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お気に入りのシャーペンの話

 mechanical pencil


 大きなこだわりはないのだけれど、昔から文房具が好きだったりします。

 文房具って、求められる機能はシンプルなのに、より使いやすいように進化を続けてたりして、メーカーさんたちの工夫が楽しいんですよね。
 なので、ついつい新しいものを買っちゃったりするんです。

 noteの中でも、文房具関係の記事があると見ちゃったりして、メーカーの”ぺんてる”さんが開設してる「ぺんてる シャープペン研究部」なんかも楽しませてもらっています。

 今回は、その中で気になった記事があったので、紹介するとともに、自分にとっての「お気に入りのシャーペン」について”note”していきたいと思います。


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 ぺんてるのシャーペンを愛用していたお母さんと息子さんのエピソードが出てくるのですが、なかなか楽しい記事なのです。
 記事の中で出てくるシャーペンを自分も使っていたので、懐かしく読ませてもらいました。



 学生時代にはあんなに使っていたシャーペンですが、社会に出るとボールペンが筆記具の中心になってきて、あまり使わなくなってたんですよね。

 そんな時、出会ったのが、ドイツのメーカー「ステッドラー」の製図用シャープペンシルの廉価版であるカラーコレクションでした。

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 925シリーズ特有のシンプルなデザインで、自分は、このライムグリーンがお気に入りなのです。


 そもそも「ステッドラー」というメーカーは、美術をかじった自分としては、デッサン用鉛筆のイメージがあって、シャーペンを作ってるって認識がなかったので、ある日、文具コーナーで見かけた時は意外な感じがしたのです。
 その「ステッドラー」のシャーペンが、当時の記憶では350円?ぐらいだったので、即購入でした。


 製図用のシャープペンシルは、本来、アルミ製など強度のある造りになっていて、頑丈で重みがあるのです。(その分、ちょっと高めの価格設定だったりします。)
 自分も、以前、別の製図用シャーペンを所有していたのですが、何よりもその重さを使い慣れず、筆記具としての常用はできなかったのです。

 その点、「ステッドラー」のカラーコレクションは廉価版なので、デザインは同様でもプラスチック部分が多くて軽いんですよね。

キャプチャ

 使ってみると、自分にピッタリな感じで、すごく書きやすかったのです。
 まさにフィットした感じでした。

 以来、10年近く使っていると思うのですが、廉価版でも、まだまだいけそうな感じがしています。


 ただ、ここ数年、このシャーペンを文具コーナーで見ないんですよね。

 今回、あらためて調べてみると、え、廃番 ⁉
 まだ、通販では残っているようなのですが、値段も違っていたりして...

 あんまり、シャーペンのまとめ買いってしたことないのですが、こんなにフィットしたシャーペンなら、あの時、もっと買っておけばよかったと思ってる今日この頃なのです。