見出し画像

いろいろな雨が降っている風景(雨歌選集)

 various rains



 今日は、台風の影響で、1日、雨が降ってました。

 一応、秋に降ってるのだから、やっぱり「秋雨」と呼ぶのが正しいのですかね?


 と、思い、検索してみると

 「秋雨」とは9月中旬から10月上旬にかけて降る長雨のことで、秋霖、すすき梅雨ともよばれるそうなので、どうやら違うみたいです。


💧


 今日の雨の呼び方はわからないのですが、調べてみると、実にたくさんの雨があって驚きました。

 日本ではいろんな季節にいろんな雨が降っているので、その様子や時期によって違いを感じ取り、それにあわせた名称をつけていくところは、ほんと、日本らしい感性を感じますね。


 細雨、時雨、村雨、天気雨や通り雨、にわか雨、春雨、五月雨、霖雨、秋雨、氷雨 などなど

 「ゲリラ豪雨」みたいに、近年、現れた「雨」もありますので、数えると、キリがなさそうですね。



💧  💧  💧


 その他にも、あまり知られてませんが、一定の世代の人だけに理解できる雨があるのを知っていますか?


 たとえば

『劇的な雨』

 危険な恋に落ちてしまいそうな時に降る激しい雨のこと、別名ドラマティックレインとも呼ばれ、夜にしか降らないのが特徴である。

    私たちの世代には馴染みのある雨なのです。

    他にも


『いつも雨』

 二人の思い出の中で、いつも同じような場面で降っていた雨のこと。
 人によって降った場面は異なり、場面によって「はじまりいつも雨」や「バカンスいつも雨」などがある。


『最後の雨』

 恋人が別れていく最後の場面で降る雨、心を取り戻せないと知っていながらも、強く抱きしめてしまう場面で降っている。



『優しい雨』

 普通の毎日の中で出会ってしまった、そんな二人の心の隙間に降る雨のこと。
(この雨が降ると「おはよう」とか「こんにちは」とか、男女が交互にあいさつをしたくなるらしい。)



『ただ、雨』

 シンプルに一言でいう雨(レイン)。
 いさかいの中、走り出した君を、行かないでと追いかけて、抱きしめた場面で降るどしゃぶり雨のこと。
 近年では、非常階段で降ることも多いらしい。




 ほんと、いろんな雨がありますね。

 さて、皆さんの世代には、どんな雨が降っているのでしょうか...




💧