサーバで業務を実施する必要があることは、辛いですね。


近藤:今まで携わったことのない仕事や今までの人脈にない関係者と出会えて新たな発見があること。そして、いままでの経験、人脈が活かせること。何より、出来上がっていないことがいっぱいあるということは、面白い環境だと思います。一方で、合理的でないことが残っていることや、リスクを取ってチャレンジすることが少なく感じますね。


友光:今まで経験したことのない行政の仕事にチャレンジできていること。特にコロナ禍の中で今でしか体験できない新型コロナウイルスの支援等に関われていることはとても良かったです。苦労したことは、使えないアプリ・サービスが多いこと。ハード面の環境が整っていない(打合せスペースにモニターがないとか)。


西村 唯:都庁に入って良かったことは『令和のドリームチーム』で働けていることです。
具体的には、世のため・都民のために尽力している都庁プロパーの職員、IT・情報通信企業からの出向社員、多様なスキルを持った民間企業出身のDX人材が強力タッグを組んで、東京都のデジタルシフトを切磋琢磨しながら実行推進できていることです。
行政のデジタルシフトは、遣り甲斐と伸びしろがMAXです!
一方、都庁では「○○さん」ではなく「役職名」で呼ばれています。個人的な考えですが、役職はあくまでも役割にすぎないと考えています。同じ都庁職員同士なのに「距離」を感じてしまうことも。都庁内におけるメールや内線電話の際に「お世話になっております~」メールの宛名に「役職名+様」など。民間企業を「業者」呼ばわりする職員さんもいらっしゃって、それを聞く度に「ドキッ」としちゃいます。相互理解と相互リスペクトの推進もしていきたいと思っています。

平井:まあ一年いれば色々思うところ感じるところはあるよね。ところで、任期が残り1年ですが、都庁での野望は何だろう?

残り1年。都庁での野望は?

長岡:いまデジタルトランスフォーメーションの機運が高まっているが、一過性のものではなく、組織として持続的に成長しアップデートを続けていかないといけない。そんな自立型組織の土台作りをやり遂げたい。


澤田:自分の経験が貢献できていない事を日々感じています。働き方であったり外から来た者の役目に意識を置いて仕事をし、令和らしい都民目線のシステムを残したいです。


加藤:特に野望は無いですが、自分の業務で一つでも社会に貢献できるサービス創出や内部の業務改善ができたらいいな、と思っています。また、デジタルシフト推進担当課長の公募の制度自体が今後続いていく、発展していくことができたら、それは我々が少しお役に立ったということの証になるので1代で終わらないように頑張りたいと思います。
※編集者注、なんと2021年1月1日に3名のデジタルシフト推進担当課長が仲間になりました!


内田:一年前に比べると、構造改革や新しい広報展開など、都としての改革の座組が整ってきて、レイヤーが一段上がった感じがします。そこで街と都庁のデジタルシフトやサービス開発をどんどんやっていけば、見える景色が変わると思うのでそれを楽しみにやっていこうと思います。あと、データ系の事業では、法人と個人と社会と行政職員が相互に合意できるスキーム創りを進めたいです。


平井:東京の世界のスマートシティランキングが28位と低迷しているので、スマートシティのプロジェクトを通じ、ランキングを1個でも2個でも上げて、世界から評価される都市に東京をしたいです。
世界一の都市を目指すためには、チームの一人ひとりが世界一の役人を目指していること。そして、世界一の役人が働くのは世界一の職場環境であるべきだと思います。
世界一の役人を目指しながら、ともに考え、ともに悩み、都民や世界からあっと言わせるような成果を上げていきたいです。まずは、西新宿から。


岡田:プロパー職員の方がよりデジタルツールを使おうと思うよう、啓蒙していきたいです。


近藤:自分が携わったことで「何かが少しでも良くなった」という足跡を残したいですね!


友光:担当業務の中で、少しでもデジタルシフトにつながるように自分の働き方も変えつつ、支援できればと思います。5Gエリアがどこまで広がっていくか、「つながる街」の行く末を見ていきたいと思います。


西村 唯:東京都でチャレンジしたデジタルシフトの取組や成功事例を、日本全国へと広げていきたいです。
「UPDATE TOKYO」 ⇒ 「UPDATE JAPAN」です!!


平井:思ったこと感じたことを率直に語っていただいて、ありがとう!結構、感動したよ(笑)。宮坂さんも書いていたけど、『我々の登るべき山は東京のデジタルシフト。巨大でだれも登ったことのない未踏峰です。』残りの1年どこまで登れるかはわからないけど、ベースキャンプ、アタックキャンプを作って行こう!
最後に、せっかくだから、記念写真でも撮ろっか!

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