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バルセロナ開催・Smart City Expo World Congress 2022へ参加!東京のスマートシティを海外へPR!

 皆さんこんにちは!東京都では、デジタルを通じて都民の皆様の生活の質向上を目指す「スマート東京」の実現に取り組んでいます。
 この度、「スマート東京」に向けた取組を発信するべく、スペイン(バルセロナ)で開催されたスマートシティイベントに参加しましたので、そのご報告をします。

Smart City Expo World Congress 2022とは

 こちらのイベントは毎年スペイン(バルセロナ)で開催され、社会課題に対するソリューションを提案する企業・団体が世界中から参加するスマートシティイベントです。本年は12回目の開催となります。例年1万人を超える来場者数を記録しており、スマートシティイベントの中でも世界最大級の規模です。

会場全体の様子

 今年は2万人以上が会場で参加しました。

ブース出展

 この度、“SusHi Tech Tokyo”(※)を合言葉に、テクノロジーを総動員した持続可能で強靭な東京のスマートシティの取組みを世界に発信するため、日本パビリオン枠の1つとして東京ブースの出展を行いました。東京都デジタルサービス局からは先行実施エリア(都心部)、キングサーモンプロジェクト等のスタートアップの展示台を設け、インフラ系局や東京ベイeSGプロジェクトに係る展示とも一体となって取組の発信を行いました。各エリアや企業と連携のもとリーフレットや動画を組み合わせ、ブース来場者へ取組内容の紹介を行いました。
 3日間に渡り、東京ブースには500名を超える海外企業、スタートアップ、自治体等の方にご来場いただき、盛況を収めることができました。

※世界共通の都市課題を克服する「持続可能な新しい価値」を生み出し、東京から世界へ発信するコンセプトです。スマート東京でも掲げられている最先端のテクノロジー、多彩なアイディアやデジタルノウハウを用いて、より良い明日をつくっていきます。
SusHi Tech Tokyo:Sustainable High City Tech Tokyo

展示の様子

ステージ登壇

 日本パビリオン内の中央にはブース出展者が講演できるステージが設けられており、各出展者によるステージ講演が行われました。東京ブース内の企業や各局もステージ講演を行い、多くの聴講者に東京のスマートシティの取組を発信しました。

ステージ講演の様子

宮坂副知事による講演

 同コングレス会場においては、スマートシティに精通する著名人による講演イベントや様々なサイドイベントが行われています。イベント2日目には、イベント最大のステージである「Keynote Session」に、東京都からは宮坂副知事が登壇し、「東京から“SusHi Tech”でひらく都市の未来」と題し、東京のテクノロジーによる都市課題の解決及び強靭な東京の実現、そして都市間のオーブンイノベーションについて講演を行いました。また、スペイン貿易投資庁主催サイドイベントにも参加し、プレゼンテーションとともに現地企業との意見交換を行いました。

【講演の様子】

 100年後には多くの寿司ネタが気候危機により姿を消すかもしれない中、100年後を見据えて我々はなにができるかを問いかけました。

 テクノロジーを活用した、東京を守る都市インフラとして、地下に整備している巨大な調節池を紹介。都市の魅力を技術によって持続可能なものにしていく「SusHi Tech」を共有し、都市間のオープンイノベーションの重要性を伝えました。

スペイン貿易投資庁主催のサイドイベントの様子

終わりに

 今回は、「Smart City Expo World Congress 2022」についてご紹介しました。
 今後もスマートシティの取組を国内外へ広く発信し、東京のスマートシティの認知度を向上させていきます!
 また、東京都デジタルサービス局は都内で広く都民の皆様の生活をより便利に、より豊かにするため、官民連携のもと、先端技術等を活用した多様なサービスの実装に向け多くの事業を推進しております。ぜひ当局のHPをご覧ください。

【参考】
・デジタルサービス局HP:

・スマート東京先行実施エリアHP:

・Smart City Expo World Congress2022: