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都市課題をデータの力で解決するプロジェクトを募集しています

都では、「スマート東京/東京版Society 5.0」を実現するため、行政や民間の持つデータの積極的な活用を進めています。

その環境整備の一環として、データの流通をスムーズに行うための基盤となる「東京データプラットフォーム」を今後立ち上げる予定です。

それに先立って昨年度は、新型コロナウイルス感染症防止対策をはじめとした6つの実証プロジェクトを実施し、具体的なデータ利活用のニーズやデータの整備・流通段階における課題等を整理しました。

昨年度事例:「風水害時の人流・SNS分析によるリアルタイム防災マップシミュレーション」

昨年度事例

(昨年度のプロジェクトの詳細に関しては下記HPをご覧ください。)

今年度もプロジェクト実施者を募集します!

今年度も、データ利活用の更なる促進を目指し、本事業のケーススタディとなるプロジェクトの実施を計画しています。

特に今年度では、単発的なデータ利活用の実証段階からさらに踏み込んで、「継続性」を持ち、「事業性」も考慮したプロジェクトの実施を目指しています。

「継続性」に着目したのは、単発の打ち上げ花火的なものではなく、しっかりと課題解決につながるプロジェクトを選定したいからです。

また、民間の皆さんに継続的に取り組んでいただくには、「事業性」を持ったものでなければ所詮絵に描いた餅になると思っています。是非皆さんのアイデア、積極的な参加応募をお待ちしております。

以下、今回の募集にあたっての概要をご紹介いたします。

プロジェクト募集概要

〇実施方法:プロジェクトの企画提案を皆さんから募集し、都から委託を受けた事務局が、プロジェクトとその事業者を選定します。

〇対象:新型コロナウイルス感染症防止対策をはじめ、社会課題の解決等につながるプロジェクトを、下記3つの分野のデータを活用するもので各々募集します。

①混雑情報活用
 施設内の混雑データ等を活用したもの
②庁内データ又はオープンデータ活用
 都庁内のデータ又はその他行政機関のオープンデータを活用したもの
③民間データ活用
 民間企業が保有するデータを活用し、データ利用ニーズの発掘につながるもの

〇プロジェクト数:
  全体で3件程度を予定しています。

〇支援費用:
  事業全体で6千万円程度

〇プロジェクト実施期間:
  令和3年7月~12月(予定)

〇その他:
  令和4年1月から2月初旬に成果発表会等を予定しています。

スケジュール

〇公募受付期間
  令和3年5月11日(火)~5月31日(月)

〇プロジェクト及び事業者の選定時期:
  同年6月下旬(予定)

注意:応募にあたっては、令和3年5月18日(火)に予定しているオンライン説明会への参加が必須になります。

申込方法

以下のホームページに掲載する募集要項をご確認ください 。

【募集内容の問合せ先】
東京データプラットフォーム ケーススタディ事業事務局
メール:smart.tokyo@accenture.com (業務受託者:アクセンチュア株式会社)

官民のデータ連携による社会課題解決に向けて

昨年度はデータ利活用実証プロジェクトで6件のプロジェクトを実施させていただき、多岐にわたる事業者及び団体の皆さんとご一緒させていただきました。

都としても、課題や可能性といったいろいろなことに改めて気づかされただけでなく、それぞれの立場での取り組みへの思いに触れ、とても刺激を受けました。今年度はどのような皆さんとご一緒できるか今から楽しみにしております。よろしくお願いします。