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なぜ、モノの値段が上がるのか

こんにちは!
落合です。

最近、いろんなモノが値上げしていってますよね。

なんと、
今年2022年だけで2万品目が値上がりします^^;

(個人的には、この10月からビールが値上がりしたことが一番ショック・・・)

食料品だけではなく、
ガソリン代や光熱費、生活用品まで値上げ値上げ・・・

なぜ、いろんなモノがこんなにも値上げしていくのでしょうか?


モノの値段が上がる理由


一番の理由は「調達コストの増加」です。

なぜ調達コストが増加するのかというと


①需要と供給のバランス
②為替


の二つが影響しています。


①需要と供給のバランス

相対的に、欲しい人が増えると価格は上がり、欲しい人が減ると価格は下がる、という市場原理によるものです。

例えば、株なんかは分かりやすいですよね。
欲しい人(買う人)が増えると価格は上がります。

その他にも一時期のマスクなんかもそうですね。
コロナが流行り始めた際、マスクがどこにいっても手に入らない時期がありました。

需要に対し供給が追い付いていないケースです。

なので、高いお金を払ってでも手に入れたい人たちがいたため、高額転売が成り立っていました。

しかし、供給量が増えてくると高いお金を払って購入する必要がなくなるため値段は下がってきます。


こういった需要と供給のバランスが崩れ、軒並み値上げしていっているという状態です。



②為替の影響

海外からの輸入品の価格の上昇です。

日本は製造業を始め輸出も多い国ですが、輸入も多い国です。
(貿易額は世界第4位)

そのため、海外から輸入している原料や製品も多いのです。

基本的に海外との輸出入は米ドルでの取引が一般的です。

ということは為替(ドルー円)にかなり影響されるということになります。


2022年2月頃までの為替相場は1ドル115円前後でした。

ところが、ここ最近は1ドル140円~145円で推移しています。

元々海外から1万ドルで輸入していた原料の仕入れ値が
115万円から140万に増加しているのです!
約22%の増加ですね。

仕入れ値が上がって、販売価格がそのままだと単純に企業の利益が減ります。
なので販売価格の値上げをせざるを得ないわけですね。


以上、二つの影響から企業の調達コストが増加しているため、あらゆるモノの値段が上がっているというのが今の日本です。


では、値段が上がるのをただ指をくわえて嘆いているだけでいいのでしょうか。

次回の記事では、モノの値上げに対しどういった対策をすればいいのかについてまとめていきます。


まとめ

『世界は円基準ではなくドル基準』

PS.色んな製品が軒並み値上げしていることに便乗して値上げしている人たちがいることは触れないでおきます(笑)


ではまた!

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